長島の湯　オートレストラン長島は、日本三大工業地帯の中で最大・中京工業地帯を走る国道２３号線沿いにある深夜営業の温泉施設.。湯量豊富で透明・琥珀色の源泉がかけ流し、加温加水無しの純源泉風呂もある。

愛知県・岐阜県南部・三重県北部に跨る中京工業地帯は、日本三大工業地帯の中で、従業員・製造品出荷額で最大規模を誇る。
その工業地帯の真っ只中、木曽三川が合流する中州の最先端には、大規模なレジャー施設で、日本最大級のジェットコースターが人気の遊園地・高級温泉ホテルもあるナガシマスパーランド、四季の花々が咲くなばなの里などから成るナガシマリゾート、その北側にゴルフ場・テニス・乗馬クラブ・温泉施設から構成される長島スポーツランドがある。

オートレストラン長島は上記のグループとは関係なく、昼夜に渡ってトラックが列をなして走る国道２３号線に面している。
レストランを併設、大きな駐車場もあって、トラックの運転手も見込んだ深夜営業の温泉施設（１０時～翌朝７時）である。

三重県北部の臨海側は、自噴温泉はないが掘削すると湯量豊富な温泉が汲みあげられる不思議な地帯で、かけ流しの施設も多い。ここのすぐ背後にあるクアハウス長島（長島温泉）、町は異なるがすぐ近くのゴールデンランド木曽岬温泉などもかけ流しだ。

ド派手な外観に圧倒される。庶民的な食事処とゲームーセンターを併設。駐車場はトラックスペースが広く取られている。
年中無休、料金は大人５００円、ワンコインで入浴出来る。

桑名市は三重県の北部に位置し、木曽川・長良川・揖斐川のいわゆる木曽三川（きそさんせん）の河口にある。
伊勢神宮の一の鳥居が設置されるなど、伊勢国の東の玄関口と位置づけられ、また古くから東海道にあって有数の宿場町として栄えた。

桑名宿は東海道５３次の４２番目の宿場で、徳川四天王（酒井・井伊・榊原・本田）の１人、本田家の他、徳川松平家の大名が藩主を務めた桑名藩の城下町でもある。ここは５３次で２番目の規模の大きな宿場で、第１位は一つ手前の５１次「宮宿」である。熱田神宮の門前町であるとともに、旅人は東海道で唯一の海上路である七里の渡しで桑名宿へと向かった。

現在の桑名市は人工が約１４万人の都市で、愛知県と岐阜県に接している。名古屋市から２５ｋｍほどの距離にあり、同市のベッドタウンとして宅地開発が進んでいる一方、機械・金属を柱とする工業都市でもある。
観光スポットとしては、国幣大社の多度大社、高級温泉ホテルの花水木などを有する長島スパーランド、上記の東海道・七里の渡し跡、和洋折衷の建造物で重文の六華苑などがある。

もう一つの露天風呂。浸かった瞬間、湯がザザ～と溢れ出るのが嬉しい。

かけ湯も温泉。サウナもある。

７，８人が入れる露天風呂。太陽に反射する琥珀色の温泉は内湯より美しい。温泉は地下１４００ｍという大深度からの汲み上げ。

タイル張り、３つの浴槽が並ぶ内湯。透明・琥珀色の温泉は泉温５４℃のアルカリ性単純温泉。一ヶ所の浴槽が加温無しで温かった、

桑名市を走る国道２３号線。中京工業地帯の一角故、国道を走る車はトラック・トレーラーが圧倒的に多い。