住 所 | 三重県名張市赤目町柏原1203 |
電 話 | 0595-63-1034 |
交通機関 | 名阪国道針ICから国道369・県道28・国道165号線などで約25km 近鉄赤目口駅から三重交通バス赤目温泉行で3分、木戸口駅下車徒歩5分 |
施 設(日帰り) | 食事処、湯上り処(野外)、駐車場(50台) |
宿 泊 | 26室 平日2人1室1人15,000円~28,000円(離れ) 最新・詳細情報は宿のHPを参照ください。 |
泉 質 | 単純弱放射能泉 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 10時~21時(休前日は15時迄) |
定休日 | メインテナンス日以外は無休のようだが、行く前に、当日、立ち寄り湯ができるか要確認。 |
入浴料金 | 大人800円 |
入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ、家族露天風呂(立ち寄り湯でも別料金で利用可) |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 赤目四十八滝、香落渓、青山高原、室生寺、滝谷花菖蒲園、青蓮寺湖 |
お土産・食事 | 食事処・忍者屋敷 営業時間:11時-15時 16時-20時(オーダーストップ) 喫茶コーナー 営業時間:8:00~21:00 (但し、HPでは日帰り入浴での利用については記載無いので、事前に電話で確認してください) 土産が買える売店あり。 |
近くの温泉 | 香落渓温泉、奥香落温泉、曽爾高原温泉、みつえ温泉 |
名張市HP 観光協会HP 山水園HP |
http://www.city.nabari.lg.jp/ http://www.kankou-nabari.jp/ http://akame-sansuien.jp/ |
赤目温泉 湯元赤目 山水園 (三重県) |
湯上り・待ち合わせコーナー
門をくぐると温泉棟が見えてくる。
途中、何気なく小さな日本庭園が・・
じゃらんクチコミ 総合4.2 (2015年9月18日現在)
改定版 (旧版はこちら)
室生赤目青山国定公園内 、日本の滝100選の赤目四十八滝入口の3kmほど手前にひっそり佇む赤目温泉山水園。温泉は自家源泉の循環使いだが、宿も浴舎もしっとりとした情緒があり、木造と石造の趣きが異なる風呂も風情がある。宿泊したことはないがお気に入りの宿で、今回は6回目、一緒に行ったMKさんとともに入浴、記事も一新した。
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。) |
部屋 | 4.0 | 風呂 | 4.5 |
朝食 | 3.7 | 夕食 | 4.2 |
接客サービス | 4.4 | 清潔感 | 4.1 |
所在地 : 名張市赤目町(なばりしあかめちょう) |
名張市は三重県西部、伊賀地方に位置する人口8万人余の市で、1980年台前半から、名張藤堂家の家紋であった「桔梗」に因んだ桔梗ヶ丘の開発を始めとして、大阪都市圏のベッドタウンとして発展した。
名張市がある伊賀の国は、鎌倉時代以来、有力な武士集団の形成が行われず、多数の小勢力が存在するのみであった。
これらが割拠し互いに敵対するなか、伊賀の国ではいわゆる伊賀忍者が生まれた。
伊賀忍者は現在の伊賀上野市から北伊賀に多かったが、名張周辺の南伊賀では、上級の忍者(服部・百地・藤林の上忍三家)が名張に拠点を置いていたという説がある。
自然にも恵まれ、滝川の上流に多数の瀑布が連なる赤目四十八滝や斧で断ち割ったかのような柱状節理の岩肌が約8キロメートルに渡って続く香落渓などが、三重県から奈良県に跨る室生赤目青山国定公園の中心に位置している。
温泉名 : 赤目(あかめ)温泉 |
貴重品ボックスがあるので安心して、入浴出来る。
藁葺の門が出迎えてくれる。日帰り入浴の受付はこの奥のフロントで行う。入入浴料金は800円、
木材がふんだんに使われた脱衣所は、きれいに整理整頓・清掃が行き届いて清潔感がある。
2000年初版の山と渓谷社の温泉・宿ガイド(東海・奥飛騨)によると、赤目の温泉として、何れも一軒宿の「赤目温泉隠れの湯」と「赤目温泉山の湯」の2温泉に分類されて紹介されている。源泉が異なり、距離的にも離れているためだろう。
前者の旅館は「対泉閣」で、伊賀忍者が厳しい修業をするに相応しい深山幽谷の趣がある赤目四十八滝と指呼の距離にある。
後者の宿は「湯元赤目山水園」で対泉閣の手前3kmほど、名張市郊外の住宅街が途切れてすぐの林間の中に在る。
目の前を湯屋谷川の清流が勢いよく流れ下って、間もなく赤目四十八滝を流れる滝川に合流する。
現在、この2ヵ所の温泉は赤目温泉として一つに括られているが、何れの宿もさほど標高が高くないのに、横を渓流が流れ、鬱蒼とした森の中に在るので、隠れ湯の雰囲気たっぷりだ。
それと同時に、次から次に滝が現れる片道4kmの赤目渓谷を辿るハイキングの絶好のベースキャンプになっている。
湯屋谷川沿いの森の中にひっそり佇む山水園
日本の滝100選の赤目四十八滝は、県境を流れる滝川上流の4kmに渡って多数の瀑布が連なる。写真は荷担滝(観光協会HPから借用)。
上の朱塗りの橋から見た湯屋谷川の清流。
施設名 : 湯元赤目 山水園 (入浴日:2015.9.10) |
「山水園」のエプロンが付けられたシャンプー類。
露天風呂横にサウナが付く。
露天風呂には打たせ湯がある。
今回女性用だった甘露の湯の内湯。こちらは石材がふんだんに使用されていて、硬質な雰囲気。
屋根の付いた吉祥の湯の露天風呂。10人以上が一度に入れるかなり大きな浴槽。
前回撮影した吉祥の湯の内湯。光線と湯気で幻想的に撮れてる。もう一つの甘露の湯より。こちらの方が好みだ。
木の香り漂う内湯、風呂は六角形で、天井が高く湯気抜きが設けられている。入浴料金は800円。
風呂の底は石畳。自家源泉で泉質は単純弱放射能冷鉱泉。透明・無味・無色でこれといった特色は無い。
この時間帯、男性用は斜面を上がった先の吉祥の湯。男女交代するので、宿泊の場合は、もう一つの甘露の湯も入浴出来る。
吉祥の湯への木造・吹き抜けの回廊。風情ある素敵なアプローチだ。
日帰り入浴の場合、本館と反対側にあるこの入口から温泉棟に向かう。水車も置かれていて風情たっぷり。
宿泊していないので、部屋・食事等は評価は出来ないが、風呂の4.5点という高得点は納得出来る。
赤目四十八滝の入口手前3km、横に湯屋谷川の清流が流れる鬱蒼とした森の中に、部屋数26室の山水園がひっそりと佇んでいる。
客室は広い敷地に離れを含めて分散していて、高層の客室棟は見られない。
宿泊料金は15、000円~28、000円(離れ)前後だが、最新・詳細情報は山水園のHPを参照ください。
日帰り入浴なので、料理などを含めた総合評価は出来ないが、じゃらんのクチコミでは、総合4.2で悪く無い(詳細は下記参照)。
風呂がなかなか良くて、特に日帰り入浴の場合、浴舎へのアプローチが風情があり、それぞれ露天風呂が付く「吉祥の湯」と「甘露の湯」は、片方が木、片方が石造りとタイプが異なっている。
特に木材をふんだんに使い、六角形の浴槽を持つ吉祥の湯が趣きがあって素敵だ。