三国温泉 休暇村 越前三国 (福井県)

全国で37ヶ所ある休暇村は、すべて国立公園又は国定公園にある。三国温泉 休暇村越前三国は、越前加賀海岸国定公園内にあり、国の天然記念物である東尋坊へは車で僅か5分の距離にある。リーズナブルな料金で宿泊出来る70室は、すべて日本海を望むオーシャンビューだ。

温泉名 : 三国温泉
「休暇村」は全国に37ヶ所、すべて国立公園・国定公園の恵まれた大自然・景勝地の中、広大な敷地に所在する宿泊・リゾート施設である。
運営は、環境省の外郭団体「財団法人国民休暇村協会(正職員800名臨時職員900名)」が行っている。
休暇村は、行政の運営する各種施設の中では、立地条件・設備などの面でもっとも優れ、そのリーズナブルな料金設定もあって、夫婦・家族・グループ旅行、何れにも向いており手軽に利用できる。


いままでに4回網張温泉休暇村岩手南淡温泉休暇村南淡路めざめ温泉休暇村南紀勝浦休暇村瀬戸内伊予を利用したが、何れも前述の通り国立・国定公園内の広大で美しい風景の中にあり、ロビーやレストランなどのパブリックスペースが大きく取られて、とても快適だった。休暇村 越前三国もオートキャンプも持つ広い敷地、前方にはこの地で暖流と寒流がぶつかる潮境がある日本海が広がる。

平成18年にリニューアルされた本館は越前加賀海岸国定公園内にあり、全70室(和洋室14、洋室19、和室37)がオーシャンビューで、宿泊料金は13、000円~25、000円くらい、カニ解禁の時期に高額プランが出てくる。

風呂は男女別に大きな内湯と露天風呂を有し、泉質は保温効果が高いナトリウム・カルシウムー塩化物温泉。
温泉を持つ休暇村がそうするようにここも立ち寄り湯を歓迎しており、11時30分~15時迄、大人600円で入浴出来る。

住 所 福井県坂井市三国那崎15-45
電 話 0776-82-7400
交通機関 北陸自動車金津ICから20分
JR北陸本線芦原温泉駅→バス2番乗り場から京福バス東尋坊線「三国観光ホテル前行き」で約30分、休暇村越前三国下車
施設 (日帰り) レストラン、売店、駐車場70台
宿 泊 70室(和洋室14、洋室19、和室37)
13,000円~25,000円(最新・詳細情報は休暇村のHP参照
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 11時30分~15時迄 金曜日はメンテナンスのため、14:30~15:00
定休日 不定休
入浴料金 大人 600円 小学生・幼児 450円 3歳以下無料
入浴施設 男女別内湯、男女別露天風呂
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 越前海岸国定公園(東尋坊・越前岬・軍艦岩・亀岩)、福井県立恐竜博物館、丸岡城、永平寺、越前大仏、一乗谷朝倉氏遺跡、越前水仙の里、越前竹人形の里、越前がにミュージアム
近くの温泉 芦原温泉、東尋坊温泉、佐野温泉、越前玉川温泉鷹巣温泉山中温泉、山代温泉、片山津温泉、粟津温泉
坂井市HP
観光HP

休暇村HP
http://www.city.fukui-sakai.lg.jp/
http://kanko-sakai.com/
https://www.qkamura.or.jp/echizen/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

休暇村のパブリックスペースはどこも似てる。広い敷地の先に日本海が見える。外来でもレストランで昼食・喫茶が出来る。(若狭牛石焼きごはん 2040円、辛み蕎麦セット1320円 ソースカツ丼920円)

越前加賀海岸国定公園内にある絶景、東尋坊。地名の由来は、乱暴で恨みを買って此処から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧の名前による。

露天風呂は6mx3mほど、広大な敷地を背景に、雑木だがよく手入れされた木立の中にあり、開放感たっぷりだ。

7mx3mほどの清潔感がある内湯、感触はややきゅきゅ感有るナトリウム・カルシウムー塩化物温泉、口に含むと塩味が残った。循環だが無味無臭の単純温泉でなかったので満足。

日本海に面した海食崖で、険しい岩壁が1kmほど続き、最も高い場所で約25mの垂直の崖がある。東尋坊を構成する岩は安山岩の柱状節理で、これほどの規模を持つものは世界に3ヶ所だけと言われ、地質上極めて貴重で国の天然記念物および名勝に指定されている。

坂井市は福井県の北部に位置し、市の南部を九頭竜川、北部に竹田川が流れ、西部で合流して日本海に注ぎこみ、中部には、穀倉地帯である広大な坂井平野が広がっている。

坂井市には、越前加賀海岸国定公園に属し、断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景観で知られる東尋坊があり、1kmに渡り安山岩の柱状節理の断崖が続いている。

この規模は世界に3ヵ所ともいわれ、国による天然記念物及び名勝に指定され、地質学的にも貴重な場所である。

町域のもう一つの観光地が、国指定重要文化財の丸岡城(日本百名城)である。
現存する天守閣では最古の建築様式を持つ平山城(野の中にある山、丘陵等に築城された城)である。

三国町はかつての北前船の拠点であり、現在は越前がにやアマエビなどの水揚げや上記の東尋坊で有名な港町。港付近の狭い路地には昔ながらの町並みがある。

因みに三国港の突堤は、御雇外国人のジョージ・アーノルド・エッセルにより、オランダの工法を用いた国内最初の港湾施設(エッセル堤)で、国の需要文化財である。

所在地 : 坂井市三国町 

三国温泉は、三国町にある温泉旅館・温泉民宿(合計30軒前後)と東尋坊温泉、休暇村越前三国、公営日帰り温泉施設(三国温泉ゆあぽーと)等から成る結構大きな温泉地だ。

場所も泉質も異なる源泉が3本あるため、三国温泉郷と称している場合もある。

三国温泉の観光資源は、なんといっても冬の越前ガニ(ズワイガニあるいはオスだけの呼称であるマツバガニで知られる)と天下の奇勝・東尋坊である。
民宿が多いのもカニの存在が大きい。

旅館は8軒でさほど多くないものの、日本海を見下ろ磯辺に建つ高級老舗旅館から、公営の国民休暇村、越前ガニをはじめ新鮮な魚介類を食べきれないほど供する温泉民宿、それに漁師が直営する無骨な民宿にいたるまで、予算や旅の目的に応じた宿を選べるのが、ここの温泉地の売り物だ。

また西に向いているため、日本海に沈む豪快・華麗な夕日を見ながら入浴を楽しめるのも大きな魅力だ。
遊歩道も整備されており、オゾンたっぷりの散策も楽しめる。

典型的な休暇村の造り。休暇村は国立公園・国定公園内にあるのが条件、。ここは、越前加賀海岸国定公園内にある。

施設名 : 休暇村 越前三国 (入浴日:2019年10月30日)

東尋坊から僅か数キロ南下した先にある三国温泉。写真は以前に宿泊した三国温泉荒磯亭から撮影した高級旅館・望洋楼