南淡温泉 休暇村 南淡路 (兵庫県)
温泉・施設名 : 南淡路温泉郷南淡温泉 休暇村 南淡路 (入浴日:2019年4月6日)
所在地 : 南あわじ市
住 所 兵庫県南あわじ市福良丙870-1
電 話 0799-52-0291
交通機関 ・神戸淡路鳴門自動車道西淡三原ICより県道31号線を福良方面に約5㎞。 Hotel & Resorts MINAMIAWAJI(旧:南淡路ロイヤルホテル)手前の休暇村案内看板を左折。 50m先のT字路を右折し道なりに約1㎞で休暇村。
・JR山陽本線 三宮駅下車、淡路交通・神姫バス三宮バスターミナルまで徒歩5分。福良行き高速バス約90分で終点福良下車。 バス停より徒歩3分のなないろ館前より、休暇村行き無料シャトルバスで約10分。
施 設(日帰り) レストラン、喫茶 、売店、キャンプ場、天文台、カラオケ、駐車場(100台)
宿 泊 81室(洋室33 和室48 バリアフリー部屋有り
平日1泊2食付概ね16、000円~20、000円
 詳細・最新情報はここのHP参照
泉 質 カルシウムー塩化物冷鉱泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 12~15時(終了)
定休日 無休
入浴料金 大人820円 
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1足湯
観光スポット 大鳴門橋記念館(うずしお科学館)、淡路人形浄瑠璃館、渦潮観潮船、黒岩水仙郷、淡路ファームパーク、鳴門岬公園等
お土産・食事 当施設内、道の駅「うずしお」、大鳴門記念館等で
近くの温泉 うずしお温泉、潮崎温泉、サンライズ温泉など
南あわじ市HP
休暇村HP
南淡路温泉郷HP
https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/
http://www.qkamura.or.jp/awaji/
http://minamiawaji-onsen.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

南あわじ市は、兵庫県の淡路島(北方領土を除いて、島としては5番目の大きさで、東京23区の面積に等しい。淡路島の南端に位置し、兵庫県全域の2.7%を占めるに過ぎず、人口も約47千人の小さな市である。
播磨灘・鳴戸海峡・紀伊水道に面しており、鳴戸海峡を挟んで徳島県と接し、兵庫県下の自治体で唯一太平洋に面している。

神戸市から60km、大阪市から80km圏にあり、市の中央を走る神戸淡路鳴門自動車道によって、明石海峡大橋を経て神戸へ60分、大阪へは90分、また、大鳴戸橋を経て徳島まで40分の距離にある。

三原川流域に広がる三原平野で生産されている甘くて柔らかい淡路産タマネギは、北海道、佐賀県に次ぐ生産地で、関西の人は淡路島と言えばタマネギを思い浮かべる。

兵庫と徳島の県境、鳴門海峡では、世界でもめずらしい巨大な渦潮を見ることができる。
約6時間ごとに起こる潮の干満によって、潮が高い海から低い海へ流れる時に生じる現象で、一年で最も潮の干満の大きくなる春には、潮流は時速30キロメートルになり、う渦の大きさ30メートルに達する。

観潮船に乗船して間近で渦潮を見ることが出来、また大鳴門橋に遊歩道「渦の道」が設けられていて、真上から渦潮を見ることが出来る。
現在、地元ではこのうず潮を世界遺産登録に向けた活動を本格的に開始している。

鳴門海峡・大鳴門橋を見下ろす高台にある南淡温泉 休暇村 南淡路に17年ぶりに立ち寄った。不完全ながら今流行のインフィニテイ(空・海・湯面一体)露天風呂からの風景が素晴らしかった。

南あわじ市にある6つの源泉、幾つかの宿や日帰り施設を括って南淡路温泉郷と称している。
この中で、大型宿泊施設を持つのは南淡温泉と潮崎温泉で、いずれもオーシャシャンビューが売り物だ。
小さな旅館数軒の他に温泉民宿が多数点在するのがうずしお温泉で、独自のHP(うずしお温泉組合)を有している。
どこの温泉も大深度の掘削動力汲上温泉だ。

・南淡温泉 : 休暇村南淡路南淡路ロイヤルホテル

潮崎温泉 : ホテルニューアワジ プラザ淡路島
筒井温泉 : ゆーぶる(潮崎温泉併用)
三原温泉 : さんゆ~館
うずしお温泉ゆとりっく慶野松原荘など
サンライズ温泉:サンライズ淡路


「休暇村」は全国に37ヶ所、すべて国立公園・国定公園内の美しい自然・景勝地の中、広大な敷地に所在する官営のリゾート施設である。
運営は、環境省の外郭団体「財団法人国民休暇村協会(正職員800名臨時職員900名)」が行っている。
休暇村は、行政の運営する各種施設の中では、立地条件・設備などの面でもっとも優れ、そのリーズナブルな料金設定もあって、夫婦・家族・グループ旅行、何れにも向いており手軽に利用できる。


休暇村南淡路は、昭和9(1934年)、日本で最初に国立公園に指定された瀬戸内海国立公園内にある。

(この公園は、備讃瀬戸を中心に紀淡・鳴門・関門・豊予の4つの海峡に囲まれた地域のうち、広い海域とそこに点在する島々、それを望む陸地の展望地が公園区域として指定されている。その範囲は1府18県にまたがり、海域を含めると90万haを超え、国内で最も広い国立公園だ。)

眼前に鳴門海峡と大鳴門橋を望む高台にあり、部屋数は81室(洋室33和室48)と大型、宿泊料金は概ね16,000円~20.000円の範囲だ(詳細最新情報はHP参照ください)。


温泉は、男女別の大浴場と露天風呂が有り、日帰り入浴も可能だ。
露天風呂は、不完全ながら海側の湯面がオーバーフローする平面構築(インフィニティー構造)で、湯に浸ると周りの景観に取り込まれ、空と海と風呂との一体感を体感できる

世界文化遺産登録に向けて準備が進む鳴門の渦潮(写真は南あわじ市HPから借用)。観潮船にのって見ると思わず悲鳴を上げてしまう迫力がある。

駐車場から見り鳴門海峡。

部屋数81室の大型旅館。じゃらんクチコミでは総合4.3で宿泊者の満足度が高い、

露天風呂から一段高い場所にある十角形ジャグジー温泉の泉質はカルシウム-塩化物冷鉱泉

鳴門海峡、その先に大鳴門橋を臨む絶景の露天風呂。今流行の湯面は海側に溢れるインフィニティ風呂を謳ってるが、先だって入浴した同じ休暇村の紀州加太(記事後日)の露天風呂のような空・海、湯面の一体感は薄かった。

南淡温泉休暇村南淡路から遠望する大鳴門橋。

日本の道100選に選ばれた大鳴門橋は橋長1629m、兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市間の鳴門海峡の最狭部を結ぶ吊り橋。この下に遊歩道が設けられ、渦潮を真上から見下ろせる。

大きなガラス窓の明るい展望大浴場と露天風呂があり、鳴門海峡を見晴らす眺望が自慢

内湯は大きな窓ガラスからの光線で明るい。日帰り入浴は、12時~15時、料金は大人820円。