旅館は洋室・和室・和洋室など、料金は10,000円前後〜。詳しくはここ参照。
東九州自動車道臼杵ICから1.5km、国宝・臼杵石仏の手前にある複合施設の臼杵温泉 臼杵 湯の里。その日帰り温泉施設 薬師の湯で入浴した。
露天風呂は、残念ながら湯が張られておらず入浴出来なかったが、内湯で皮膚に泡が付着する温泉で満足した。
臼杵市は、大分県の東南部に位置し、東は豊後水道に面した臼杵湾に臨み、南西部は姫岳などの山稜が津久見市・佐伯市と接している。
市域を流れる臼杵川や末広川沿いには水田や畑が広がっている。
臼杵は、キリシタン大名として有名な大友宗麟が築城した臼杵城の城下町で、大友時代の南蛮文化、キリシタン文化の歴史を感じることが出来る。
江戸時代に入ると、美濃(岐阜県)の郡上八幡から稲葉氏が入封して臼杵藩5万石を統治した。
その当時の町割りの絵図が保存されているが、現在もそのままの町並みとして残っていて、商家や武家屋敷、神社仏閣も多数現存している。
臼杵と言えば国宝の磨崖仏だ。大日如来像に代表される臼杵石仏は60余体に及び、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻された。
その規模と数量において、また彫刻の質の高さにおいて、わが国を代表する石仏群であり、平成7年6月には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定された。
住 所 | 大分県臼杵市大字深田字中対田12組 |
電 話 | 0972−65−3711 |
交通機関 | 東九州自動車道臼杵ICから国道502号を臼杵磨崖仏方面へ1.5km JR日豊本線臼杵駅から臼杵交通バス三重町行きで23分、深田下車徒歩3分 |
施設(日帰り用) | 食事処、甘味処、大仏殿、売店、駐車場 |
宿 泊 | 旅館の臼杵 湯の里で可能 10,000円前後〜 |
泉 質 | ナトリウムー塩化物温泉 (pH8.2 弱黄褐色 中塩味) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) | 10時〜22時30分 |
定休日 | 無休 |
入浴料金 | 大人500円 1歳〜小学生300円 |
入浴施設 | 内風呂:男女各1、貸切風呂4(1時間2000円) |
浴室備品 | シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー |
観光スポット | 国宝・臼杵石仏、臼杵城跡、二王座歴史の道・旧真光寺、稲葉家下屋敷(稲葉家別邸) |
お土産・食事 | 当館で可能 |
近くの温泉 | 鷺来ヶ迫(ろくがさ)温泉、明野アサヒ温泉 ぶんご温泉、大分森温泉、別府温泉、竹田温泉 |
臼杵市HP 観光協会HP 臼杵湯の里HP |
http://www.city.usuki.oita.jp/ http://www.usuki-kanko.com/ http://usuki-yunosato.com/ |
今回の九州行の往路は、大阪からフェリー利用で別府港に愛車と共に上陸。かねてから行きたかった臼杵の磨崖仏を観光することは早くから決めていたが、せっかくならここの写真を使える温泉に入りたい、ということで探したらぴったりの温泉があった。
臼杵温泉は、東九州自動車道臼杵ICから1.5kmほどの至近にあり、しかも磨崖仏方面に向かう途中という絶好のロケーションにある。しかもかけ流しのマークが付いていたので、躊躇することなくこのプランで行くことにした。
先ずは上掲の磨崖仏を観光、その後すぐ近くの臼杵温泉に戻った。
「臼杵 湯の里」は旅館・食事処・温泉施設から成る複合施設だ。これ以外に、どんな仏像か分からないが80体を集めた大仏殿があるそうで、ちょっと怪しげな雰囲気もある。
この内、温泉施設部分が、「臼井 湯の里 薬師の湯」で、男女別の内湯と貸切風呂、他に貸切風呂4ヶ所(内湯2露天風呂2)がある。
年中無休で営業時間は10時〜22時30分、入浴料金は大人500円。
石仏群で最も優れた阿弥陀三尊像は平安後期の作。大阪南港からフェリーで別府港上陸。真っ先に名高い国宝の石仏を見たくてやって来た。
切れ長の目、気品あふれる古園石仏(大日如来像)は平安後期の作。
中央に地蔵菩薩を据えた地蔵十王像は鎌倉期の作。
手元のガイドブック(まっぷる日帰り温泉 九州 2013年版)によれば「自家源泉(ナトリウムー塩化物温泉) かけ流し」となっているが、ここのHPにもパンフレットにもその記載がない。かけ流しならそれを最大限謳うような施設なのだが・・・。
源泉は1330mの大深度から動力浮揚しており、僅かに黄緑色、なめらかな感触で、口に含むと少しの塩味、しばらく浸かってると泡が付き始めた。
当日の男性浴室はエレベーターで上がった3階。3mx7mほどの大きな浴槽で、茶色い湯の華が浮かんでた。
当日、何故か露天風呂に湯が張られていなかった。