花樹海温泉 喜代美山荘 花樹海 (香川県)

高松駅から東へ車で10分、壇ノ浦の戦いで有名な源平合戦の舞台、屋島をはじめ瀬戸内の島々を見下ろす高台に立つ花樹海温泉。その一軒宿、花樹海に宿泊、広大な栗林公園観光などの観光や本場の讃岐うどんを賞味した。

讃岐うどんは何十年も前に、勤務してた高松支店に出張の際に食べたが、近年は出身高松でなく神戸発祥の丸亀製麺で食べている。今回は久しぶりの地元での讃岐うどん。ガイドブックで見つけたカルボナーラうどんの元祖、「手打ち十段うどんバカ一代」で釜バターうどん(490円、右の皿は別料金))を食べた。

史跡高松城址を整備した玉藻公園。日本有数の水城で三方の濠に海水が引き込まれている。写真中央、背後左手は、高松市の新しいランドマーク、30階建ての高松シンボルタワー。

じゃらん クチコミ評価 総合 4.3 (2019.10.16現在)

夕凪の湯 HOTEL 花樹海の館名もある。

前菜 蓋を取ると右のようになる。繊細で手が込んでいた。

風 呂

浴室入り口

園内には6つの池、観光用の周遊和船もあり一歩一景と言われる。広大な園内を一周するには1時間以上かかり、脚腰に支障がある我々には無理、半周程で切り上げた。

店内は1時を過ぎていたがこの混雑。有名人の色紙が張り巡らされていた。

高松市多賀町1-6-7
電話:087-862-4705
時間:6-18
駐車場20台
食べログはこちら

焼物:国産牛の香味焼き(揚葱・ミニトマト)・・・ボリュム有り・味付け好み

造り:鰆平作り、鯛剥ぎ作り、烏賊・・新鮮そのもの。

留肴:カラッとして小ぶりの天麩羅(海老・東寺揚げ・野菜・美味だし)で最後の料理にもかかわらず美味しく頂けた。

桜餅、はなみ団子、菜の花、茶巾、地海老、玉子松風、筍饅頭(蟹身・花麩・若芽あん・木の芽)、鴨ロース蒸し、季節の炊き合わせ、蓬豆腐(おくら・甘海老・いくら・木の芽・美味だし)

展望大浴場は三槽から成る。180度の大パノラマ、瀬戸内海と高松市街が眼下に拡がる素晴らしい眺望だが、やや温もりに欠ける。露天風呂はないが、この眺望風呂で十分だ。

館内から屋島をはじめとする瀬戸内の島々と高松市街を一望出来る。

              栗林(りつりん)公園
紫雲山を背景に、面積75 ha、文化財庭園では国内最大の広さを持ち、日本三大公園の偕楽園・兼六園・後楽園に優る公園と言われる。

一晩寝かせた麺は、モチモチ感がありながらつるりとした喉越しだ。

所在地 : 高松市西宝町

料 理

夕食は花樹海オリジナルの食前酒の後に下の料理が・・クチコミ評価の食事のポイントが高いのが頷ける、見て良し、食べて良しの夕食・朝食だった。

朝 食

部 屋 4.3 風 呂 4.2
朝 食  4.4 夕 食 4.3
接客・サーブス 4.4 清潔感 4.3

高松駅から車で10分足らずの小高い丘の中腹にある。9階建てだが、丘の斜面に造られており、客室はこの玄関から下にある。栗林公園、屋島、金比羅山、小豆島など瀬戸内の島々へのアクセスが良好だ。

花樹海は、高松駅から東へ4kmほど、峰山緑地公園の東側斜面に位置し、高松市のシンボル、源平合戦の舞台となった屋島をはじめ瀬戸内の島々を見下ろす高台にある。

客室数40の老舗中規模旅館、
和室中心だが、和洋室・洋室も有り、専用露天風呂が付く部屋もある。

料金は、15,000円~30,000円(2食付平日2人1室1人)程度だが、各種条件で変動するので、最新詳細情報は、宿のHPを参照ください。


瀬戸内の宿なので料理は海鮮メインの会席料理が中心だが、オリーブ牛をメインとする夕食も可能だ。
チェックインが午後4時と今時珍しい遅さで、善処をお願いしたい点だ。

創業は昭和3年だが、温泉の開湯は平成10年とあるので、温泉旅館としての歴史は浅いようだ。

泉質は、以前は単純弱放射能泉だったが、現在のHPではナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉とあるので、近年のボーリングで新たな温泉を掘削したのかもしれない。pH9.0の重曹泉からすれば、かなりのぬるすべ感を期待できるはずだが確認を怠った。

日帰り入浴可能が可能、受付時間は午前11時~15時で、入浴料金は大人1000円だ。

南北に台状地が伸びる屋島。ここの檀ノ浦で、源平合戦)における重要な局地戦、屋島の戦いが繰り広げれらた。

香川県は全国で一番小さな県で、高松市はその県庁所在地だ。

同市は四国の北東部、香川県の中央に位置し、もともとは瀬戸内海に面する港町で、かっては国鉄の宇高連絡船が就航していた。
四国への連絡口として四国を統括する国の出先機関や企業の四国支社、四国電力やJR四国の本社が置かれていている。


江戸時代は、御連枝の高松松平家(水戸徳川藩の分家)が治める高松藩の城下町として栄えた.。
瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ城は日本三大水城として知られていたが、明治維新の際に取り壊された。

現在、城跡は玉藻公園として整備され、園内には国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、披雲閣があるほか、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園がある。


高松市の最大の観光スポットは言うまでもなく栗林公園だ。
全国に24ヶ所ある特別名勝の庭園の中で最大の広さを誇り、敷地面積は東京ドーム16個分に相当する。
紫雲山の東麓、6つの池と13の築山、1000本の見事な手入れ松、四季折々花木が植栽され、「一歩一景」と呼ばれる景観が造り上げられている。


香川県には、もう一つ大きな観光資源がある。日本三大うどんのトップを走り、ツヤとコシが売り物の讃岐うどんだ。
県下には、オーソドックスなものから進化形のうどんを出す650軒のうどん店がある。香川県は冗談と断った上で、香川県はうどん県に改名したとの宣言を行って、全国的な話題となった。

露天風呂付だが一番安い和洋室にしたので眺望が無い201号室だが、椅子が二脚置かれていたのがありがたかった.。宿のパンフレットによれば「デザイナーズルーム 木漏れ日の刻」と謳ってる。料金は平日2人1室1人18,300円(税込)だった。
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)
住 所 香川県高松市西宝町3丁目5-10
電 話 087-861-5580
交通機関 JR予讃線高松駅から車で10分
高松自動車道高松西ICから8km
宿 泊 40室 15,000円~30,000円前後 詳細・最新情報は宿のHP参照ください。
泉 質 ナトリウム炭酸水素塩泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
日帰り入浴 午前11時~午後3時 大人1000円
入浴施設 内湯男女各1(露天風呂無し)
浴室備品(立ち寄り湯) シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 栗林公園(ミシェラン★★★)、琴平(金比羅さん)、史跡高松城跡・玉藻公園、サンポート高松、屋島(スカイウェイ)、古代山城屋嶋城、北浜alley、四国村脇町(徳島県 うだつの町並))
近くの温泉 城山温泉、あじ温泉、こんぴら温泉、塩江温泉郷(行基の湯、奥の湯温泉)
香川県観光HP
高松旅ネット
花樹海HP

https://www.my-kagawa.jp/
https://www.takamatsu-kankou.net/
https://www.hanajyukai.jp/
夕 食

園内には、このような古木を含め1000本の松が植樹されて、園内を重厚に仕立てている。

パン食を選んだ。日本の旅館・ホテルには珍しくチーズ(右)が充実していて驚くも嬉しかった。

「立派な石造り或いは檜露天風呂で、かつ沸かし湯でない温泉が給湯される部屋は30000前後になるのでパス。写真は花樹海のHPから借用。

ツインを確認しての予約。2人とも普通の布団は勿論、和風ベッドでも起きるのが辛い。

食事:炊き込み御飯・赤だし・香の物

口直し本日のデザート

強肴:蛍烏賊沢煮鍋(葱・韮・榎木・豆腐・生麩・柚こしょう・讃岐うどん)・・・食材の取り合わせが良く、上品な出汁になって美味しい讃岐うどんだった。

広くて清潔な脱衣所。鍵付ロッカーもある。

ジャグジー露天風呂(非温泉は承知の上)

温泉・施設名 : 花樹海(はなじゅかい)温泉 喜代美山荘 花樹海 (宿泊日 2019.4.5)

高松市のシンボル、特徴あるフラットな屋島が横たわる。

重曹泉でしかもpH9なので、かなりのぬめり感が有ったはずだが、確認を忘れた。

フロント・ロビー周辺

テラスからの眺望が上の通り。