塩江温泉郷 新樺川観光ホテル (香川県)

宿泊してないので上記の点数が妥当か分からないが、館名の通り一昔前の観光ホテルの雰囲気がたっぷりだ。

美合温泉 阿讃琴南をチェックアウトし、この日に宿泊する花樹海温泉 花樹海に向う途中、讃岐山脈の懐を源とする清流・香東川河畔に湧く塩江温泉郷の残り少なくなった宿で、74室の風呂がすべて掛け流しの新樺川観光ホテルに立ち寄った。

施設名 : 新樺川(しんかばかわ)観光ホテル (入浴日:2019.4.5)

所在地 : 高松市塩江町

塩江温泉は、讃岐山脈から流れ出してくる香東川の畔に最盛期には20軒ほどの旅館が立ち並ぶ、四国では道後に続く大きな温泉地だった。

それが、現在は10軒ほどまでに減少している。それも数キロ離れた温泉宿も含ませるため、塩江温泉から塩江温泉郷(塩江・樺川・奥の湯・さぬき)と名称を変えての数字だ。
現在営業してる旅館一覧を把握しようとしたが、インターネットでは5軒までしか掴めず、いまはさらに減少してるのかもしれない。

山峡にあるこの温泉の開湯には、、行基や弘法大師まで登場するのご愛敬として、江戸時代には湯治場として利用されているので、歴史ある温泉地であることは間違いないようだ。
かって讃岐の奥座敷という位置付けにあったようだが、誰が付けたのだろうか「讃岐の箱根」はいくら何でも名前負けだ。

日帰り温泉施設として、「道の駅しおのえ」敷地内に「行基の湯」がある。ここは、リニューアルのため一時閉鎖されていたが、平成30年11月に再開した。

香川県は全国で一番小さな県で、高松市はその県庁所在地。
四国の北東部、香川県の中央に位置し、もともとは瀬戸内海に面する港町で、かっては国鉄の宇高連絡船が就航していたこともあり、四国の連絡口として四国を統括する国の出先機関や企業の四国支社、四国電力やJR四国の本社が置かれていている。


江戸時代は、御連枝の高松松平家(水戸徳川藩の分家)が治める高松藩の城下町として栄えた.。瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ城は日本三大水城として知られていたが、明治維新の際に取り壊された。現在、城跡は玉藻公園として整備され、園内には国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、披雲閣があるほか、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園がある。

高松市の最大の観光スポットは言うまでもなく栗林公園だ。
全国に24ヶ所ある特別名将の庭園の中で最大の広さを誇り、敷地面積は東京ドーム16個分に相当する。
紫雲山の東麓、6つの池と13の築山、1000本の見事な手入れ松、四季折々花木が植栽され、「一歩一景」と呼ばれる景観が造り上げられている。


塩江(しおのえ)町は、香川県のほぼ中央部最南端にあり、南は徳島県に接している。県都の高松市中心部まで約25km、車で約40分の距離にある。
町の総面積の84%が山林を占め、南に行くほど標高が高くなる。1000m級の山が背後に控え
町全体が阿讃山麓自然休暇村に含まれている。

壁がタイル張り、床と浴槽が石で無機質な雰囲気、それに湯気が立ってない湯口から温泉が落とされていない無音の浴室での1人入浴、写真も温もりの無いものになってしまう。温泉はpH8を超えるアルカリ性の単硫黄泉泉でしっとり感がある。

上の自撮り写真があまりにも温かみがないので、当日の女性用内湯写真を当ホテルHPから借用して貼付けた。浴室内の掲示では、湯量が1700ℓ/分と膨大だが、温泉は加水は無いものの循環利用! 何故?。74室の風呂がすべて掛け流しになっているので、こちらに重点を置いてるのかもしれない。

露天風呂は元気があった。日帰り入浴を歓迎していて、入浴時間は10時30分から21時(受付20時)、入浴料金は大人820円(65歳以上は620円)。

住 所 香川県高松市塩江町安原上東1-6
電 話 087-893-1200
交通機関 高松自動車道高松西ICから国道193号で約21km
JR高松駅からことでんバス塩江行で75分塩江下車、そこから送迎車(宿泊の場合)
施 設(日帰り) レストラン(11:30~14:00)、売店駐車場100台
宿 泊 74室(洋室12,和室62)
2食付1人10,000前後~ 詳しくは宿のHPを参照ください。
泉 質 単純硫化水素泉 (1700ℓ/分 泉温18.5~21℃ pH8.3)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(外来) 10時~21時 
定休日 無休
入浴料金 大人820円(65歳以上620円)
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1
浴室備品(立ち寄り湯) シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 栗林公園(ミシェラン★★★)、史跡高松城跡・玉藻公園、サンポート高松、屋島(スカイウェイ)、古代山城屋嶋城、北浜alley、四国村脇町(徳島県 うだつの町並))
お土産・食事 食事:館内レストラン可、さぬきうどん(周辺に店多数)
近くの温泉 塩江温泉郷(行基の湯、奥の湯温泉)、薬師湯温泉、美馬温泉
香川県観光HP
高松旅ネット
塩江温泉HP
新樺川観光H
https://www.my-kagawa.jp/
https://www.takamatsu-kankou.net/
https://www.shionoe.jp/
https://www.shinkabakawa.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

塩江温泉から3kmほど離れた所にある新樺川観光ホテル(隠れているがもう一棟ある。)

温泉名 : 塩江(しおのえ)温泉郷

高松城跡の玉藻公園。背後左手が高松市の新しいランドマーク、高松シンボルタワー。

6つの池、観光用の周遊和船もある。

香川県は650軒の讃岐うどん店があるうどん県。写真左は「うどんバカ一代」の釜バターうどん。

         栗林(りつりん)公園
紫雲山を背景に、面積75ha、文化財庭園では国内最大の広さを持つ)公園。
明治時代、文部省の高等小学読本では、日本三大公園の偕楽園・兼六園・後楽園に優る公園と記されている。
6つの池、13の築山、手入松が1000本に楓や躑躅が多数植栽され、四季折々の景観は一歩一景と言われている。

部 屋 3.9 風 呂 4.3
朝食 3.3 夕 食  3.9 
接客・サービス 4.0 清潔感 3.4 

じゃらん クチコミ 総合3.9 (2019.7.18現在)

80年代の懐かしいレトロな雰囲気。館内の古さは否めないが、広々としてるのが心地よい。部屋数74室(洋室12、和室62)とかなり大きな旅館で、全室に付く風呂全部に温泉が落とされている。1泊2食付で10,000円程度から泊まれる。最近のテレビ番組で見たが、アジア系団体客の受け入れが多いようだ。