三瓶山は出雲と石見を分ける国境の山。標高1126mの男三瓶を中心に女三瓶、子三瓶、孫三瓶など6つの山が環状に連なっていて、山麓には上の写真のようななだらかな高原が広がっている。
三瓶温泉は孫三瓶の南麓、標高500mの高原に湯煙を上げている。
昭和34年までは志学温泉の名で湯治場として知られていたが、厚生省(当時)が国民保養温泉地に指定、その際に温泉名を現在の三瓶温泉に変更した。
当時は炭酸泉も湧出しており、ラムネを製造していたが、昭和38年の雪崩で埋没してしまった。
現在の源泉はそれ以降のもので、温泉街から少し離れた山腹にある湯元旅館の先に湧き出ている。
1分間に2500リットルの湯量を誇る三瓶温泉だが、現在の宿泊施設は、周辺の小屋原温泉や池田ラジウム温泉を含めて旅館が6軒の他、若干のペンションと2ヶ所の共同浴場がある。
大田市は島根県の東西中央部に位置し、日本海に面する。松江市からは約70q、浜田市からは約65q、広島市からは約130qの距離にある。
本地域の北部は日本海に面しているが、急峻な中国山地が海岸に迫っているため山林原野が多く、平坦地が少なくなっている。
中央部には平成19年7月2日に日本では14番目、鉱山・産業遺跡としては初の世界(文化)遺産に登録された石見銀山遺跡がある。
また、南東部には大山隠岐国立公園に属する三瓶(さんべ)山(1126m)が特異な山容を見せている。
ランクC火山に指定される三瓶山の男三瓶山北麓に広がる自然林は、「三瓶山自然林」として国の天然記念物に指定されている。
地質的には白山火山帯に属することから、温泉津や三瓶などの温泉に恵まれている。
住 所 | 島根県大田市三瓶町志学 |
電 話 | 0854−83−3311 |
交通機関 | 中国自動車道三次ICから約67km JR山陰本線太田市駅から石見交通バス三瓶温泉行きで40分、三瓶温泉下車(徒歩時間不明) |
施設(日帰り用) | 休憩室 駐車場数台分有り(当日、館の前工事中だったため、詳細不明) |
宿 泊 | 不可 |
泉 質 | ナトリウム―塩化物泉(含塩化土類食塩泉) 39.2℃ 2500L/分 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
日帰り入浴時間 | 冬季:14時〜20時(入館は19時まで) 夏季は不明 |
定休日 | 無休 |
入浴料金(立寄り)) | 大人300円 子供(5歳〜15歳)150円 |
入浴施設 | 内風呂男女各1 |
浴室備品 | ボディソープ・シャンプー類は無し ロッカー有り |
観光スポット | 石見銀山・三瓶山・羅漢寺 |
お土産・食事 | 温泉街で可能と思うが確認していない。 |
近くの温泉 | 湯抱温泉・千原温泉・小屋原温泉・池田ラジウム温泉・潮温泉・湯迫温泉 |
太田市HP 観光協会HP |
http://www.city.ohda.lg.jp/ http://www.visit-ohda.jp/ |
施設名 : 志学薬師 鶴の湯 (入浴日:2010.4.19)