店舗名 |
御菓子司 春日庵 |
住 所 |
奈良市中新屋29 |
電 話 |
0742−22−6483 |
商 品 |
さつま焼 |
分 店 |
春日庵:橿原市南八木町2−1−15
電話:0744−22−6129 |
格子戸の家が多い奈良町にある。
近鉄奈良駅から南へ徒歩15分の距離に、世界遺産に登録された元興寺極楽坊があります。
その元興寺一帯は、昔から「奈良町」と呼ばれ、入り組んだ路地が多く、江戸・明治時代の町家の面影を残す格子戸の家を数多く見かけます。
奈良町(という住所は無い)には、町屋や民家、蔵などを生かした飲食店や老舗の菓子店・小間物店、ギャラリーそしてミュージアムなどが数多くあり、ノスタルジーを感じます。
その一角に明治30年創業の老舗菓子司・「春日庵」があります。
私がこの店の名を知ったのは、奈良を地元とするある方から、ここの「さつま焼」をいただいたときでした。
この日、1週間で2度目の奈良町探訪を行い、帰りがけに偶然、春日庵の前を通りました。
すぐに店内に入り、創業以来一筋の名物「さつま焼」を求めました。
1個140円を5個、帰宅してさっそくいただきました。
小麦粉と卵で練った皮にアンを詰めて、こんがりと焼いてます。
アンは北海道産の小豆で仕上げてこしアンです。
私は、最初、アンか皮にサツマイモが使われているものと思ってましたが、形がサツマイモに似せていることからくるネーミングでした。
完全な手作りなので、一個一個の形が違っています。
食べたときのホッコリ感は、焦げ目があることも合って焼き芋に少し似ています。
アンはなめらかでほんの少し甘めに感じました。
とても素朴でほのぼのしたお菓子です。
創業明治30年、銘菓「さつま焼」一筋
看板が歴史を感じさせる。
形がサツマイモに似ているので「さつま焼」