千寿庵 吉宗 (奈良市)
東大寺建立当時の建造物である国宝・転害門の前の通りは南紀に続く国道169号線の起点であり、旧街道の雰囲気を残している。
その中ほどに、なまこ壁にいかにも老舗らしい大看板を掲げる和菓子舗「千寿庵吉宗」が建つ。

主要扱い品は、名物のわらび餅の他、三笠・ドラ焼き・饅頭・季節の和菓子、それに色取り取りの和菓子を2段重ねの化粧箱に詰めたお菓子文庫が贈呈用に人気がある。

本店・各支店に入ると、先ず黄な粉がかけられたプリプリのわらび餅とお茶が供されて、まずはこれで一服してから商品を選び購入する。
名物のわらび餅は、国産の本わらび粉と甘藷でんぷんを使用し、半日かけて作り上げるという。その作りかたは、先代庵主が古文書に基づき再現させたそうだ。
本店住所 奈良市押上町39番地の1
電話番号 0742−23−3003
0120−300−327(FD)
支店 名阪天理店・学園前南店・押熊店・近鉄奈良駅店
(各支店の住所はHP参照)
扱い商品 わらび餅、、三笠、どら焼、饅頭、季節の和菓子等。
また、詰め合わせ商品「御菓子文庫」は、贈答品などに重宝されている。
ホームページ http://www.senjyuan.co.jp/
なまこ壁の千寿庵吉宗の本店。
店舗内、さまざまな和菓子が並べられている。わらび餅とお茶を頂いてから品物を買い求める。
黄な粉をかけて頂くわらび餅(525円)。日持ちするものもある。第21回全国菓子大博覧会にて内閣総理大臣賞を受賞している。
2段重ねのお菓子文庫。美しい包装の菓子が詰めあわされて、どれを頂くか迷う。
帰京するとき、土産として必ず千寿庵吉宗のわらび餅を買い求める。