黒い格子戸の町家が連なり、まるで明治・大正時代にタイムスリップしたような奈良町のほぼ中心地・奈良町資料館のすぐ近くに吉田蚊帳(株)がある。
同社は、大正10年の創業以来、蚊帳の製造を行ってきた奈良町の老舗の一つで、今もこれを製造して販売している。
しかし、近年、蚊帳を知っている人が少なくなってきて、実際、自分の家でこれを吊ることはほとんど無いだろう。
そんなわけで、現在は、蚊帳生地を使って様々なものを製造し販売をしている。
奈良町の風情ある店で現物を見ながら商品を選択するのが好ましいが、遠隔地の方はインターネット(下記)で購入することが出来る。
尚、記載の価格はインターネット上の購入価格。
蚊帳のれん。
蚊帳生地で暖簾を作り、手染めで一枚ずつ染めている。
染め方は、安い順序に「無地染め」「ぼかし染め」「ぼかし染め」となっていて、一番安いもので5,460円(税込み)からある。
蚊帳生地の風合いは、和室にも洋室にもマッチし、タペストリーや間仕切りとしても使用できる。
吉田蚊帳の本社・店舗、母屋は築100年以上
蚊帳生地を使ったも「ならまちふきん」。吸水性が高く毛羽がつきにくい。価格は260円から。
左の写真
・テーブルクロス(98x195cm)
麻・レーヨン混紡で、価格は5,040円
・コースター
麻・レーヨン混紡で、価格は310円
・ランチョンマット
麻・レーヨン混紡で、価格は1,050円
店舗名 |
吉田蚊帳『株) |
住 所 |
奈良市芝新屋町1 |
電 話 |
0742−23−3381 |
商 品 |
暖簾、ならふきん、テーブルクロス、コースター、ランチョンマット |
営業時間 |
午前9時〜午後6時 |
定休日 |
無休 |
アクセス |
近鉄奈良駅から徒歩15分、駐車場2台 |
URL |
http://www.kcn.ne.jp/~yoshida/ |
2006.3.14作成