湖 月 (奈良市)
アッと驚く巨大ドラ焼き「みかさ(焼き)」を販売する老舗和菓子店。

奈良の食の特産品としては「奈良漬」「三輪ソーメン」「柿の葉寿司」が御三家だろうが、もう一つ忘れてならない物がある。
それが大きなドラ焼き「みかさ」である。

中でも、湖月のものは直径16cmもあり、他の店で売っているものより一回り大きく思えます。
値段も他のみかさが500〜600円程度だが、ここのは700円(消費税込み735円)である。

容積・重さにして、普通のドラ焼きの4,5倍の大きさがある。我が家では8分割して食べているが、4分の1、あるいは甘党でかつ糖尿病の心配の無い方は、丸ごと一個にチャレンジすることも自由です。

三笠の名の由来は、三笠山の形に似ているためか、阿倍仲麻呂

「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に出でし月かも」の月をイメージしたものだろうか、などと考えを巡らしたが、どうやら前者のようらしい。
つぶ餡とこし餡の2種類がある。必ずどちらがいいか聞かれるので、予め決めておきたい。
ふんわりした2枚の円盤状のカステラで、甘味を抑えた上品な小豆餡(丹波産の大納言を使用)を挟み込んでいる。
近鉄奈良駅出口、行基の銅像の前、東向商店街の入口にある。店内の甘味処で、みかさやアンミツなどを喫することも出来る。
奈良名物の巨大ドラ焼き「みかさ」のお店。
住 所 奈良市東向中町5
電話番号 0742−22−3288
アクセス 近鉄奈良駅の行基の銅像向かって左側、東向商店街アーケード入口
名 物 みかさ焼き 1個735円
湖月HP http://www.nara-kogetus.jp/

上記の記事をアップしたところで、湖月のホームページを見つけました。
どうやら、みかさの発祥の地は、ここ湖月のようです。記事をそのまま引用します。

奈良県名産百選第一位
明治42年(1909年)!初代当主、橋本半一郎が茶店を開業し、そのかたわらで三笠焼きを売っておりました。
そうして昭和10年ごろ、毎日三笠山を眺めていて三笠焼きを大きくしてみようと、1個で6人分、重量にして約500gもある特大三笠焼きを考案しました。
以来直径16センチの大きさはもちろん、味も何ら変わることなく70年余の歴史があります。