住 所 | 奈良市登大路48 |
電 話 | 0742−22−7755 |
アクセス | 近鉄奈良線近鉄駅から徒歩5分 |
駐車場 | 国宝館横に約50台分(目算)、1日900円、平日は開いていることが多い。 |
H P | http://www.kohfukuji.com/kohfukuji/index.html |
奈良公園に貼られた阿修羅像の大きなポスター。
かって食堂があった場所に昭和34年建造された国宝館は、創建当初の食堂に似せて天平様式で復元されている。
展示されている仏像・仏画・書跡・その他は、国宝・重文だけでも、ざっと勘定して60点以上もあり、単一の寺の国宝館として対抗できるのは法隆寺のそれくらいではなかろうか。
開館時間は午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分迄)、入館料は大人500円。
駐車場が、国宝館の横にあり1日900円になっている。
興福寺に参詣の折は、是非、訪れていただきたい場所だ。
阿修羅像をはじめとする写実的で人間臭い八部衆像や乾漆十大弟子像には、誰もが感動するだろう。
国宝館
世界文化遺産に登録された興福寺は、藤原氏の私寺としてかっては南都四大寺あるいは七大寺として栄えた。
興福寺には、建造物・仏像・仏画・書跡などの国宝・重要文化財が合わせて約100点ある。
建造物の国宝・重文6点はともかく、興福寺を代表する寺宝として最も有名なのが、天平時代の作である乾漆八部衆像、中でも三面六臂(さんめんろっぴ)、上半身裸で、上帛(じょうはく)と天衣(てんね)をかけ、胸飾りと臂釧や腕釧をつけ、裳をまとい、板金剛をはく「阿修羅像」だ。
境内にある国宝館には、仏像の最高傑作とも言われているこの阿修羅像を含む八部衆像(国宝)と同じく天平時代の乾漆十大弟子像、旧食堂の本尊で高さ5m以上もある木造千手観音立像(鎌倉時代・国宝)、旧山田寺にあった薬師如来像の鋳造仏頭など、多数の国宝・重文が展示され、見る者を圧倒する。
興福寺国宝館(奈良市)