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ご隠居さんへ 何とか元気にしております。抗がん剤の治療の前に、屋久島に高校教師の息子を助っ人に行ってきました。鹿児島空港近くのホテルに1泊し、空港に行ってみると屋久島地方は大荒れで飛行機は夕刻まで飛ばないとのこと。すぐさま遅い便に切り替え、近場の湯巡りをすることにしました。 塩浸温泉、湯の谷山荘、霧島ホテル、旅行人山荘を駆け巡りました。息子はいつの間にこんなに行きまくったの、とあきれていました。 飛行機は何とか飛び、屋久島に着きはしましたが、観光はお預け。翌日を期待しました。翌日は晴天。うまく干潮に合う時間までいろいろと観光し、目指す平内海中温泉へ。地元のおばちゃん連中が、やっと上がってくれた頃でした。 私はすぐさま着物を脱いで、温泉へ。ここには掛け湯どころが別に作ってあり、利用料金200円以上は安いものです。湯船は2,3人用のものと5,6人用のものとがあります。私は大きい方を独占。湯加減は抜群で、展望もなかなかです。 私の様子を見ていた東京に帰り損ねていた人たちが、私も入っていいですか、と次々に入ってこられました。息子が記録していたのですが、最高級のスマホなので画素数が大きく、ここには載せることができません。 わずかの間でしたが、すぐに潮が満ち始め湯船に押し寄せるようになりました。それは豪快な太平洋の大波で、これを被っては着物が濡れると、素早く退散しました。 私がこの温泉に入るために来たというと、あとから湯船に入ってきた人たちはあきれていました。ほとんどの人が縄文杉を見るために訪れているのに、それには見向きもせず、この温泉にというのが信じられなかったようです。 でも大川(おおこ)の滝、屋久杉ランド、千尋の滝、紀元杉、無名の2600年生の杉など、わずか1日でしたがガイドさんは素早く見せてくれました。満足の1泊2日でした。 帰途はおりはし旅館に泊まり、あの露天と傷湯を堪能しました。さらに鹿児島で旧友夫妻と会い、あぢもりで黒豚のしゃぶしゃぶを堪能。旧友は3年間、屋久島の中学校に赴任していたとのこと。話は盛り上げりました。素晴らしい屋久島への旅となったことをご報告します。 写真は旅行人山荘の露天です。
2022/04/26(Tue) 14:38:11 [ No.13430 ]
屋久島は、植物が専門で全国の山々、秘境を廻った亡き弟から是非行けと推薦されました。 でも遂に行けずで終わりました。
そのとき屋久島は全国一の多雨地帯、それに奈良県のお隣、 三重県の尾鷲から大台ケ原山系一帯も日本屈指の多雨地帯と聞いた記憶があります。
平内海中温泉への入浴、さすらい人サンの鬼気迫る執念を感じました。 他の入浴者もここが主目的と聞いたら驚かれるのは当然でしょう。 太平洋のど真ん中、さぞかし爽快な入浴だったことでしょう。
写真は立ち寄られた旅行人山荘の露天風呂、赤松の湯での午前6時の入浴。 さすらい人さんの露天風呂の写真、隠居が17年前に宿泊・入きと同じきと同じ造り、 錦江湾と桜島の風景が見事でした。
2022/04/29(Fri) 20:49:42 [ No.13434 ]
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Modified by isso