第一日目(4月16日日曜日)
何時に増して不安定な天候の中、清津峡を目指して5:30に名古屋を出発。 阿智、姨捨、森宮野原で休憩を取って十日町の蕎麦屋「由屋」迄正味時間4゜38′。 十日町土市のへぎ蕎麦が美味しいとのことで名代生そば由屋を訪れたが 布海苔を練り込んだ蕎麦は磯の香りと舌触り、のど越しが独特で経験したことのないものです。 薄口の蕎麦汁と薬味の葱、辛子、名前は忘れたが小さなラッキョウの形に似た薬味も 添えられ普段から食べ慣れているものとは違い最後まで馴染むことが出来ませんでしたが 駐車場には地元ナンバーに混じって他府県ナンバーが多数駐車していました。 清津峡に到着した頃には小雨が降り出すがトンネル内は勿論問題無し。 清津峡にも多くのインバウンド客が見られゴールデンウイークには予約制を 取らざるを得ない位の混雑となるそうで観光産業の復活を感じさせる。 清津館の献立は年寄りには嬉しい低カロリーなメニューで夕食、朝食ともに 美味しく完食することが出来ました。 川辺りの景色を眺めながら入る露天風呂は気持ち良いですが観光客の 一般駐車場からトンネル迄の往復路が露天風呂と建物の間を通っているため少々落ち着かない。 2023/04/20(Thu) 18:15:28 [ No.13861 ]
第二日目(4月17日月曜日)
今日は塩沢経由で法師温泉を目指す。 半日の時間を予定していた塩沢宿ですが朝からの雨の回復を待ちつつ 「織の文化館 塩沢つむぎ記念館」で2階織工房と資料室の見学をするが 回復の兆しは無く、止む無く傘を指して中心部を軽く周遊して先を急ぐ。 塩沢つむぎは需要が有っても直ぐに供給出来る様な織物ではなく大変貴重で 納品の折に依頼者が存命していないこともあるそうです。 女房は紬を使った木目込みパッチワークを購入していました。 新たに再現された塩沢宿雁木の町並みは表向きだけの観光用の町並みで 歴史の重みを感じさせるものでは無く残念。 次の向った道の駅南魚沼は流石米処、普段お目にかかれない米菓子が所狭しと 沢山陳列されておりこちらでしか購入できないような珍しい商品を数点購入。 次に魚沼市の魚沼の里を巡るが我々の興味をそそられる物もなく早々に 六日町ICから湯沢IC迄高速を利用し苗場スキー場を横目に法師温泉に急ぐ。 初めて見る苗場スキー場はトンネルを出ると山間の景色には不釣り合いな 巨大な施設が突然現れてビックリする。 峠道には残雪が残り15時前にもかかわらず気温は5℃で寒い。(因みに翌朝は2℃でした。) 方や到着した法師温泉は時代を感じさせる建物で先程の苗場プリンスホテルとは 全く趣の異なる建物の対比で時の流れを感じさてくれました。 東日本大震災直後の予約をキャンセルして以来の法師温泉は法師乃湯、長寿乃湯 どちらのお湯も気持ち良く浴室の設えは勿論、玉城乃湯も同様に 野天風呂を含め大変満足出来る物でした。 朝夕の献立は清津館同様に年配者でも完食出来る優しく美味しいもので 食堂も外観の姿から受けるイメージとは異なり趣ある綺麗な設えの施設でした。 建物の内の動線は複雑で意識して移動しないと初めは迷子になりそうです。 2023/04/22(Sat) 15:15:49 [ No.13863 ]
懐かしいです 久しぶりに日本秘湯を守る会の宿に会えて。
東京に長期滞在中、珍しく一人で会津から信越方面に3泊で出かけ、 二日目の宿が「清津峡小出温泉 湯元 清津館」でした。 清津峡はこんな風に書いてました。 「清津峡(きよつきょう)は上信越国立公園内にあり、 信濃川の支流である清津川が形成した峡谷で、新潟県十日町市小出から 湯沢町八木沢にかけての全長約12,5キロメートルをいう。 急流に柱状節理の岩肌がV字に切れ込んだ渓谷は国の名勝および 天然記念物に指定されており、黒部峡谷(富山県)・大杉谷(三重県)とともに 日本三大渓谷に数えられている。」 こんな風に力んで書いるのに、この日、只見線の撮影中に捻挫してしまい ようやく宿に到着した次第、清津峡は歩けなくて、記事にもここの写真は添えられませんでした。 清津館の露天風呂、ここですね。 膨れた足を引きずって、根性で入浴しました。 2023/04/22(Sat) 16:04:26 [ No.13864 ]
日本秘湯を守る会、宿泊料金からのNo1は長野・仙仁温泉岩の湯、
歴史の長さからは創業148年、有名な法師乃湯は明治28年(1895年)の建築の法師温泉長寿館 ここに最初に宿泊してから20年経過しましたが、法師乃湯はますます歴史を刻み、 相変わらず源泉湧出場所の上に造られた風呂の底からは、ぶくぶくと泡を吹き出していたことでしょう。 この名湯にはもうは入れないのが寂しいです。 写真は法師乃湯。 2023/04/22(Sat) 21:25:02 [ No.13865 ]
三大渓谷の大杉谷と言えば先月の都リゾート奥志摩アクアフォレストからの帰路に
お花見で立ち寄ったさくらの里公園の上流に位置し50年以上前に友人達と 宮川ダム迄の中間あたりでキャンプをした経験が有ります。 当日は夕立に遭遇しテント回りに排水用の溝を掘って大慌てで水濡れを 防いだ記憶が有りますが当時のテントは現在の高機能なテントとは違い グランドシート一枚の粗末なもので雨でも降りこめば大変な事態になるので大変でした。 三瀬谷地区には友人一人の在所があり事前にぼろ切れにオイル?を染み込ませた やぶ蚊防止松明を頂き生活の知恵に驚かされましたし、それ以上に帰路 その在所に立ち寄りトイレを借りた折、正に谷水の流れの上に設置されたトイレで 谷水と共に排水される造りには驚きを通り越して時代錯誤の感じでした。 2023/04/23(Sun) 19:31:31 [ No.13867 ]
第三日目(4月18日火曜日)
今日も朝からの雨で三日続きの雨模様は今までに経験がないです。 本日は伊香保、榛名湖、嬬恋郷土資料館を巡って鹿沢嬬恋休暇村を目指す。 下道で道の駅中山盆地に立ち寄り、幾多のゴルフ場を抜け、伊香保グリーン牧場で 小休憩して伊香保温泉石段街真下の駐車場に到着。 伊香保温泉は本来宿泊すべき所でしょうが旅程上今回は散策のみとなりました。 個人的には伊香保温泉石段街の往復だけで充分満足出来ますし石段の温泉街などは 他にはないのでは無いでしょうか。 続く榛名湖もこの天気で人っ子一人見当たらず我々に相応しい雰囲気の有様です。 嬬恋郷土資料館は最近のリニューアル記念で今月27日迄は入館料無料で 綺麗な施設を隈なく見学、天明3年の浅間山大噴火の記録、隣接の鎌原観音堂の 被害記録を閲覧しました。 鎌原観音堂の後は愛妻の丘を目指す予定でしたが雨では景色は期待出来ず 鹿沢嬬恋休暇村に向う。 鹿沢休暇村は口コミ等で余り期待はしていませんでしたが特段気になる事もなく 又館内も綺麗で想像以上に快適に過ごせました。 標高も高く、ロケーションも素晴らしく前泊の法師温泉よりも寒く感じられました。 食事は先月の都リゾート奥志摩アクアフォレスト同様ビュッフェスタイルのみでしたが 利用年代がより高齢者向けの様な設えで献立も優しい物で我らの年代でも美味しく頂けるメニューでした。 2023/04/23(Sun) 19:36:31 [ No.13868 ]
第四日目(4月19日水曜日)
最終日になってやっとの快晴。 天候回復がなければ直帰する予定でしたが折角の好天昨日パスした 愛妻の丘から、万治の石仏、昨年12月にも訪れた塩嶺御野立公園展望台に立ち寄って帰路に。 愛妻の丘からは雨上がりの澄み切った朝日に輝く残雪の浅間山麓一面に キャベツ畑が広がりその高台に立つ愛妻の丘は360度のキャベツ畑が 見渡せる圧巻の展望穴場で収穫時期でなくても十分に感動出来る景色が広がり キャベツに覆い隠された収穫期であれば尚更見応えの有る景色を堪能出来るであろう。 万治の石仏は以前諏訪湖畔に宿泊した折に宿泊施設の観光案内四社巡り では回れなかったので改めての訪問である。 観光の復活の兆しか今やこんな石仏辺りにもインバウンド客の家族連れが訪れていました。 最後の塩嶺御野立公園展望台では愛妻の丘同様に南東には蓼科山、八ヶ岳連峰の全貌 多少春霞がかかった富士山、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳 北西方向には乗鞍岳、西穂高岳、前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳まで 見渡せる所で全山残雪の山並みが展望できる隠れた穴場です。 昨年12月は今回程の遠望は望めず改めてその景色に愛妻の丘と共に記憶に残る景色を堪能しました。 全国旅行支援は新潟県、群馬県も予算消化済みとされていましたが 清津館、鹿沢嬬恋休暇村は支援手続きして頂いたが法師温泉は支援終了とのこと。 同じ自治体の中でも取り扱いが異なるなど色々と事情があるとは思われるが それぞれの施設の思惑が反映されているのではとの結果となりました。 追伸 今までは道程を間違えることなく走ることに絶対的な自信を持っていたが 最近はその自信も少々崩れ掛けていると思う時がある。 これも老いの表れと思われるが今後は今まで以上に注意して運転することが必要。 2023/04/25(Tue) 17:35:49 [ No.13870 ]
上信越の旅レポ、楽しく懐かしく拝見しました。
キャンプの経験はたった一回だけ、それも小学生高学年の時、 山好きな叔父に連れられて日光男体山に登頂、 宿泊は中禅寺湖湖畔のキャンプ場でした。 写真は中善寺湖畔の男体山 2023/04/26(Wed) 00:48:46 [ No.13872 ]
自分には伊香保と榛名山と水沢うどんがセットでした。
一回目の訪問は、階段を登り詰めた先の共同浴場・伊香保露天風呂での入浴、 2回目は宿泊、階段の一番下の和風旅館、「お宿 玉樹」でした。 写真は伊香保の階段。 私も家内もまだ元気でした。 2023/04/26(Wed) 00:59:02 [ No.13873 ] 2023/04/26(Wed) 01:02:57 [ No.13874 ] 2023/04/26(Wed) 01:10:27 [ No.13875 ]
妻恋、なんとも美しい響きです。
宿泊したつま恋温泉山田屋旅館でこんな風に書いてました。 「日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征中に、 海の神の怒りを静めるために愛妻・弟橘姫(おとたちばなひめ)が海に身を投じました。 その東征の帰路、碓日坂(今の鳥居峠)にお立ちになり、 亡き妻を追慕のあまり「吾嬬者耶(あづまはや)(ああ、わが妻よ、恋しい)と お嘆きになって妻をいとおしまれた、という故事に因んで嬬恋村と名付けられました。」 写真は妻恋のキャベツ畑。 母にここの新キャベツを何回も頼まれました。 2023/04/26(Wed) 01:21:34 [ No.13876 ]
鹿沢温泉と言えば日本秘湯を守る会の宿で創業明治2年の紅葉館。
温泉好きなら一度は入ってみたい風呂(写真)が評判で、私の記事も興奮して書いてました。 何せ古い宿だったので、いまも営業してるか心配で調べたら、当時は無かった きれいなHPが目に飛び込んで来て嬉しくなりました。 https://kazawa.jpn.org/ 因みに鹿沢は、ダークダックスがヒットさせた「雪山賛歌」発祥の地です。 2023/04/26(Wed) 01:51:32 [ No.13877 ]
元々紅葉館を計画していましたが湯温が高く、温湯好みの我らには
合わないとの思いで止む無く近隣の休暇村を初めて利用しました。 休暇村には良いイメージは無かったですが旅程的に止む無くの利用で 実際使ってみると想像以上に良く今後も機会があれば利用したい程でした。 今月下旬は初めての福島県なので今から楽しみですがこちらも季節的には 道南辺りが良かったのですが割安航空券の手配が出来ず、何時かは計画する予定の 仙台便に変更した次第です。 今年前半は毎月毎に出掛けられましたが今後は梅雨、お盆お休みを挟んで どの様になるかは未だ未定ですが秋は台風の襲来が気掛かりです。 2023/05/06(Sat) 20:09:46 [ No.13879 ]
鹿沢温泉 紅葉館、やはり候補には挙げておられたのですね。
自分の記事を見たら、立ち寄り湯なのに長い記事を書いてました。 温泉の先輩方ご推奨の風呂に入れて感激したのだと思います. 湯温については、源泉温度が44℃のわりにはそんなに下がってないと書いてました。 写真は立ち寄った2006年当時の紅葉館。 2023/05/11(Thu) 00:09:57 [ No.13881 ] |