東日本
もともとの共同浴場とは、地元の人達が管理する温泉を利用した浴場で、入浴は周辺の人たちに限られていました(これをジモ専=地元専用と呼びます)。
しかし、最近では観光資源として、広く一般にも開放している共同浴場が多くなっています。

これらを利用するときには、地元の方々に迷惑をかけぬよう、入浴マナーを守り、無人の湯小屋でも所定の、あるいは妥当な賛助金をを必ず箱に入れてください。

一部の温泉地では、外来者、特に若者のマナーが悪く、管理に大変なご苦労をおかけしたり、入浴を取り止めた所があります。昔から浴場を大切に守ってきた地元の方々に感謝しつつ入浴をしたいものです。

古くからの規模の大きい温泉地には、共同浴場があり、多くは温泉街の中心にあります。
これは、共同浴場がその温泉の発祥地であることが多く、かつ、昔の旅館は内湯を持たず、湯治客は共同浴場に出かけたので(そこから共同浴場を「外湯」とも呼ぶ)、ここを中心に温泉街が形成されていったからです。

ここでは、更に定義を拡げ、これらの昔からの浴場の他に、市・町・村・管理組合・第三セクター等が経営している温泉施設も含めています。
また、一部、私営の施設ですが、地元の人が銭湯代わりに使っていたり、公共浴場の雰囲気がある施設も若干含んでいます。
● 共同浴場の定義
共同浴場 目次
約100ヶ所の共同浴場(広義)をご紹介します。
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