分厚い古代檜の風呂は重厚感たっぷりだ。


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かなり広い駐車場はゆかりから100mほど離れていて、中央道の高架が目の前。

Fさんから頂いた「割引だるま」を利用。1人1回利用したので片方の目がくり抜かれている。

毛布・枕も用意された2階の休憩所にはたくさんの人が寝転がっていた。

白壁のお屋敷の雰囲気。京王線調布駅と中央線武蔵境駅から送迎バス有り。

趣きある足湯が設けられている。

脱衣所というより立派なロッカールーム。

深大寺周辺に20軒の蕎麦屋が軒を連ねる。
調布市は人口約22万、東京都のほぼ中央、多摩地区の南東部に位置し、東は世田谷区、北は三鷹市、西は府中市、狛江市と接しており、都心へは約20kmの距離にある。

地形は武蔵野台地の南部に位置し、北に武蔵野の面影を残す深大寺の森、南に多摩川がゆるやか流れている。

古来、この多摩川流域は麻の栽培地であった。
多摩とは麻に手を加えることを意味し、調布とは、麻布を織っていた所という意味、あるいは昔の税金である租庸調の調(その土地の特産物を納める)で布を納めていたことに由来するという説もある。

市域には天平5年(733年)に創建されたと伝えられる関東屈指の古刹・深大寺があり、二つの重要文化財を有している。
門前には名物の蕎麦の店が軒を接して建ち並んでいる。

また市内には、広大な都立神代植物公園が都内唯一の植物公園として、昭和36年に開園されている。

住 所 東京都調布市深大寺元町2−12−2
電 話 042−499−7777
交通機関 中央自動車道調布ICから国道20号線、都道(三鷹通り)経由で約2km(最後が少々分りにくい)
京王線調布駅・JR中央線武蔵境駅から送迎バスあり(1時間に1本程度・・・詳細はゆかりHPに掲載)
施 設 食事処、休憩室、売店、マッサージ・エステルーム、駐車場(約50台)
泉 質 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉 122.4リットル/分 38.4℃ pH8.1
(上記は館内表示でHP内容と異なる)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10時〜22時(受付は21時迄)
定休日 第一水曜日(祝日の場合は営業)
入浴料金 大人1日1650円(バスタオル・館内着無料貸与)、1時間以内1100円(バスタオル無料貸与 以下同様)
5時以降入館1350円 60歳以上1日1350円
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1には趣向を凝らした様々な風呂・露天風呂がある。
岩盤浴、サウナ、足湯
浴室備品 タオル、バスタオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 深大寺、都立神代植物公園
お土産・食事 食事喫茶は施設内で可、深大寺蕎麦(徒歩10分 20軒の蕎麦屋)
近くの温泉 三鷹温泉新鷹の湯、そしがや温泉、THE SPA成城、月見湯温泉、稲城天然温泉季乃彩(何れも日帰り施設)
調布市HP
ゆかりHP
http://www.city.chofu.tokyo.jp/
http://www.shiroyama-gr.co.jp/yukari/
雑記帳 新撰組局長近藤勇は、天保5年、現在の調布市域内、多摩郡上石原村の宮川九次郎の三男として生まれている。15歳で天然理心流近藤周助に入門、目録を得て周助の養子となった。近藤勇の墓も近くの龍源寺にあり、門前には彼の像が立っている。

所在地 : 調布市
神代植物公園の深大寺門前にある玉乃屋で長女夫婦・孫2人と一緒に昼食。

もり600円、ざる750円、ぶっかけ1,100円、天ざる1,300円、鴨汁1600円

黒湯。神奈川県横須賀・鎌倉周辺から東京湾岸に沿って千葉県内房まで湯脈がある。

野外、ガラスに囲まれた香り風呂。

露天風呂にはちょっとした洞窟がある。

奥にある小さな露天風呂。

データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

古代檜が素晴らしい風情を演出。

立派な洗い場、シャンプー類の種類も多い。

温泉名 : 深大寺温泉 

深大寺温泉 ゆかり (東京都)

野趣料理の店「炭゛爐 城山亭」が敷地内にて1999年2月から掘削を開始した

幸運にも3ヶ月後の5月に湧出した温泉は、源泉温度が都内では稀な高温泉で40.3℃、泉質がナトリウム-塩化物温泉、湧出量は180リットルという良質なもの(当時のデータで今は下記の通り)。
これを利用した日帰り温泉施設「ゆかり」を2000年12月にオープンさせた。

それほど広くない敷地に建てられた入浴施設は、それを感じさせない巧みな設計でゆったり、のんびりと入浴・休憩・食事が出来る。

館内は黒や茶色などの落ち着いた色調で、シックな雰囲気を漂わせている。

古代檜を使った内湯は重厚感たっぷりで、これほど風情ある風呂は温泉宿でもそれほど多くない。

10人ほどが入れる露天風呂は緑豊かで、ここが都内とは思えない静けさが漂っている。

湯舟の配置等は、方位や地勢、色等から幸運を呼び込む風水の思想を取り入れられている由だが、館内、野外には様々な風呂(男女計で14ヶ所)が設けられていて、内湯には茶褐色のいかにも効能がありそうな温泉(別記)で満たされている。

入浴料金は、
・1日券が大人1650円(バスタオル・タオル館内着無料貸与)
・カラスの行水券同1100円(バスタオル・タオル無料貸与 以下同様)
・夕焼け割引(午後5時以降入館)同1350円
・シルバー割引(60歳以上)1350円
などきめ細かく設定されている(詳しくはゆかりHP参照)。
通常料金1650円は高いように思われるが、館内着を着用して休憩所の大広間(毛布・枕有り)で寝転がっている人を多く見かけ、食事も取れるので一日ゆっくりと過ごせば元が取れるだろう。
定休日は第一水曜日、営業時間は午前10時〜午後10時(受付は1時間前終了)

施設名 : ゆかり (入浴日:2002.7.10 2回目:2011.8.26)

関東有数の古刹・深大寺(都立神代植物公園や蕎麦でも有名)にほど近い住宅街にあるお洒落な建物・館内には、古代檜を使用した立派な内湯、風水思想を取り入れた露天風呂をはじめ多種多様な風呂がある。
毛布や枕も置かれた無料休憩所・食事処が設けられ、エステ・マッサージも可能なので、高額料金だが一日をゆったりと過ごすことが出来る。

以下の写真は、2011年6月26日に娘夫婦・孫と一緒に訪れた際に撮影したもの。

大温室にはベゴニア室、人が乗れそうなオオオニバスが見られる熱帯スイレン室など、650種類8500株・本の植物が見れる。
とにかく広い公園には、この他にツツジの群植、桜、梅、雑木林、水生植物園などがある。

春バラは409品種5,200本、秋バラは約300品種5,500本。花期は年2回で春は5月下旬の頃が盛り、秋は10月中旬から見頃。

、●都立神代植物公園

都立神代植物公園内にはバラ、梅、ツツジ、桜等が植栽されているほか、芝生広場、雑木林、大温室等があり、都民の憩いの場所になっている。
関東屈指の古刹で、天台宗別格本山の深大寺。隣接する都立深大植物公園の広大な敷地は元寺領だった。

都内とは思えない緑豊かな露天風呂。風水思想を取り入れて四方の石に青龍・白虎・朱雀・玄武の文字が刻まれている。

2階食事処で食べた冷たい「ゆかりそば(830円)」温泉卵もついて美味だった。

焦げ茶色のシックな館内。

1階にある「お庭のごちそう屋」で軽食・ドリンク類を取れる。

深大寺そば

両親とともに何度か深大寺にいったが、これは神代植物公園が目的で、深大寺そのものと蕎麦には全く無縁だった。
その深大寺に温泉があると知ったのは、温泉HPを公開して間もなく、東京の実家で関東版の日帰り温泉ガイドブックを見ている時だった。
料金は高いが、何やらしっとりとした雰囲気の施設に思えたので、2002年7月10日、折から台風6号が近づいてきた日に実家から車で出かけた。

深大寺温泉ゆかりは神代植物公園から少し離れた所(徒歩10分)にあり、NAVIが上手く連れて行ってくれなかったが、行き止まりと思えるような道に入ってようやく見つけることが出来た。
住宅街の中にあり、イメージしていた通り、黒瓦・白壁の旧家を思わせる上品な佇まいの建物だった。

ここは、地下1500メートルから汲みだした温泉を利用して、2000年12月にオープンしたが、土地柄もあってレジャー色の強い日帰り温泉施設とは対極的な雰囲気、静かなお屋敷の中で風情ある風呂に浸かる、といった気分にさせてくれて、これなら高い料金も仕方がないか、と納得できた。