女性の浴衣選びはここで。部屋は512号室。リニューアルした温泉半露天風呂付特別室。平日2人1室1人24,840円と最も高額。家内が大浴場が危険なのでやむをえない。
湯の山温泉 鹿の湯ホテル (三重県) |
鈴鹿山系の主峰、御在所岳(1212m)の東麓、標高400mに10数軒の湯宿がある湯の山温泉。
近くにありながらまだ宿泊したことがないので、家内の事情で部屋に温泉風呂がある宿を探し、ここ鹿の湯のテルに予約を入れた。クチコミ通り、夕食・朝食の両方ともなかなか良かった。
湯の山温泉の旅館・ホテルの多くが、日帰り入浴を受け付けてるので、2軒に立ち寄った。
造り:入荷肴盛り合わせ
凌ぎ:真菰麺・薬味葱・美味出汁
デザート:テーブルにあるスイーツからセルフで取る。
湯上がり処には電動マッサージが置かれてる。そこから続く木造デッキは月見台と呼ばれる。標高400mとさほど高くないが、開放感抜群、そよぐ風が爽快だ。
グリーンホテルは、湯の山温泉の入り口、国道が御在所岳に向って標高を上げ始めたばかりの所にある。別掲のアクアイグニス(旧片岡温泉)の前を通過したすぐ先だ。
やや古びた鉄筋5階建て、部屋数は38室で宿泊料金はリーズナブル。じゃらんのクチコミ評価中、風呂が異例の5.0になっており、湯の山温泉では珍しい掛け流しの大きな内湯と露天風呂が素晴らしい。
夕 食
10人位が一度に入れる大きさ。奥に寝湯がある。2本の源泉を使用、泉質は無色無臭の単純弱放射能温泉。日帰り入浴はOK、午前11時~午後3時、大人1000円。
露天風呂はさほど大きくないが、巨岩をくり抜いた浴槽を配置するなど、かなりの費用をかけた重厚な風呂だ。
2ヶ所ある貸切風呂(15時~22時)。平日は無料、予約は不要で、開いていればカギをかけて入浴。週末は予約必要で50分2000円。左の桧の湯のほうが、右の香草の湯より雰囲気が有る。
舘名は、かって湯の山温泉が鹿の湯と呼ばれていたのに因む。
温泉街の中心、御在所ロープウエイの発着所に近い、山の斜面を利用した土地に建ち、部屋数は29室、内訳は和洋室4 和室25(全室バス・トイ付き)の中規模旅館だ。
部屋に露天風呂がある客室もある。但し、部屋の露天風呂が沸かし湯でなく本物の温泉が落とされているのは1室のみだ。
平日2人1室1人13,000円~25,000円程度で、標準客室を利用すれば手頃な料金で宿泊出来る。
じゃらんのクチコミ評価は上記の通り良好、特に夕食・朝食の高さは、宿泊して実食したので妥当と頷ける。
風呂は循環だが、内湯・露天風呂とも立派な造りで、2ヶ所の貸切は無料で入浴出来る(但し平日のみ)。湯の山温泉の多くの宿と同じく、当館も日帰り入浴を受け付けている。
グリーンホテル |
部 屋 | 4.3 | 風 呂 | 4.3 |
朝 食 | 4.6 | 夕 食 | 4.5 |
接客・サービス | 4.3 | 清潔感 | 4.4 |
アクアイグニス 片岡温泉 |
御在所岳(写真奥)東麓、標高400mにある湯の山温泉。
所在地 : 三重郡菰野町 |
住 所 | 三重県三重郡菰野町菰野8520-1 |
電 話 | 059-392-31411 |
交通機関 | 東名阪自動車道四日市ICから約10km(冬期はチェーン携帯) 近鉄湯の山線 湯の山温泉駅下車タクシー5分(宿泊の場合送迎有り) |
宿泊施設 | 38室(和洋室4、洋室1、和室33室) 宿泊料金 平日1室2人泊 1人10、000円~25、000円 最新詳細情報は宿のHP参照。 |
泉 質 | 弱放射能単純温泉 |
日帰り入浴時間 | 午前11時~午後3時 |
日帰り定休日 | 無休 |
入浴料金 | 大人 1000円 貸切風呂50分2000円(入浴料別) |
入浴施設 | 内湯男女各1 露天風呂男女各1 貸切2(平日無料 週末祭日有料) |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 御在所岳、道の駅菰野 、アクアイグニス、五百羅漢、蒼滝、三重県県民の森、鈴鹿スカイライン |
お土産・食事 | 館内で可能、お土産は「道の駅菰野」でもOK |
近くの温泉 | 木曾岬温泉、長島温泉、並木温泉(天然温泉ジャブ) |
菰野町HP 湯の山温泉HP 鹿の湯ホテルHP |
http://www.town.komono.mie.jp/ http://www.yunoyama-onsen.com/ http://www.sikanoyu.co.jp/ |
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。) |
菰野町(こものちょう)は、三重県の北西部、鈴鹿山脈の東山麓に位置し、西は鈴鹿山脈、東は扇状地で県内最大の都市、四日市に接している。
町としての人口は県内一であり、町域の一部は鈴鹿国定公園に指定されている。
町内西部にある湯の山温泉とそこから標高差780mを一気に上がるロープウエイで行く御在所岳(標高1,212m)には、四季折々に多くの観光客が訪れる。
町域には、湯の山温泉を通って大阪・池田市に至る国道477号(湯の山街道)が通っている。
鈴鹿山脈を通過する部分は「鈴鹿スカイライン」(無料)と呼ばれ、快適な山岳道路のドライブが楽しめるが、冬期は積雪と凍結により閉鎖される。
町名の由来は、昔、マコモ(真菰・イネ科の多年草)が生い茂る原野を開拓して村づくりを始めたことから、この地を「こもの」と命名した。
湯の山温泉は、東名阪自動車道四日市ICから国道477号に乗り換えて約10km、約15分で到着する。
三重県北部の最高峰、御在所岳の東麓、標高400mの地に在り、三滝川河畔の渓谷に10数軒の旅館ホテルが営業している。
大型旅館も多いが、日帰り入浴を受け付けている宿が多いのもここの特徴だ。
周辺は鈴鹿国定公園に指定されおり、自然に恵まれている。
さらに、大都市の名古屋・大阪からのアクセスが良く、歓楽街的色彩とは無縁であり、レクリエーション、観光、スポーツ、登山・トレッキングなど、手軽な行楽向け温泉地となっている。
温泉街の中心地から、御在所岳山頂に向かうロープウエイが出ており、宿チェックイン前、チェックアウト後に手軽に観光出来る。
2012年秋、湯の山温泉の手前に、旧片岡温泉が大きく変貌し、有名シェフやパティシエが手がけるレストラン、ケーキ、パン屋等を有するアクアイグニスがオープンし人気を呼んでいる。
温泉名 : 湯の山温泉 |
中鉢:黒毛和牛ミニステーキ
吸物代わり:土瓶蒸し
日本スイーツ協会代表理事であり、世界で数々の賞を獲得した日本最高峰のパティシェ・辻口博啓氏による「コンフィチュール アッシュ」の目を見張るケーキ群。
著名イタリアンシェフ奥田政行氏による2つのイタリアンレストランがある。
アクアイグニス片岡温泉は、日本最高峰のパティシェが采配するケーキ店、それにイタリアンの巨匠が目を配る料理店など、食を満喫出来る異色のの温泉施設だ。前身の片岡温泉時代と同じく、湯量豊富、肌に滑らかなアルカリ性単純温泉が、加水加温循環無しで大きな内湯と露天風呂に落とされている。
さして広くない斜面を利用した鹿の湯ホテルは温泉街の中心にある。
じゃらん クチコミ 総合4.4 (2018.8.1現在)
留椀・食事:僧兵汁・菰野町産コシヒカリ
前菜:じゃがいものムース・秋刀魚有馬煮・きのこ真丈・柿白和え・秋刀魚菊花寿司
じゃらんの夕食/朝食の評価はそれそれ4.5、4.6と好評だ。宿泊料金が最も高い部屋だったので、その料金に見合った食事を期待しハードルが高くなる。
それでも山間の宿であり、はじめから洗練された料理は期待しいなかったが、先付や前菜はなかなか手の込んだもので、十分に満足できる料理だった。特に朝食の品数が多く、豪華な物であった。
夕食は女将手作りの果実酢(酒でない)を皮切りからスタート。
料 理
風 呂
窓越しに向かいの山の緑が目に飛び込んで来るロビー/フロント周辺。湯の山温泉が所在する菰野町の町名に由来する真菰(既述)が写真左側に掛けられている。
東名阪自動車道四日市ICで下りて国道477号で西進すると、前方に三角錐の御在所岳が見えてくる。
せいろ蒸し:菰野豚・鰆・野菜色々自家製薬膳味噌
先付:カニ豆腐・若桃・銀杏丸十・水前寺海苔・蟹味噌餡
桧の半露天風呂。もう一室、半露天風呂付き客室があるが、湯は沸かし湯。
ツインベッド+10畳和室+広縁+半露天風呂(シャワーブース付)+シャワートイレ。現在の我々にはベッドが必須だ。
料理の評価が高いが、実際に食してみて納得出来た。
施設名 : 鹿の湯ホテル (宿泊日:2017.9.25) |
御在所ロープウエイ。長さ2.1km、途中、左右に伊勢平野・伊勢湾や断崖奇岩を見ながら、標高差780mの山上公園駅に到着する。