函館を含む渡島半島の北部を横断する国道277号線上、雲石峠に近い鉛川沿いに湯煙を上げる八雲温泉に立ち寄った。
住 所 | 北海道二海郡八雲町鉛川622 |
電 話 | 0137−63−3123 |
交通機関 | 道央自動車道国縫ICから約40km |
施設(日帰り用) | 休憩室、売店、駐車場50台 |
宿 泊 | 19室(T付) 和室6畳6,980円〜和室12畳8,980円〜特別室20,000円 |
泉 質 | ナトリウムー塩化物・炭酸水素温泉 45.5℃ 600リットル/分 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
外来入浴時間 | 10時〜21時 |
定休日 | 第2・4定休(不正確なので電話で確認ください) |
入浴料金 | 大人380円 |
入浴施設 | 内湯男女別各1 露天風呂男女各1 |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、 ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | (町内)噴火湾パノラマパーク、ハーベスター八雲、八雲町育成牧場、雄鉾岳、落部公園・奇岩雲石 |
お土産・食事 | 館内で昼食不可 |
近くの温泉 | 上の湯温泉、見市温泉、平田内温泉 |
八雲町HP おぼこ荘HP |
http://www.town.yakumo.lg.jp/ http://www.h-ffs.com/oboko/index.shtml(2009年5月24日現在ウイルス感染で閉鎖) |
雑記帳 | 上の湯温泉銀婚湯に宿泊、近辺で立ち寄り湯を考え、結果、ここ八雲温泉がぶつかった。 |
「おぼこ」というと未婚の女性を意味するが、この宿名は背後にある雄鉾岳から由来している。
以前は町営だったが現在は民営化されていて、19室全部にトイレが付いており、2食付で7000円程度から宿泊できるようだ(2009.5.23日現在HPが閉鎖されているので詳細不明)。
立ち寄り湯は10時から21時(予約不要)で、料金は大人380円と銭湯並みの安さだ。
巨石・銘石を合計で280トンも使用した内湯・露天風呂とも大きくて贅沢、特に露天風呂は鉛川の渓流を見下ろし、近くに雄鉾岳の前衛の山が迫っていて、景観に恵まれている。
温泉は2つの温泉の混合泉で透明感がある茶色のナトリウムー塩化物・炭酸水素温泉、温度が高いので若干の加水をした上でかけ流しにしている。
岩石280トンを利用したという内湯と露天風呂
八雲町には小さな温泉が点在し、温泉宿が6軒ほどある。
中でも温泉通には人気があり、今回我々も宿泊した上の湯温泉銀婚湯も町域にある。
古い温泉ガイドブックでは「町営八雲温泉」と表示されているが、上記の熊石町との合併と前後して、民営施設として生まれ変わり、それとともに八雲温泉と変わった。今回入浴したおぼこ荘の他に町営の宿が一軒ある。
札幌方面から道央自動車・国道5号線で南下、途中、JR函館本線八雲駅近くから国道277号線に乗って25kmほど、浅い山間を走った先、雲石峠手前に八雲温泉がある。
背後には標高1000m足らずだが奇怪な山容の雄鉾岳(おぼこだけ)が聳え、これが施設名「おぼこ荘」の由来となっている。
八雲温泉周辺の風景
雄鉾岳の登山入口にあるおぼこ荘
渓流の上にある露天風呂。温度は40℃程度だった。
八雲温泉 おぼこ荘 (北海道)