梅ソバ。いかにも梅の産地・和歌山らしい料理だがソバそのものが今ひとつ。

美味しかったシラスの釜飯。

和洋のデザート。

住 所 和歌山県西牟婁郡白浜町1379
電 話 0739−43−5151
交通機関 阪和自動車道白浜ICから国道42号線などで約10km
JRきのくに線白浜駅下車、タクシー10分
宿 泊 宿泊料金2人1室1人14,000円〜30,000円
詳細最新情報は宿のHP参照。
泉 質 含硫黄‐ナトリウム‐塩化物温泉硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(pH7.3  73.5℃ 掘削自噴331リットル/分)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 午後2時〜午後5時、予約は不要。
定休日 土曜日・祝前日・祝日・夏休み
入浴料金 大人1000円(タオル付き)。
入浴施設 内湯男女各、露天風呂男女各1
浴室備品 シャンプー、ボディシャンプー、ロッカー、ドライヤ
観光スポット 円月島、千畳敷、三段壁・洞窟、白良浜、外湯巡り、海中展望台、アドベンチャーワールド、南方熊楠記念館、紀州博物館など
お土産・食事 シーフード全般(西日本最大級の海鮮市場・とれとれ市場)
近くの温泉 共同浴場6カ所、日帰り温泉施設(長生の湯白浜温泉パーク草原の湯など)
椿温泉日置川温泉えびね温泉
南部温泉、田辺温泉
白浜町HP
観光協会HP
旅館組合HP
白浜館HP
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
http://www.nanki-shirahama.com/
http://www.shirahama-ryokan.jp/index.html
http://shirahamakan.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)。

東京の・上野公園のパンダは2頭だが、アドベンチャーワールドには常時6〜7頭がいて、ゆっくりと目の前で見ることができる。右はイルカショー。

shirahamakan
白浜温泉 温泉三昧の宿 白浜館 (和歌山県)

施設名 : 温泉三昧の宿 白浜館 (宿泊日:2016年4月8日)

白浜温泉の老舗旅館である白浜館は白砂青松の白良浜まで徒歩30秒の絶好のロケーションにある。大きな内湯とはもとより、複数の浴槽を持つ露天風呂や部屋付きの風呂なども全て掛け流しだ。
同じ白浜でホテルシーモアなどを経営する天山閣グループの一つで、露天風呂付き客室をリーズナブルな料金で利用できるのも魅力の一つだ。

夕食は部屋食、朝食は食事処で取る。

夕食は洗練された料理とは言えないが、お造りの六点盛りには、アワビ、伊勢エビ、コチなどが付き、豪華だった。

朝食は、夕食に食べた伊勢エビが味噌汁に出た。

● 夕 食 

風呂は、男女別の大きな大浴場とそれに続く露天風呂がある。

大浴場は、逆V型の高い天井に波板を敷いた簡易型の浴室の中に、20人くらいが一度に入れる大きな石板敷きの浴槽がある。
温泉成分が付着した豪壮な石組みの壁が一方に聳えていて、温泉好きが喜びそうな雰囲気を醸し出している。


露天風呂は、中規模の石作りの方形の浴槽と、2個の樽風呂が階段状に置かれ、これもなかなか風情がある。

源泉名は上山湯、泉質は含む硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(pH7.3  73.5℃ 掘削自噴331リットル/分)で、僅かに硫黄臭がする上等な湯だ。
日帰り入浴は午後2時〜午後5時、入浴料金は大人1000円(タオル付き)で、予約は不要だ。

白良浜まで徒歩30秒の絶好の立地にあり、本館(3階)・別館(2階)・しらすな庭(4階)の3館からなり、部屋数は53室と多く、露天風呂付きの部屋も14室ある。

宿泊料金は2人1室1人14,000円〜30,000円程度だが、詳細・最新情報は白浜館のHPを参照されたく。

白浜館は、ホテルシーモア、ホテル天山閣海ゆう庭、湯楽庵、日帰りの白浜公園公園草原の湯などを経営する天山閣グループに属している。
大正11年創業の老舗旅館だが、天山グループに経営譲渡したのだろうか。

外観も館内も昭和を感じさせ、我々の年代には、懐かしさを感じさせ、かけ流しの大浴場は、湯屋が古色蒼然、白浜では」珍しく、湯の花が舞い、温泉成分が浴槽に分厚く付着して、温泉好きを喜ばせる

白浜で露天風呂付きの部屋に15、000円前後で泊まれるのが魅力で料理も悪くない。

所在地 : 西牟婁郡白浜町白良浜(しららはま)

●朝 食

やや古びた1階の104号室「鶯」。8畳+2畳踏込み+3畳くらいの広縁+トイレ(ウオッシュレット)+露天風呂。平日2人1室1人16,350円(税込)。部屋付き露天風呂があってこの値段はお得感あり。

部屋数は53室、かなり大きな旅館だ。この写真は、ベランダを改修して、足湯を設けた部屋。露天風呂を持つ客室も多い

風呂・夕食が高く、清潔感が低い。実際に宿泊してほぼ納得だが、清潔感は、宿泊した棟によって異なるのではないか。

じゃらん口コミ 総合3.9 (2016年8月7日現在)

多数の魅力的な共同浴場が温泉好きを喜ばせる。左:太平洋の波が打ち寄せる「崎の湯」。中:2種類の源泉が楽しめる弁婁の湯」。白良浜の背後にある「白良湯」。

平成18年3月に日置川町と合併した白浜町は、和歌山県の南西部に位置し、大きくは紀伊水道に面した半島地域、富田川下流域及び日置川流域に分かれる。

白浜町と言えば風光明媚な海岸線に温泉が加わって、海浜温泉リゾートの華やかなイメージを思い浮かべるが、実際は森林が全体の80%以上を占めている。

交通網は、東京方面へ航空路により1時間程度で結ばれ、京阪神地域へは、JR紀勢本線、国道42号、高速道路(近畿自動車道紀勢線)などによりおよそ3時間で来れる。

かねてより近畿自動車道の南進が進められていたが、2015年7月、ついに白浜まで延びて、大阪方面からの車による来訪が一段と便利になった。


白浜温泉は、関西では有馬温泉(兵庫県)と並ぶ大温泉地だ。オーシャンビューを売り物とする旅館が殆どで、夏は海水浴や花火で賑わい、常時7〜8頭のパンダが見られるアドベンチャーワールドも人気の観光スポットだ。

太平洋の波が洗う千畳敷。(上の3枚はプースケさん撮影)

和歌山らしい梅豆腐。

爽やかな鮭カルパッチョ。

お造りにはアワビも。

アワビ・伊勢海老などの高級食材が使われた豪華な六点舟盛りのお造り。自分は感動したが、アワビを評価しない家内は冷静だった。

shirahamakan
部屋 3.7  風呂  4.2 
朝食 3.8 夕食 4.2
接客サービス 4.1 清潔感 3.2

白浜温泉は、有馬温泉{兵庫県)・道後温泉(愛媛県)とともに日本三古泉に数えられ、日本書紀、万葉集、続日本書紀などに「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で登場している。現在の白浜温泉は、鉛山湾にかけて点在する新白浜・古河浦・大浦・網不知・東白浜・白浜・湯崎温泉などの総称だ。
大小30軒余の旅館ホテルがあり、1日あたりの最大収容人員は8000人ほどになる大温泉地だ。

白浜温泉の魅力は、恵まれた湯量、料金的に設備的にバラエティに富むホテル・旅館、白良浜・円月島・千畳敷・三段壁などの景勝、幻の魚クエをはじめとする新鮮な魚介類、パンダが7頭もいるアドベンチャーワールドなどのレジャー施設、それに夏の海水浴や大がかりな花火大会など、単なる温泉地という枠を超えた総合力にある。

白浜温泉には、もう1つの魅力がある。
全国的に知られた荒磯の露天風呂「崎の湯」、2つの源泉が同時に楽しめる牟婁の湯」など6つの共同浴場があることだ
山間(やまあい)の温泉は雨や霧の日が情緒を増すが、白浜は碧い空、青い海が似合う日本一の海浜温泉リゾートだ。

温泉名 : 白浜温泉

定番の朝食だが、伊勢エビの味噌汁がついた。

温泉成分が付着した岩石。細かな白い湯の花が舞っていた。

洗い場

珍しい波板の高い逆V天井。

島の中央に円形の穴があく円月島。

波が押し寄せる洞窟にも行ける三段壁。

風光明媚は白浜温泉は、海浜の温泉として日本一と言って良いだろう。

食 事

白砂青松、文字通り白い浜の白良浜。夏は海水浴客で賑わう。

グラタン。我々には、ここに来てややヘビーな品だ。

和牛の焼き肉。

梅塩で食べる天麩羅。

梅樽風呂は、一段高い木造デッキの上から浸かる。上の方で入浴すると、大浴場を含む全ての風呂が見えて壮観だ。

浴舎には珍しく、波板を張った逆V字の高い天井の下にある男子用内風呂。

部屋付きの掛け流し露天風呂は滞在中入浴できる。分厚い石組みの浴槽は重厚で、眺望は無いものの、落ち着いて入浴できる。

温泉成分が付着した豪快な岩石組みの壁が聳える浴槽は、20人が一度に入れる大きさ。

露天風呂は、藤棚の下にある方形の岩風呂と段差のある2つの梅樽風呂から成る。

一方の露天風呂は藤棚の下に、大小の岩石で造られ、木造の樽風呂と好対照を成す。ここの縁からは静かに温泉が溢れ出ていた。

白浜館からこの小径を歩いて30秒、白良浜海岸に出る。
夏の海水浴にはぴったりの宿だ。

昭和レトロのフロント。何の演出もない昔ながらの観光旅館の雰囲気。

宿泊棟を繋ぐ渡り廊下途中の木造デッキ。

風 呂