先ずはチェックインしてすぐ孫と入浴。一緒に温泉入ったのは、これで10回を超えるだろう。わたしの温泉遺伝子を孫にしっかり伝えたい。
断崖の向こうに太平洋を一望する。.眺望が素晴らしい露天風呂だ。
五浦温泉 五浦観光ホテル (茨城県)(再訪) |
「まっとうな温泉東日本版」の2013年1月出版に向けて「秘境温泉神秘の湯」のしおりさんと「はしご湯のすすめ」のまぐぞーさんとともに準備を進めていた。しかし、3人の記事を持ち寄っても茨城県が空白地帯に「なっていた。そこで急遽、茨城県で数少ない掛け流しの五浦温泉五浦観光ホテルに宿泊して空白を埋めた。
それから3年後の2016年1月の正月明け、長女夫婦と2人の孫とともに再び訪れた。(一回目宿泊記事はこちら)
風 呂
食 事
住 所 | 茨城県北茨城市大津町722 |
電 話 | 0293−46−1111 |
交通機関 | JR常磐線の大津港駅よりタクシーで5分 常磐自動車道北茨城ICから11km |
客室・料金 | 本館・別館合計 100室(和室60和洋室30その他10室) 2人1室1人 12,000円〜 最新詳細情報は宿のHPを参照ください。 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウム―塩化物温泉( 泉温71℃、pH7.9、湯量280リットル/分) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
日帰り入浴時間・料金 |
11時〜15時 18時〜21時 大人1000円。 |
定休日 | 不定休 |
入浴施設 | 内湯2(男女交代制)、露天2(男女交代)、貸切2(有料) 宿泊の場合は本館の内湯・露天風呂入浴可 |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 六角堂、野口雨情記念館、茨城県天心記念五浦美術館、勿来の関公園 |
近くの温泉 | 平潟港温泉、湯の網温泉、磯原温泉、うぐいす谷温泉 |
北茨城市HP 観光協会HP 五浦観光HHP |
http://www.city.kitaibaraki.lg.jp/ http://www.kitaibarakishi-kankokyokai.gr.jp/ http://www.izura.net/ |
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。) |
大小の岩石が配置され、大きい浴槽でも落ち着いて入浴出来る。
孫達にはぴったりの浴衣が用意されていた(満足)。
夕 食
孫と一緒が嬉しく、いつものメモを忘れて、料理の詳細は既述できない。
「関東の松島」の異名を持つ五浦(いずら・いつうら)海岸。左手の赤い六角堂は岡倉天心の自宅から下った崖に建てられた観瀾亭(かんらんてい)。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による津波で消失したのが再建されたもの。
夕食は宴会場を仕切った個室を6人で。
今回入浴しなかった本館の露天風呂。
屋内と屋外の湯上がり処。特に眺望が良いデッキの屋外が快適だ。
朝食は、太平洋を望みながらの椅子席で助かった。
前回もそうだったが、一手間かけておらず、温もりに欠ける朝食。
デザート
かさごの煮付けは当館の売り物だろう。前回も出て美味だった。
茨城でズワイガニは似合わない?
左は学童向けの夕食。右は幼児向けの夕食。2人ともこれで満足してた。
ホタテの釜炊きご飯、これも美味しかった。
煮物:地味だがこれも美味しかった。
崖の上に立ち、堂々とした威容を誇る五浦観光ホテル。本館と別館で合計100室を有する大型旅館だ。
温泉名 : 五浦(いづら)温泉 |
五浦と書いて「いづら」と読む。若くして国際人として活躍し、日本文化の近代化に大きな影響を及ぼした岡倉天心は、太平洋の荒波と奇岩・断崖と松が作る五浦海岸の風景に魅かれ、この地に日本美術院を移し、横山大観、下村観山、菱田春草などがここで創作活動をした。
これを記念して「茨城県天心記念五浦美術館」「茨城大学五浦美術文化研究所」などが設立されている。
五浦温泉は大津港の南東約5km、五浦海岸の岬の上から眼下に太平洋を見下ろす温泉地で、旅館は五浦観光ホテルの本館と別館のみである。
都心から車で約2時間とアクセスが良く、五浦海岸の景勝と地元の漁港で水揚げされている「西のふぐ鍋」「東のあんこう鍋」と言われる深海魚のあんこうを代表とする地魚も大きな観光資源となっている。
因みにすぐ近くにあって、多くの旅館・民宿が営業している平潟港温泉はあんこう鍋の発祥の地と言われている。
施設名 : 五浦観光ホテル(宿泊日:2016年1月10日) |
北茨木市はその名の通り茨城県の最北端に位置し、北は福島県いわき市と接している。
市域の80%が山林だが、東部は太平洋に面し、市内を流れる河川流域には土壌豊かな平坦地が開けている。
古くから農業や漁業が盛んだったが、20世紀初頭には、鉱山王として、また日立製作所の創始者である久原房之助が(常磐)炭鉱の経営に乗り出し、昭和の高度成長期まで活況を呈していた。
その後も有力企業の進出もあって今なお工業地帯として進展している。
平潟・大津地区などでは温泉・鉱泉が湧出し、民宿・旅館が多く、地元で上がった魚介類を売り物にして観光客を呼び寄せている。
文化面では、「七つの子「赤い靴」「シャボン玉」「こがね虫」「あの町この町」「証城寺の狸囃子」など、枚挙にいとまがないほどの童謡を作詞した野口雨情の出身地であり、彼の記念館がある。
また県立の天心記念五浦美術館があるように、ここは日本画界の重鎮、岡倉天心ゆかりの地でもある。
所在地 : 北茨木市大津町 |
2つの内湯は形が若干違うが、何れも20人が一度に入浴でくる規模。
前菜
お造りは5点盛り
泉質は湧出温度71℃のナトリウム・カルシウムー塩化物温泉。硫黄分を蛇管含むのだろうか、僅かに茶色ががって見えた。
朝 食
焼物(牛肉と少々の野菜)
カニの甲羅を使ったパイ包み
館内は典型的な一昔前の観光ホテル仕様。いつも部屋の撮影をしてるが、孫達の相手とか一緒の風呂入浴とかに追われてきれいに忘れた。宿泊料金は正月明けだったが、土曜宿泊につき割高で、一室は大人1人21,600円もう一室は19,440円で、子供2人を含めて税込み106,000ほどだった。
太平洋を見下ろす岬の上にある五浦観光ホテルは、1万坪の敷地を有し、数寄屋造り・2階建ての「和風の宿 本館」と鉄筋10階建ての「別館大観荘」の2棟から成る。
風情の違う2館合計の部屋数が100室に達する大型観光旅館である。
本館は宿泊してないので定かではないが、別館各部屋からは太平洋の海原を一望するオーシャンビューを満喫出来る。西に面してるので、日没の風景は特に見事だ。
部屋のタイプは和室が60、和洋室が30、その他10、料金はガイドブックでは15,000円前後〜となっている。
インターネット上のプランを見ると、2人1室1人2食付き15,000〜22,000円円程度と思えるが、最新・詳細情報は宿のHPを参照されたく。
前回宿泊したとき(2012年11月)は貧弱だったHPは、その後一新されて満足できるものとなっている。
じゃらんのクチコミ評価は、総合3.9(部屋3.9,風呂4.5、朝食3.7、夕食3.8、接客サービス3.8、清潔感3.8でそこそこだ。
五浦観光ホテルから見た五浦海岸の日没。