施設名 : 大河内山荘 (入浴日:2007.4.8) 
所在地 : 下関市豊浦町
温泉名 : 大河内(おおかわち)温泉 (入浴日2007.4.8) 
  大河内温泉 大河内山荘 (山口県)   
住 所 山口県下関市豊浦町大字宇賀5290−1
電 話 0837−76−0211
交通機関 中国自動車道下関ICから国道191号線等で約40km
JR山陰本線湯玉駅からタクシーで10分
施 設(日帰り) 食事処・売店・休憩室、駐車場
宿 泊 8,000円程度から(詳細は電話で)
泉 質 アルカリ性単純泉(31.7℃ pH9.34  無色無臭) 
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間
09:30〜22:00時
定休日 不定休
入浴料金 大人 700円  子供 300円
入浴施設 内湯男女各1 露天風呂男女各1 サウナ ジャグジー 家族風呂
浴室備品 バスタオル無料貸与・シャンプー・ボディソープ・ロッカー・ドライヤー
観光スポット 安養寺(重文)・川棚のクスの森(天然記念物)長門ブルーライン
下関市
旧下関英国領事館・秋田商会他)・巌流島・みもすそ川公園・海響館(下関市立水族館)・梨狩り・豊田湖秋吉台・秋芳洞、萩市、仙崎(金子みすず記念館)、青海島
お土産・食事 館内で昼食・土産可
近くの温泉 川棚温泉・一の俣温泉・滝部温泉・俵山温泉長門湯本温泉泉、湯谷温泉
下関市HP
下関市観光HP
豊浦町観光HP
http://www2.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/
http://www.tip.ne.jp/stca/
http://ww5.tiki.ne.jp/~toyouraweb/
雑記帳 九州遠征の場合、この歳で一気に九州内に入るのは少々しんどい。
そのため、往復で必ず中国地方で一泊する。
走行距離を考えると、本来なら広島県の西側の温泉宿に泊まりたいが(帰路は東側)、適当な温泉(宿)が見つからない。どなたかご推薦下されれば嬉しく存じます。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
関門海峡の北岸に面し本州と九州を結ぶ下関は、中世から陸・海交通の要衝で、いろいろな歴史上の出来事の舞台ともなった。

源平最後の戦いとなり、平家が滅亡した壇ノ浦合戦(1185年)、真偽は定かではないがかの宮本武蔵と佐々木小次郎が戦った巌流島、北前船の寄港地として繁栄した港、そして幕末には高杉晋作が中心となって組織したした奇兵隊の活動拠点となり、下関戦争の地となった。

現在の下関は港湾商業都市として、県庁所在地の山口市より多い県下第一位の人口、経済面でも県西部(旧長門国)の中核となっている。

川棚温泉・大河内温泉を有していた旧豊浦郡豊浦町は、2005年2月、周辺の菊川町など4町とともに下関市と合併している。
この他、町域には重要文化財の安養寺や天然記念物の川棚クスの森などがある。

豊浦町・大河内温泉の背後にある風力発電機群
素朴な宿が3軒だけの小さな温泉地だが、写真の日帰り温泉施設「いのゆ」がある。昔は共同浴場だったのだろうか。
第2回の九州長期遠征の中継地点として山口県一の俣温泉(宿泊宿は未掲載・共同浴場のみアップ)を選んだ。
途中、立ち寄り湯のために「川棚温泉」に向かったが、折から桜祭りで大変な混雑、通行規制もしていたので、第2候補としていた大河内温泉に向かった。

大河内温泉は、山口県と九州を隔てる響灘の海岸線から少し奥まった本郷川の河畔にあり、水田が広がるのどかな山里風景の中に、素朴な湯宿が3軒だけの小さな温泉地だ。

寺と温泉の由来・伝承ほど怪しげなものは無いが、ここは江戸時代中期に川辺の田んぼで発見された、という飾り気の無い由来が面白い。
専ら地元周辺の住人が利用してきた温泉だが、今もローカル色豊か、宿の風呂を銭湯代わりに利用している人が多い。

玄関 打ち水がしてあった。
庶民的な館内風景
露天風呂は、多分温泉ではない(間違っていたらご免なさい)
建物・館内・浴室(内湯)ともかなり年季が行っている。

この日は、日曜日だったせいもあるのだろうか、軽装の地元の人と思われる入浴客でかなり混み合っていた。

浴室はタイル張りのかなりの広さで、一番奥に岩石で囲った風呂がある。
暖房が入っていないせいか、体を洗うには少々寒い。

pH9.34と表示されていたが、アルカリ性温泉にしてはヌメリ感がなく、おそらく加水・加温の上で循環しているのだろう。

内湯から続く露天風呂は比較的新しいが、あまりにも透明でサラリとしており、温泉でなく、多分、真水が使われている、と思った。

入浴料金は700円だがバスタオルが無料で貸与されるのが珍しい。
ジャグジー付きの内風呂、サウナも付いている
九州長期遠征の初日、中継地点である一の俣温泉(山口県)宿泊の前に、ローカル色濃い素朴な温泉に立ち寄った。