煮物:馬鈴薯、筍、蕗、地鶏つくね、引き上げ湯葉

先付けの一つか?料理名不詳。

鍋物:佐賀山和牛しゃぶ鍋 野菜取り合わせ

造り:平目、鰹、海藻、長芋、大葉、花穂紫蘇、山葵

吸物:玉子豆腐(独活・陸ひじき・木の芽)

先付け:新牛蒡金平、春野菜サラダ他

温泉名 : 嬉野温泉

嬉野温泉 椎葉山荘 (佐賀県)
1人当たりの羊羹消費量日本一は佐賀県。温泉サイト仲間のプースケさんが送って下さったので知った日本一の羊羹の町・小城に立ち寄って、外シャリシャリ、中しっとりが特徴の小城羊羹を買い求めた。右は老舗の村岡総本舗で、右側は羊羹資料館。羊羹の店が狭い地域に20軒以上あるのは驚きだ。

2006年8月、旧嬉野町と塩田町が合併して出来た嬉野市は、人口が28,000人余り、佐賀県の南西部にあって長崎県と境を接し、周囲を緩やかな800m以下の山・丘陵に囲まれた盆地である。

嬉野市は、武雄温泉と並び県下を代表する温泉地である嬉野温泉を有し、市のホームページを開けると、まるで観光協会のHPと勘違いするくらいに嬉野温泉を前面に押し出してPRしている。

市の特産品は嬉野茶である。茶生産量第1位の静岡県、第2位の鹿児島県は別格として、佐賀県は全国第8位に位置し、その大部分は嬉野市で生産されている。室町時代から栽培が始まった嬉野茶の特徴は、伝来の釜煎り手揉み茶と煎茶の長所を併せ持ったカラッとした爽やかさにあるようだ。

.九州を代表する焼物の産地である有田・伊万里・唐津は何れも佐賀県内にある。これらは嬉野市の市域外になるもののそれほど遠くない。市域内にも陶器の産地があり、吉田焼・志田焼などには会館や博物館もある。

夕食・朝食とも吹き抜けで開放的な食事処「レストラン椎葉」で取る。
夕食は、小鉢や前菜、刺身などを人数分だけ大皿や鉢に盛り付けて順番に供される椎葉盛込会席。
メインは地元佐賀j牛のしゃぶしゃぶ、それに有明海の魚介類など、地元の食材で調理された料理が食卓を賑わす。
格別凝った品ではないものの、家庭では出来ない味付けや高級食材の料理を味わうことが出来る。

朝食は嬉野名物の「とろける湯豆腐」などの豆腐3種他30品が並ぶ、充実した和洋バイキングだ。

椎葉山荘は大正14年開業の老舗旅館・大正屋が経営する姉妹館で、嬉野川の両岸に点在する温泉宿から、南へ直線距離でも2~3kmほど離れた山里にポツンと立っている。
同じグループの日帰り温泉施設で、西九州一の大きな露天風呂を売り物にしている「しいばの湯」がこれに隣接する。

第一回の九州遠征の際に、大正屋に立ち寄り、日帰り入浴にもかかわらず宿のスタッフが丁寧に応対してくれて、いつか泊まりたいものだと思っていた。
ようやく機会が巡って来たので、やや味気ない嬉野温泉街から離れた山里にある椎葉山荘の方を選択し、嬉野温泉名物の蕩けるような豆腐の料理も楽しみに予約を入れた。

近くを嬉野川と合流するであろう細い渓流が流れ、山の斜面を利用して20室の客室(一部離れ)がある。18室の和洋室が中心で和室10畳+ツインベッドルーム、それに和室10畳のみの部屋が2室ある。
料金は概ね20,000円~25,000円前後であるが、時期や曜日・人数・プランなどによって異なるので、詳細・最新情報はここのHPを参照されたく。

住 所 佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内椎葉乙1586
電 話 0954-42-3600
交通機関 長崎自動車道嬉野ICから約5km
R武雄温泉駅からJRバスにて約30分、嬉野バスセンター下車、車送迎(乗車5分)
施設(日帰り用) 椎葉山荘本館は日帰り入浴不可
隣接する別棟の「しいばの湯」は日帰り専用施設
宿 泊 20室(和洋室18 和室2)
料金は概ね20,000円~25,000円前後。最新詳細情報はこちら参照。
泉 質 単純温泉(30.3℃、85ℓ/分、pH7.24、無色無臭微硫化水素臭)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) しいばの湯(午前9時~午後9時)
定休日 無休
入浴料金 大人1000円 小学生以上中学生未満500円/幼児 無料  
フェイスタオル・バスタオル貸与 
入浴施設 内風呂:男女各1 露天風呂:男女各1
浴室備品(外来入浴) タオル・バスタオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 塩田津、肥前吉田焼窯元会館、豊玉姫神社、志田焼の里博物館
長崎、佐世保、ハウステンボス
千綿渓谷、有田・伊万里
お土産・食事 土産は館内で可。嬉野名物は湯豆腐。
近くの温泉 武雄温泉、平谷温泉
嬉野市HP
温泉観光協会HP
大正屋HP
椎葉山荘HP
http://www.city.ureshino.lg.jp/
http://kankou.spa-u.net/
http://www.taishoya.com/
http://www.shiibasanso.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

果物・甘味(よもぎしぐれ)

御飯:筍御飯、田舎味噌(揚げ豆腐・韮)

替鉢:稚鮎、山菜天麩羅、さくら麺美味出し

施設名 : 椎葉山荘 (宿泊日:2013.4.18)

有田焼

第一回九州遠征に続き、今回の第三回遠征でも、伊万里焼の大川内山に立ち寄った。今回もこんな小物を中心に買い求めた。

佐賀県内、嬉野温泉と並ぶ温泉地である武雄温泉。

今回宿泊した椎葉山荘の親旅館・大正屋の豪華な内風呂。
肥前風土記にも登場する佐賀県の古湯にして名湯、嬉野温泉の老舗宿・大正屋の姉妹館で、温泉街より数キロ離れた椎葉山の山間にひっそりと佇む椎葉山荘に宿泊した。嬉野名物のとろける豆腐も存分に味わった。

● 夕食

嬉野温泉は和同6年(713年)に編纂された「肥前風土記」にも登場する歴史ある古湯であり、江戸時代は長崎街道の道筋にあるため、温泉のある宿場町として栄えた。

現在の嬉野温泉は、長崎自動車道嬉野ICから約2km、嬉野川を挟んで大小33軒の旅館(2014年3月現在 旅館組合非加盟の旅館は含まず)が立ち並ぶ、九州北部随一の温泉地だ。
残念ながらH15年の宿泊者数は78万人あったのが、H23年には51万人まで落ち込んでいる(逆に日帰り客は大幅に増加しているが)。

嬉しいことに旅館の大部分が日帰り入浴を受け付けており、観光案内所等で1200円の「遊湯嬉野チケット」を購入するとお得に湯巡りをすることが出来る。

嬉野温泉の名物と言えば、温泉成分により淡雪のように柔らか、なめらかにとろける「温泉湯どうふ」で、全ての旅館と30ヶ所近い食事処で味わえる。

先付け:吟醸豆腐

風 呂

内湯から繋がる露天風呂も内湯と同じく一度に15人位が入れる規模。眼前を渓流が瀬音を立てて流れ、開放感があって爽快だ。
立ち寄りの場合、山の湯は開放されていないので、椎葉山荘から100mほど離れているが、大きな露天風呂を持つ「しいばの湯」で入浴出来る。宿泊者は無料入浴出来るが、大正屋入浴で満足、こちらは入らなかった。

開放感たっぷりの吹き抜けロビーとレストラン椎葉、夕食朝食ともここで取る。

料 理

所在地 : 嬉野市(うれしのし)嬉野町

部屋からの眺め。前を渓流が流れ、標高はないが山間の宿の趣きがある。

各客室・離れ・風呂などはこんな廊下で繋がっている。

ウッディで軽快なロビー周辺。

正面玄関からは椎葉山荘の全貌はうかがい知れない。

部屋は「満天星2号室」で,一番安いランク、和室10畳+ベランダ+BT、「有田焼が付いてくるプラン」で1人17850円。まだ炬燵が置いてあった。

● 朝食

2人分の煮物、これを取り分ける。

朝食は和洋バイキング、3種類の豆腐が並ぶ。写真はとろける湯どうふ。

パン食を選択。

宿泊者専用として「山の湯(内湯+露天風呂)」が館内にある。その名の通り、標高は低いながらも山間(やまあい)の温泉の雰囲気がある。
内湯・露天風呂とも中程度の規模、周囲は木材をふんだんに使用しているが、風呂は河原の石を縁に敷き詰めたごく素朴な造りだ。
温泉はさらさら、透明・無味・微硫化水素臭の単純温泉(30.3℃ 85ℓ/分)で循環濾過している。

グル―プ3旅館に宿泊した場合は、定時に出る送迎マイクロバスを利用して「大正屋」「椎葉山荘」「湯宿 清流」で入浴出来る。写真は大正屋。

和洋30種類以上の料理・飲み物が並ぶ。

3種類の豆腐はどれもとろけるような軟らかさで美味。

名物の豆腐は上記掲載のとろける湯豆腐、吟醸豆腐、かご盛り豆腐の3種類が並ぶ。

風呂の4.8は高すぎるが、他は概ね納得。

部屋 4.7  風呂 4.8
朝食 4.8 夕食 4.6
接客・サービス  4.8 清潔感 4.7

じゃらん クチコミ 総合4.7(50件平均 2014.3.21現在)