全部で33,000個の瓦が使われている。一見すると和風建築だが、実際は和洋折衷。
ならのさこ温泉 いやしの湯 (熊本県)

一階には、左側の花道、その右側が1段低くなっている平土間と右手上手桟敷と左手下手桟敷(写真では見えない)がある。(写真は2階から撮影)

山鹿市街中心部には、昔から「山鹿千軒たらいなし」と唄われた湯量豊富な山鹿温泉が湯煙を上げていて、20軒ほどの温泉宿・ホテルが営業し、その多くが日帰り入浴を受け付けている。日帰り温泉施設も充実しており、その中で湧出量600リットル/分、加水加温無しの掛け流し、ならのさこ温泉いやしの湯に立ち寄った。
尚、温泉ガイドブックでは、当該温泉を山鹿温泉に含めない独立した温泉として扱っているので、ここでも同様とした。

営業時間は10時から深夜1時と長時間営業、休日は年に2回の不定休。
料金は大人680円、小学生400円。8ヶ所ある家族風呂は、1300円〜1500円(50分)。

付属施設として食事処、土産売店、農水産物直販所、温泉スタンド、マッサージなど充実している。

湯治用の低料金宿泊も可能で、朝食付きで3500円〜3990円。

山鹿市は熊本県の北部に位置し、福岡市からは南南東へ約90km、熊本市からは北へ約30kmの地点に位置する。

市街中心部には、昔から「山鹿千軒たらいなし」と唄われた湯量豊富な山鹿温泉があり、20軒弱の温泉宿・ホテルが営業している。
また江戸時代以来の共同浴場である元湯さくら湯も往年の姿になって復活した。
市域にはもう一つ、最近、人気が上昇して旅館が増加し、日帰り温泉も充実してきた平山温泉がある。

山鹿と言えば温泉と共に知られているのが「山鹿灯籠まつり」で、毎年8月15日と16日に開催される。
頭上に金色・銀色の紙製灯籠を乗せた多数の女性が優雅に舞い踊る千人灯籠踊りによって、街は幻想的な光の波に彩られる。

もう一つ、市の有名な観光スポットとして、国指定重要文化財の「八千代座」がある。
明治43年に山鹿の実業家・旦那衆の尽力によって建設され、国の重要文化財に指定されている。
花道や桟敷など江戸時代の芝居小屋をの様式を今に伝えていて、平成3年からは「坂東玉三郎舞踊公演」も開催されている。

舞台に向かって平土間と右手1階2階の上手桟敷。

八千代座

旦那衆の会社・商店の広告が天井にぎっしり描かれている。

上席とされる2階上手桟敷から見る舞台。

内湯と同じく、露天風呂も浴槽によって温度が異なる。

毎年8月15日と16日に開催される山鹿灯篭まつり。頭上に灯籠を載せた女性たちが優雅に舞い踊る「千人灯籠踊り」では、幾重にも重なる灯の輪が幻想的な世界へ導く。
八千代座から徒歩6〜7分の山鹿灯籠民芸館には100個の灯籠がつり下げられている。

山鹿温泉元湯 さくら湯。
明治初期の大改修以降、市民温泉として愛されてきた山鹿の元湯が、唐破風を持つ往年の姿に再生されて、2012年10月にオープンした。

温泉名・施設名 : ならのさこ温泉 いやしの湯 (入浴日:2013.4.17)

国指定 重要文化財

山鹿灯篭まつり

付属施設が充実した健康ランド的な日帰り温泉施設。

機能的な内湯。

舞台から見る館内。後部にも席があり、現在が椅子席になっている。

右側が花道とその左の平土間。

所在地 : 山鹿市(やまがし)

山鹿温泉は湯量豊富なこともあってか、日帰り入浴を受け付ける旅館がほとんどだが、これ以外に日帰り温泉施設も充実していて8軒ほどある。

当初は、冒頭の山鹿温泉元湯 さくら湯に向かったが、運悪く月一回の休日に当たってしまい、急遽2番目候補に向かった。しかし、ナビと山鹿温泉の相性が悪くてなかなか見つからず、偶然、前を通過した「ならのさこ温泉 いやしの湯」に立ち寄った。

ちょっとした温泉センターの趣きで、内湯には温度が違う複数の浴槽、寝湯・歩行湯・打たせ湯などの機能湯の他に露天風呂、8ヶ所の露天風呂・ミストサウナ付き家族湯などが揃っている。
湧出量が毎分600リットルと豊富、湧出温度が48℃なので加水加温無し、すべての風呂が掛け流しとなっている。

泉質は、無色無臭のアルカリ性単純弱放射能温泉で、
ホームページで謳っている「日本有数の高濃度の天然ラドン温泉」の裏付けは取れていない。


住 所 熊本県山鹿市鹿校通2−5−9
電 話 0968−43−3321
交通機関 九州自動車道菊水ICから県道16号経由で約11km
JR鹿児島本線熊本駅から九州産交バス来民経由山鹿温泉行きで1時間13分 鹿交通一丁目下車、徒歩2分
施設(日帰り用) 休憩所(無料・有料)、食事処、土産売店、農水産物産直販所マッサージ
宿 泊 湯治用宿泊(朝食付き) 3,500円〜3,990円
泉 質 アルカリ性単純弱放射能温泉(現地表示)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 10時〜翌1時
定休日 不定休(年2回)
入浴料金(日帰り) 大人680円 子供400円 小学生未満無料
入浴施設(日帰り) 内湯:男1女1(寝湯・歩行湯等あり)、露天風呂:男1女1 家族湯8ヶ所(有料)
浴室備品(日帰り) シャンプ-・ボディソープ・ドライヤー、ロッカー
観光スポット 八千代座、山鹿灯篭民芸館、山鹿市立博物館、やまが門前美術館、あんずの丘、歴史公園、歴史公園鞠智城
お土産・食事 温泉街および周辺に多数
近くの温泉 平山温泉、宮原温泉、植木温泉、玉名温泉、菊池温泉、菊鹿温泉
山鹿市HP
山鹿市観光協会HP
いやしの湯HP
http://www.city.yamaga.kumamoto.jp/
http://www.y-kankoukyoukai.com/
http://www2.ocn.ne.jp/~naranosa/index.html
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)