軽井沢塩壺温泉 塩壺温泉ホテル (長野県)

10人位が入れる中規模の内湯。気が付かなかったが、源泉は近所の星野温泉との共同源泉らしいが未確認。泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(浴室内掲示)。HPでは「弱アルカリ炭酸泉(原文のまま)」とあり、どちらが正しいのか不明。右の写真:寝湯部分には滑り止めのネットが敷いてあったがゴミが付いてるように見え、清潔感に欠けていたため利用しなかった。
ガイドブックではかけ流しとあったが、ホテルのHPではこれを謳っていないのが気になる。

住 所 長野県佐久郡軽井沢町中軽井沢塩壺
電 話 0267−45−5441
交通機関 上信越自動車道碓井軽井沢ICから約15km
しなの鉄道中軽井沢駅からタクシーで5分
施 設(日帰り用) ラウンジ(12〜14:30 軽食・喫茶)、ロビー、駐車場(60台)
宿 泊 43室 15,000園前後〜
最新・詳細情報はホテルのHP参照ください。
泉 質 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温(48.5℃ pH7.4 、無色澄明微硫化水素臭)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
立ち寄り入浴時間 11時〜21時(予約不要)
定休日 不定休
入浴料金 大人 1000円
入浴施設 内湯男女各1混浴露天風男女各1、貸切風呂1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 周辺に多数、詳しくは下記掲載のHP参照。
お土産・食事 町内に多数。
近くの温泉 星野温泉、千ヶ滝温泉、小瀬温泉、軽井沢矢ヶ崎温泉、ゆうすげ温泉、天狗温泉、高峰温泉、菱野温泉、布引温泉、湯の瀬温泉、中棚温泉、初谷温泉
軽井沢町HP
観光協会HP
旅館組合HP
塩壺温泉HHP
http://www.town.karuizawa.nagano.jp/
http://karuizawa-kankokyokai.jp/
http://www.karuizawa.or.jp/
http://www.siotubo.co.jp/
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

フロント周辺。軽井沢のホテルと身構える雰囲気ではなく、日帰り入浴も快く受け付けてくれた。

軽井沢で初の入浴。愛車と共に塩壺温泉ホテル前で記念撮影。1913年、星野リゾート創業者である星野国次が赤岩鉱泉(のちの星野温泉ー追って掲載))とともに塩坪の湯を開発、のちに塩壺温泉と改められたそうだ。現在も星野リゾートと資本関係があるか不明。

石畳の中にある小ぶりの露天風呂。薄いコーヒー色に見えたが光線のせいか。ここの湯は少々元気が無かった。

日本庭園を見ながらの入浴。前方も風呂かと思ったが、これが池というやなぎさんの記事を思い出して、飛び込まずに済んだ。

天明の大噴火で噴出した溶岩が堆積した鬼押し出しの奇勝から見る浅間山。標高が2500mを超えるが、それほど高くは見えない。標高が樹木が全く生えていない灰色の山だ。

上信越自動車道の碓井軽井沢ICから軽井沢に入って見かけた案内板。ここで左折して中軽井沢の温泉に立ち寄ってから、鬼押し出し観光、そして今夜宿泊の嬬恋温泉に向かう。

日本を代表する避暑地・リゾート地、軽井沢は、Aランクの活火山浅間山の麓、標高1000mの冷涼地にある。グルメ通りとして人気のエリア、自然豊かでバードウオッチングの適所、温泉が点在する中軽井沢の一角に軽井沢最古の温泉・塩壺温泉の一軒宿・塩壺温泉ホテルがある。

観光面から軽井沢町は4地区に分けられる。
「旧軽井沢」は、日本初のリゾート地で、多くの著名人がこの地区に別荘を設けてきた。
軽井沢らしい洒落た店舗やレストランが並ぶ旧軽(井沢)銀座から国重文の旧三笠ホテルにかけて人気の観光スポットが連なっている。

「中軽井沢」は、グルメ通りとして人気のエリアで、自然も豊か、教会や美術館も多く点在し、町域の温泉(星野温泉・塩壺温泉・千ヶ滝温泉など)はこの地域に集中している。

「南軽井沢」は、多くの美術館や文学館が集中する軽井沢の新興地区で、名門のゴルフ場もここにある。

「追分井沢」は、浅間山を間近に望む雄大な景観と中山道の宿場町時代の風情を残した地域である。

町のシンボルである浅間山は、気象庁からランクAに指定されている世界有数の活火山だ。
有史以前から数多くの噴火を続け、近年では1783年8月の天明大噴火で、麓の住人1500人が死亡している。

長野県の東端、群馬県境に位置する軽井沢町は、浅間山(標高2、568メートル)の南東斜面、標高900〜1000メートル地点に広がる高原の町だ。

気候は冷涼、年間平均気温は10℃前後、冬は零下15℃前後になり、年間平均120日の霧が発生する。

財政状況が優良な町で、日本で数少ない地方交付税不交付自治体である。

1886年(明治19年)にカナダ人の宣教師がこの地を訪れて浅間山に抱かれた自然美に魅了され、2年後に当地最初の別荘を造ってひと夏を過ごした。

その後、多くの外国人や著名人が別荘を建てて避暑地に発展、今や日本を代表する別荘地、また四季を通じて静養できる高級リゾート地に発展し、年間800万人前後の観光客が訪れている。

1964年の東京オリンピックでは馬術、1998年の長野オリンピックではカーリングの競技会場になり、世界で唯一、夏季・冬季両方のオリンピック競技会場となった町である。
所在地 : 北佐久郡軽井沢町中軽井沢

軽井沢には50軒を超えるホテル・旅館があるが、温泉がある所は僅か、どこも掘削して温泉を得たもので、自噴温泉はおそらく無いだろう。

温泉のある宿は、中軽井沢周辺に、星野温泉、塩壺温泉、千ヶ滝温泉、小瀬温泉、軽井沢矢ヶ崎温泉などがあるが、どこも一軒宿で複数の旅館が立ち並ぶ温泉地は無い。
浅間山という世界的な活火山があるのに、温泉が自噴しないのが不思議だ。

塩壺温泉ホテルは、軽井沢では最古の温泉で、国道146号線を鬼押し出しに向かって進み、星野温泉トンボの湯を通過してすぐ、案内板を目印に右折した森の中にある。
。野鳥のさえずりが賑やかな森の中にあって、ここのHPでは徒歩10分ほどで行けるバードウオッチングコースを紹介している。

軽井沢のホテルと言えば、高級・スノッブなイメージを思い浮かべるが、ここのHPはまるで民宿の様な野暮ったさで、ホテルなのにスリッパに履き替えるなど、館内はやや古びて、いたって飾らない雰囲気だ。
宿泊料金も軽井沢にしてはリーズナブル、2人1室平日で1人15,000円から泊まれる。
温泉名・施設名 : 軽井沢塩壺(しおつぼ)温泉 塩壺温泉ホテル (入浴日:2014.4.15)