松川温泉 松楓荘 (岩手県)
   
施設名 : 松楓荘(しょうふうそう) (入浴日:2007.5.12)
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)
住 所  岩手県八幡平市松尾寄木松川温泉
電 話 フリーダイヤル 0120−782246
交通機関 東北自動車道松尾八幡平ICから15km
JR東北新幹線盛岡駅から岩手県北バス松川温泉行きで1時間50分松川温泉下車
施設(日帰り用) 個室休憩(1000円〜1200円 15時まで) 売店、駐車場40台
宿 泊 和室22室(トイレ無し) 8,500円〜10,500円(2008年7月現在)
泉 質 硫黄泉 (泉温63.5℃、PH5.0)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(立ち寄り) 8〜20時
定休日 無休
入浴料金 大人500円 
入浴施設 内湯:男女各1、露天風呂:混浴2 女1
名物の混浴岩風呂・・・10時〜12時 17時〜19時は女性専用タイム
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー、混浴露天風呂は備品なし
観光スポット 八幡平(湖沼・お花畑)ウオーキング、安比高原、東八幡平
お土産・食事 館内で昼食不可 近隣に食事処無し
近くの温泉 藤七温泉、八幡平温泉郷、安比温泉、蒸の湯温泉、後生掛温泉玉川温泉など
八幡平市HP
観光協会HP
松風荘
http://www.city.hachimantai.lg.jp/kurashi/
http://www.hachimantai.or.jp/
http://www.shofuso.jp/
雑記帳 第1回東北遠征の際、八幡平頂上直下の藤七温泉に立ち寄った。ここから松川温泉までは樹海ラインを走って30分ほどだったが、先を急ぐために立ち寄れなかった。今回は絶対外さないと心に決め、前日宿泊した国見温泉から三陸海岸に向かう途中に立ち寄った。
八幡平頂上の八幡沼。第1回東北遠征の際に藤七温泉・彩雲荘に立ち寄り、その際に八幡平に広がる湖沼を散策した。
八幡平市は、2005年9月、岩手郡の西根町・松尾村・安代町が合併して誕生した。
市の北東部にあり、奥羽山脈北部の山群で日本百名山の一つである。八幡平(はちまんたい)からとった市名だが、八幡平は秋田県鹿角市にも跨っているため、同市がこの市名に反発し、もめた経緯がある。

岩手県と秋田県にほぼ等面積で広がる楯状火山跡で、広い高原のあちらこちらに火山起源の小山があり、その間に無数の沼や湿原が点在する。
最高地点の標高は1613mである。

八幡平市はこの高原リゾートの八幡平の他に、安比(あっぴ)高原を有し、スキー、トレッキング、湖沼散策、ゴルフ、乗馬、テニス、パラグライダーなど数多くのアウトドアスポーツが楽しめる

又、温泉も豊富な湯量を有する松川温泉、東北で一番高い所にある藤七温泉の他、八幡平温泉郷・安比温泉などの温泉地が市域にある。
松川温泉は、東北自動車道松尾八幡平ICから南西へ15km、東八幡平にある八幡平温泉郷から森林帯をしばらく走った山中にある。

かってはここで行き止まりだったが、藤七温泉を通過し八幡平頂上を結ぶ樹海ラインが開通したため、秋田県側からも直接来られるようになった。

松川温泉は湯量が豊富でしかも高温、上述の八幡平温泉郷に温泉を引き湯させているほどだ。

旅館は3軒あり、いずれも素朴であるが野趣に富んだ露天風呂を有している。

旅館の奥には、日本で初めて地熱を利用した松川地熱発電所があり、電話で予約すれば見学も出来るようだ。
松川沿い、松川温泉で一番古い松楓荘
十和田湖八幡平国立公園内に長い稜線を持つ八幡平、その南麓、八幡平頂上から樹海ラインに乗って原生林の間を南下すると、松川渓谷沿いに3軒の素朴な旅館が現れてくる。
松楓荘・松川荘・峡雲荘だ。


松楓荘は、松川温泉で長い間一軒宿だった老舗で、1743年(寛保3年)創業の歴史を持つ


東北自動車道松尾八幡平IC側からやって来ると最初に現れるのが松楓荘で、松川沿いに建ち、外観はだいぶ草臥れた建物だ。

館内もこれぞ秘湯の宿といった趣で、赤絨毯とは無縁、外観と同じような山小屋の雰囲気、フロント・ロビーにはベタベタと色々なものが貼り付けられている。

部屋は8畳を中心にした和室が22室(BT無し)、宿泊料金は8,500円〜10,500円である(2008年7月現在)。

日本百名山・八幡平の南麓、松川渓谷沿いの原生林に囲まれて3軒の宿がひっそりと湯煙を上げる。この中で最も古い歴史を持つ、日本秘湯を守る会の宿・松楓荘に立ち寄った。
いかにも秘湯の宿らしい玄関先。
風呂は男女別の内風呂、女性専用タイムがある混浴露天風呂2ヶ所 女性専用露天風呂1ヶ所がある。

到着したのが午前10時半頃、この宿の名物である半洞窟の「岩風呂(混浴)」は女性専用タイムで入浴できなかった(女性専用タイム:10時〜12時 17時〜19時)。

日帰り入浴は午前8時〜午後8時、入浴料金は大人500円である。

内風呂は巨大な岩が張り出したワイルドなもので、青味がかった白濁の温泉は高温の硫黄泉で、加水して掛け流しにしている。
露天風呂(混浴)は10人程度が入れる大きさ、目の前を流れる松川に張り出したように造られ眺望は抜群だ。


岩風呂は吊り橋(写真)を渡った対岸にある。
内湯は巨岩が張り出し、板壁が湯気で黒味がかっていい雰囲気だ。
目の前に松川渓谷の荒々しい壁が迫る露天風呂。
所在地 : 八幡平(はちまんたい)市
温泉名 : 松川温泉