煮川の湯は、湯畑から日新館・大阪屋の前を通って大滝乃湯へ向かう途中にあり、湯気抜きの三角屋根が目印だ(湯畑から徒歩5〜6分)。
入口から階段を少し下った半地下にあり、はっきりとした硫黄の臭いが辺りに漂っている。
湯船は詰めて4人が一度に入れる程度。地元の人から草津の共同浴場の中で一番熱い風呂と聞いていた。
これは源泉温度が一番高いわけではなく(49.9℃)、湧出場所がすぐそばにあり温度が低下する前に浴槽にそのまま注がれるためだ。
と言う訳で、我々は入浴前には戦々恐々としていたが、実際に浸かってみると確かに熱いものの飛び出すほどではなかった。
これは、草津温泉きっての泉質(含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉)と評判の高い煮川源泉のなせる技なのであろうか。
ここで初めて、身がキリリと締まる高温泉の悦楽に開眼した。
草津のシンボル・湯畑
湯口には白黄色の温泉成分がベットリと付着していた。
住 所 | 群馬県吾妻郡草津町(番地不詳) |
電 話 | 0279−88−3642(観光協会) |
交通機関 | 関越道渋谷伊香保ICから国道353・145.292号線で60km 上信越道碓井軽井沢ICから県道43・国道146・292号線で55km (道路状況・景色などから、軽井沢経由が断然お勧め) JR長野原草津口からJRバス(25分) JR軽井沢から草軽バス(80分) |
施 設 | 付帯設備特に無し、駐車場は湯畑前にあるが常に満車。温泉街周辺の駐車場を利用。 |
宿 泊 | 不可 |
入浴時間 | 24時間(清掃中は入浴できない) |
定休日 | 年中無休 |
泉 質 | 含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(pH2.1 49.9℃) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴料金 | 無料 |
入浴施設 | 内湯男女各1 |
浴室備品 | シャンプー類無し、ロッカー無し |
観光スポット | 湯畑、西の河原、熱の湯(湯もみショー)、ベルツ記念館、片岡鶴太郎美術館(ホテル経営)軽井沢、白根山(湯釜) 草津から万座・志賀高原に続く国道292号線・志賀草津道路は、雄大な山並みを縫うように走る快適な高原ルート。途中、有毒ガスが発生して立ち入り駐車禁止の殺生河原、日本百名山の一つである白根山(コバルトブルーの湯釜が素晴らしい)、国道の中では最も高い「渋峠」を通過して行く、日本有数の大パノラマ山岳道路だ。 |
お土産・食事 | 温泉街に食事処・土産物屋多数 |
近くの温泉 | 草津温泉の数多い外湯・共同浴場巡り(西の河原、大滝乃湯、白旗の湯、千代の湯等) 万座温泉、尻焼温泉、沢渡温泉、湯の平温泉、川中温泉(日本三美人湯の一つ)など多数 |
草津町HP 観光協会HP 旅館協同組合HP |
http://www.town.kusatsu.gunma.jp/ http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/ http://www.yumomi.net/ |
雑記帳 | 草津の共同浴場18ヶ所の内、入浴したのは白旗の湯・翁の湯・煮川の湯と3ヶ所。 まだ残りが15ヶ所、完全制覇には赤信号が灯り始めた。 |
熱の湯:♪草津 よいと〜こ 一度はお出で どっこいしょ♪にのって湯揉みショー。
「煮川の湯」前のARさんとAKさん