京丹後市には、丹後半島の北から西にかけての海岸線に沿って
「カニが名物の間人（たいざ）温泉郷」
「夕陽が美しい夕陽ヶ浦温泉」
「のどかな田園にある木津温泉」
そして「美しい海岸線の久美の浜温泉郷」がある。

国民保養温泉地に指定されている久美の浜温泉郷とは、湖のように静かな水面を見せる久美浜湾の周辺に点在する小さな温泉、久美浜シーサイド温泉・小天橋温泉・神野温泉と久美浜温泉の総称である。

宿では湾内で養殖される牡蠣やイサザ・鬼エビなどの魚介類が味わえる。

久美の浜温泉郷の最寄り駅は、ＪＲ山陰線豊岡駅を始発とし、丹後半島を走る北近畿タンゴ鉄道の久美浜駅か丹後神野駅からタクシーで5分〜15分の距離にある。

美しい久美浜湾ではカキの養殖がおこなわれている。

久美の浜温泉郷の高級旅館・碧翠御苑

湯上がりサロン

地元関西と中国地方の温泉を充実させよう、の（自分だけの）キャンペーン第一弾として、京都・丹後半島に目星をつけてリーズナブルな温泉宿を探した。
結果、木津温泉・ゑびすやに宿泊、周辺のいくつかの宿に立ち寄ることにした。
その一つがここ碧翠御苑。高額な料金のため宿泊は敬遠、ガイドブックでよく見かける久美浜湾を臨む露天風呂入浴を目的とした。

久美浜温泉郷で最も高級な碧翠御苑は、1万坪の敷地にわずか14室という贅沢さだ。
風光明媚な久美浜湾に面し、すべての部屋からオーシャンビューが楽しめる。

宿泊料金は季節によって変動、特にズワイガニ（タラバガニ）のシーズンである冬季は、平日数組限定の１８，０００円程度のプランもあるが、２人１室だと概ね２８，０００円〜４０，０００円となる。
（予約の際は、下記の宿のHPを参照ください）

住　所	京都府京丹後市久美浜町湊宮１４３２
電　話	０７７２−８３−０３５５
交通機関	舞鶴若狭自動車道福知山ＩＣから約８０ｋｍ 北近畿タンゴ鉄道宮津線久美浜駅からタクシー
施　設（日帰り）	湯上がりサロン、ロビー、売店、　駐車場（約３０台）
宿　泊	２人１室　１８，０００円〜４０，０００円程度（２００９年１２月現在） 詳細は下記の宿HPを参照ください。
泉　質	ナトリウム･カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉
適応症	不記載（理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照）
入浴時間	１３時〜２０時　（要確認）
定休日	無休
入浴料金	大人１０００円　（７月２０日〜８月２０日 １，５００円）
入浴施設	内湯男女各１、露天風呂男女各１
浴室備品(日帰り）	ボデイソープ、シャンプー、ロッカー、ドライヤー
観光スポット	久美浜湾（山陰海岸国立公園）、小橋立、梨・ブドウ・メロン狩り、天の橋立、玄武洞、出石町、丹後半島周遊
お土産・食事	予約必要な食事つき入浴可能（詳細は宿のHP参照）
近くの温泉	木津温泉、夕日ヶ浦温泉、弥栄あしぎぬ温泉、おおみや小町温泉、浅茂川温泉
京丹後市HP 観光協会HP 碧翠御苑ＨＰ	http://www.city.kyotango.kyoto.jp/tango/appmanager/kyotango/citizen http://kyotango.co.jp/ http://www.hekisui.jp/
雑記帳	京都府内の旅館で初めて宿泊、これで関西圏で未泊は大阪府と滋賀県となった。 滋賀県はともかく、大阪府で温泉のある旅館・ホテルは結構あるが、多分、宿泊することはないだろうな〜。

碧翠御苑は風光明媚な久美浜湾に面し、すべての部屋・風呂からオーシャンビューを楽しめる高級旅館。

外観はそうでもないが、玄関先に足を踏み入れると高級感漂うフロント・ロビーが目に飛び込んでくる。
立ち寄り湯だと少々気が引けるが、入浴を乞うと快く応対してくれた。
日帰り入浴の時間帯は１３時〜２０時までと長く、料金は１０００円だが夏休み期間は１５００円になるようだ。

内風呂は2面が天井から床までガラス張りで明るく開放的。天然石の床と縁が檜の湯船は、高級感と清潔感が漂う。
露天風呂は、まるで湖のような静かな水面の久美浜湾を眼前に見て眺望抜群だ。

泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉で加温・循環している。