液晶テレビ
シャワー付きトイレ
木製の台に布団。椅子が無いので、寛げる場所が無い。
一流企業の化粧品が置いてあった。
部屋とデッキの中間にある小部屋のバスタブ。これらはは全く使わず。これにシャワートイレ。
和モダンな壁の材質と色調。ベッドはシモンズ製。
8畳の和室にツインなので、料金の割には狭いと感じた。
館 内
中央アルプス・木曽駒ケ岳の東麓、標高800mの駒ヶ根高原に湧く早太郎温泉郷。洒落た館名「二人静」は山野草の名から由来し、デザイナーがプロデュースした和洋折衷の棟もある高級旅館で、特に和の夕食・朝食が評判だ。
先附(豆乳玉子豆腐・蟹味噌・金箔)
前菜(自家製塩辛・鯛皮煎餅・蛤界焼他)
鶉玉石垣寄せ・蟹身・この芽)
お造り(鮃・車海老・サーモン)
焼肴(大岩魚のソテー・ポワローのフライ添え)
2つある日帰り温泉施設の一つ、こまくさの湯。
奈良と東京を中央道で往復するとき、ほぼ半分の距離にあるのが早太郎温泉。
このため、休憩を兼ねてICから近い早太郎温泉の日帰り施設に度々立ち寄った。
旅館が10軒ほどあるが、高原リゾートということもあって、本格的な和の旅館は二人静を筆頭にいくらも無い。
秘湯系が続いていたので、家内のために快適性を優先させて二人静に予約を入れた。
早太郎温泉周辺の風景
二人静
施設名 : 山野草の宿 二人静 (宿泊日:2009.11.1)(平日2人1室 1人18,000円)
人力車の演出は2回目。
館内どこもメンテナンス・清掃が行き届きピカピカ。
館内にエレベーターのある宿は初めてだ。
温物(海鮮の卵白餡掛け・糸唐辛子))
揚物(鰆香揚・天然海老)
国産牛ロース肉の笹蒸し)
鯛釜飯、木の子・あおさ・豆腐の信州味噌仕立、香の物
ホワイトコーヒーのプリン
真っ盛りの紅葉に囲まれた二人静
部屋からの眺め。
周辺はアルの散歩に苦労しない環境。
朝食は、小ぶりで白・青色などの地味な食器に佃煮・温泉卵、鮭又は干物・海苔などがのるのが普通だが、ここは華やかな食器に、夕食がこれでいい、と思える位に色取り取りの品が並ぶ。
これまで取った150ほどの朝食で、もっともボリュームがあり華やかなものだった。コレステロール・糖質の数値が高い身には過剰だが、夕食が比較的軽かったので、まあいいか言い訳しながら完食。
早太郎温泉郷は木曽山脈(中央アルプスの主峰である木曽駒ケ岳(2956m)や空木岳(うつぎだけ 2,864m)の東側山麓、カラマツや白樺の落葉樹が生い茂り、リゾート地の雰囲気が漂う標高約800mの駒ヶ根高原にある。
駒ケ岳を源流とし天竜川に注ぐ大田切川の渓流沿いに旅館10軒ほどと日帰り施設2軒(こまくさの湯 露天こぶしの湯)を有する温泉地で、地元では早太郎温泉郷と称している。
高原の爽やかな温泉地だが、アクセスに恵まれていて、中央道駒ケ根ICから車で5分、JR中央本線駒ヶ根駅からでもバス15分の距離にある。
「早太郎」の名前は、昔、近くにある光前寺で飼われていた早太郎という犬が、遠く遠州の神社(現在の静岡県磐田市)に毎年現れて人身御供を要求していた怪物を退治したという伝説に由来している。この伝説の縁で、駒ヶ根市と磐田市とは姉妹都市となっている。
食事は夕・朝ともダイニングルームで取る。
このことは事前に承知しており、膝腰に支障を抱えている我々には何よりも嬉しい、これが二人静を選んだ理由の一つだった。
二人静の食事は各種口コミでも評価が高く、この点に関しては18,000円の宿泊料相当の夕食・朝食、とは家内の評価だった。
山葡萄と山桃のカクテルの食前酒から料理が始まり、最後は松茸が入った鯛飯で終わった。高級食材による手の込んだ料理が8品、量が少なめで我々には嬉しかった。
料 理
住 所 | 長野県駒ヶ根市赤穂4−161 |
電 話 | 0265−81−8181 |
交通機関 | 中央自動車道駒ヶ根ICから県道75号線で約2km(車で約5分) JR飯田線駒ヶ根駅から駒ケ岳ロープウエイ行きで15分、バス停駒ヶ根橋南下車すぐ |
施 設 | 本館に当たる「本邸二人静」、松葉啓氏がプロデュースしたデザイナーズ旅館「別邸一花一葉」、一番安い「離れ花心庵」の三棟からなっている。合計で46室 駐車場(50台) |
宿泊料金 | 14,000円(これを下回るプランも季節によって有り)〜60,000円。部屋・人数・季節・時期・曜日・企画等によって大きく変わるので下記のHP参照のこと。 |
泉 質 | アルカリ性単純温泉(30.8℃ pH9.11) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
立ち寄り入浴時間 | 立ち寄り入浴は不可 |
定休日 | ー |
入浴料金 | ー |
入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1 |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー、部屋に置かれるアメニティは充実。 |
観光スポット | ロープウェーで木曽駒ケ岳千畳敷、駒ヶ根高原美術館、駒ヶ根高原再キング、光前寺、リンゴ狩り |
お土産・食事 | 館内は昼食不可 |
近くの温泉 | 松川温泉、高遠温泉、大芝高原温泉、まほら伊那羽広温泉、春近温泉 |
駒ヶ根市HP 二人静HP 駒ヶ根ロープウエイ |
http://www.city.komagane.nagano.jp/ http://www.futarishizuka.com/ http://www.chuo-alps.com/ |
外観・環境
左が本館、右が宿泊した別邸一花一葉。
本館鉄筋5階建ての本館。
大田切川沿いに旅館が点在する。
駒ヶ根市は長野県南部の伊那谷ほぼ中央、日本100名山の木曽駒ケ岳(2956m)と空木岳(2864m)の懐に抱かれ、天竜川が造った河岸段丘に位置する人口3万5千人の町である。
因みに「駒ヶ根」という名前は、駒ケ岳の山麓の町という意味だ。
市のいたるところから中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)の名峰群が望めるところから、「アルプスが2つ見える町」をキャッチフレーズにしている。
駒ヶ根市周辺は、標高が600から3000メートルまで2400mの高低差がある高原リゾート地帯だ。
木曽駒ケ岳・千畳敷カールまでの1000mの高度差をわずか7分で運ぶロープウェー(中央アルプス駒ケ岳ロープウエイ)は東洋一と言われており、先般の日経新聞(2010.9.18)何でもランキングの「紅葉が楽しめるロープウエイ」のNo1に選考された。
風 呂
露天風呂は山の斜面を借景とした15人位が入れる広い露天風呂と屋根の付いた小さな檜の露天風呂がある。
盛りの紅葉を見ながらの入浴はとても贅沢だった。
まじかに迫る山の斜面の紅葉を見ながらの露天風呂入浴は爽快だった。
内湯はタイル張りのごく平凡な風呂で特別の趣きがある訳ではない。
温泉はpHが9を超えるアルカリ性の単純温泉で、循環で消毒の臭いがあったが、ヌルヌル感はかなりのものだった。
宿泊したのは松葉啓氏がプロデュースした別邸一花一葉の4階「803号室蛍袋」。
3階に露天風呂がついた高額な部屋があり30,000円〜60,000円!
4階は「擬洋室」と称し、モダンな和室にツインが置かれていて、料金はシーズンによって18,000円〜29,000円(2010年10月現在)。宿泊したのはオフシーズンの11月、2人1室で1人18,000円だった。下記の通りやや狭く、椅子も無いので寛げなかった。
朝食に定番のもの以外にお造り・蕎麦・茶碗蒸し・シャーベットなどが付く。
朝食とは思えない品数と華やかさ。