下呂温泉 クアガーデン露天風呂 (岐阜県)

住 所

岐阜県下呂市湯之島894-2

電 話

0576-24-1182

交通機関

JR高山本線下呂駅より徒歩10分
東海環状自動車道富加関ICから県道58号を経由して35km。井尻交差点を左折し国道41号を経由して約28km

施 設

駐車場(40台・・・2時間無料 以降30分100円)

宿 泊

不可

泉 質

アルカリ性単純泉(pH8.9)

入浴時間

午前8時~午後9時(最終受付8時15分)

定休日

毎週木曜日

入浴料金

大人700円 小学生400円

入浴施設

露天風呂のみ 内湯無
観光スポット 下呂温泉合掌村、旧大戸屋住宅(重文)温泉寺、温泉神社、中山七里、高山 
近くの温泉 湯屋温泉、下島温泉、濁河温泉、乗政温泉、飛騨金山温泉、南飛騨馬瀬川温泉、白川温泉、萩原温泉,
下呂市HP
旅館組合HP
観光HP
クアガーデンHP
https://www.city.gero.lg.jp/
http://www.gero-spa.or.jp/
https://www.city.gero.lg.jp/site/kanko/
http://www.gero.jp/museum/roten.html
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)


有馬・草津と並ぶ日本三名泉の一つで、中部地方有数の大温泉地である下呂温泉は周囲を飛騨の山々に囲まれ、乗鞍岳を源とする飛騨川が温泉街を右岸左岸に分けて流れ下る。3回目の下呂温泉宿泊、4ヶ所ある共同浴場の一つ、大きくて雰囲気が有る露天風呂のみのクアガーデン露天風呂に立ち寄った。


飛騨山地の山々に囲まれた下呂温泉の中心街に徳家康以下4代の将軍に仕えた儒学者・「林羅山」の銅像が立っている。下呂温泉を日本三名泉(他に有馬温泉・草津温泉)として、日本全国に知らしめてくれた恩人だからだ。
現代の下呂温泉は、飛騨川の両岸から山の中腹まで大小さまざまの旅館・ホテルが40軒(旅館組合HPから)ほどが建ち並ぶ大温泉地だ。


もともと4km離れた山で発見された源泉は鎌倉時代に一度涸れたが、現在の飛騨川の河原で再び発見され、今も、河原には源泉塔が立っている。下呂と呼ばれるようになったのは、高山本線下呂駅が昭和に入っ開通してからで、それまでは湯之島温泉だった。

その河原には下呂温泉のシンボルで周囲から丸見えの露天風呂(噴泉池)があり、この他に3軒の共同浴場(白鷺の湯、クアガーデン露天風呂、幸乃湯)が点在している。
下呂温泉では1300円の湯巡り手形を購入すると、加盟している数多くの旅館の中から3軒で入浴出来る(新型コロナで休止中だったが最近再開)

施設名 : クアガーデン露天風呂 (入浴日:2022.5.9)

下呂市は、2004年3月、益田郡の下呂町・小坂町等5町村が合併して下呂市が誕生した。
県の中東部に位置し、標高3067mの御嶽山系の山並みが迫り、中央を乗鞍岳を源とする木曽川水系の飛騨川が流れる。飛騨川に沿って国道41号やJR高山線が通り、横断する形で国道256号、257号が通じている。

奈良時代後期、この地には、宿駅として下留(しもつとまり)が置かれていた。これが室町時代には、音読みとなって「ゲロ」と読まれていたことを明かす古文書が残っている。


周辺は飛騨木曽川国定公園や県立自然公園に指定されており、日本三名泉の大型温泉地である下呂温泉や小坂温泉郷(濁河温泉、下島温泉、湯屋温泉)があって、年間300万人の観光客を集めている。
因みに濁河(にごりご)温泉は、御嶽山7合目の標高1800mにあり、通年営業では日本で最も高い所にある温泉だ。

二方向から見た大きな露天風呂。左側写真の右は蒸し風呂

風呂を跨ぐ木橋、奥には洞窟があって風情ある露天風呂にしている。

風呂へは階段を下りて行く。露天風呂のみで大浴場は無い。

下呂温泉のシンボルである露天風呂、噴泉池。

所在地 : 下呂市湯之島

温泉街の風景

共同浴場の一つ 白鷺の湯

3つの1人用陶器風呂が並ぶ。

下呂温泉を流れる飛騨川。下って木曽川に合流する。

下呂温泉には飛騨川の川原にある露天風呂・噴泉池の他に、クアガーデン露天風呂、幸乃湯、白鷺の湯の三ヶ所の共同浴場がある。
クアガーデン露天風呂は飛騨川の左岸、温泉街の西の外れにあり、道路から階段を数十段下った先にある。
館名が示すように露天風呂のみの共同浴場で内湯は無い。大きな露天風呂だが、橋が架けられたり洞窟が設けられたりして、凝った造りになっているので、ゆったりと趣ある入浴が楽しめる。
入浴料金は大人700円、営業時間は午前8時~午後9時迄、定休日は毎週木曜日だ。

温泉は下呂温泉が管理している複数の源泉の混合泉(アルカリ性単純温泉)で、pH8.9もあるのでヌルスベ感はかなりある。

温泉名 : 下呂(げろ)温泉