旅館11 20 15軒軒
あわら温泉 セントピアあわら (福井県) |
あわら温泉は、1883年(明治16年)に、葦の生い茂る沼地で一人の農夫が灌漑工事を行っている最中に温泉が噴出したのが始まりだ。歴史が浅い温泉だが、現在は、福井県一の温泉地、関西の奥座敷の一つとなって年間100万人が訪れるまでになっている。
もともとは芦原温泉だったが、先述の通り二つの町が合併して「あわら市」が発足したのに合わせ、あわら温泉と称するようになった。
温泉が出た翌年に開湯式が挙行され、大正から昭和初期の旅行・観光ブームにのり大いに発展した。
戦後間もない1956年(昭和31年)に大火に見舞われ温泉街は壊滅状態になった。その後、新たな都市計画のもと碁盤目状に区画され温泉街が復活した。
現在は20軒ほどの旅館が営業しているが、もともと田園地帯で風情が乏しいため、近代的な建築に庭園や露見風呂を設けた宿が多い。
日帰り施設はセントピアあわらと湯元の宿芦原荘の2軒、他に多数の宿で日帰り入浴を受け付けている。
2006年に、湯巡り手形が発行され発行され、有安で多くの旅館で立ち寄り入浴が出来たが、平成30年12月20日を以て終了している。
歴史は浅いが、福井県下最大のみならず北陸を代表する温泉地の一つであるあわら(芦原)温泉に初めて宿泊した。宿泊したのははあわら温泉を代表する宿の一つであるグランディア芳泉(後日掲載)。ここをチェックアウト後、やや出湯情緒には欠けるが日帰り施設のセントピアあわらに立ち寄った。
工場の食堂みたいな雰囲気の食事処。福井名物の越前おろしそばをはじめ、麺類・丼物・カレーライスなどを低料金で食べられる。
シンプルは造りの湯上がり処。有料か無料か確認しなかったが電動マッサージが置かれていた。
,あわら市は、福井県の最北端に位置し、2004年3月,坂井郡芦原町と金津町が合併して生まれたが、この際、「あわら」と読みにくいためだろう、めずらしいひらがなの市名となった。
西は坂井市三国町、南は同市坂井町と丸岡町、そして北東は山代・山中・片山津など、加賀温泉郷の中核を成す温泉地を有している石川県加賀市に隣接し、北西は日本海に面している。
地形的には、北部には北潟湖と野菜・果樹生産が盛んな丘陵地帯、中央にはjR北陸本線の芦原温泉駅と福井県を代表する温泉地、あわら温泉の2つの市街地、南西部の田園地帯,東部の標高500~600mmで里山が広がる山岳地帯と大きく4つに分かれている。
市域には、JR北陸本線(芦原温泉駅)、北陸自動車道(金津インターチェンジ)、国道8号の主要交通路が南北に縦断している
北西の日本海に面する海岸線は、国の天然記念物、東尋坊に代表される越前加賀国定公園に指定されている
住 所 | 福井県あわら市温泉4丁目305 |
電 話 | 0776-78-4126 |
交通機関 | 北陸自動車金津ICから15分 えちぜん鉄道三国芦原線あわら湯のまち駅から徒歩3分 |
施設 (日帰り) | 食事処・喫茶(10時~14時 17時~20時)、売店、休憩所、駐車場(無料) |
宿 泊 | 不可 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(加水・加温・循環) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) | 月曜~金曜 12時30分~23時(サウナ14時~23時) 土日祝日 12時30分~16時(サウナ14時~16時) |
定休日 | 毎月第4火曜日 |
入浴料金 | 大人 500円 小中学生300円 3歳以上200円 |
入浴施設 | 男女別内湯各2、男女別露天風呂各1 サウナ |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー |
観光スポット | 越前海岸国定公園(東尋坊・越前岬・軍艦岩・亀岩)、みくに龍翔館、福井県立恐竜博物館、丸岡城、永平寺、越前大仏、一乗谷朝倉氏遺跡、越前水仙の里、越前竹人形の里、越前がにミュージアム |
近くの温泉 | 三国温泉、東尋坊温泉、佐野温泉、越前玉川温泉、鷹巣温泉、山中温泉、山代温泉、片山津温泉、粟津温泉 |
あわら市HP 観光協会HP 旅館組合HHP セントピアあわらHP |
http://www.city.awara.lg.jp/ http://awara.info/ https://www.awara-onsen.org/ https://www.awara-saintpia.com/ |
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。) |
財団法人セントピア芦原が経営するセントピアあわら。かなり大きな施設で館内も広々してるが、公営的な情緒に欠ける雰囲気。
所在地 : あわら市 |
温泉・施設名 : あわら(芦原)温泉 セントピアあわら(入浴日:2019年10月31日) |
歴史が浅く、かつ昭和31年の大火もあって、宿も区画整理後に再建されたので温泉情緒に欠ける。
営業時間は午前10時~午後10時、定休日は毎月第4火曜日、料金は大人500円、小中学生300円、小人(3歳以上)200円。源泉は74本有り、共同管理はしておらず、各旅館・ホテルがそれぞれの源泉を保有している。泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物温泉で、分析表中で、湯量が不足しているため加水している、と正直に表示している。
天の湯と地の湯があり、週間で男女が替わる。何れにも露天風呂は無い。当日の男性用は地の湯。高温湯、低温湯、寝湯などの浴槽と釜風呂(蒸し風呂)がある。浴室の壁に木板を貼付けてあるので、少しばかり和の雰囲気も醸し出している。