日帰り入浴(詳細下記)だと引け目を感じる高級感がある。
10km離れた日光湯元温泉から引かれた硫黄泉。透明度はけっこうあった。
どっしりした正面玄関。立ち寄り湯などで少し離れた専用駐車場に停めさせられた。
日光市は栃木県の北西部に位置し、北は福島県、西は群馬県に接していて、県土の4分の1という広大な面積を占めている。
県庁所在地の宇都宮市から西へ約30km、日光国立公園の中心として国内外から多くの観光客を集めている。
市域には、1999年12月に世界遺産に登録された東照宮をはじめとする「日光の社寺」、標高1,269mにある中禅寺湖、そこに影を落とす2,484mの男体山、日本三名瀑の一つである華厳の滝をはじめとする日光47滝など、数多くの観光スポットを有している。
冬には氷点下20度を超え、春から夏にかけてはさまざまな高山植物が可憐な花を咲かせる戦場ヶ原や霧降高原、中禅寺湖・湯ノ湖をはじめとすする大小さまざまな湖沼が点在する。
湯ノ湖湖畔には、硫黄泉が自噴する名湯・日光湯元温泉や、この源泉を引き湯する中禅寺温泉等がある。
住 所 | 栃木県日光市中宮祠2485 |
電 話 | 0288−55−1010 |
交通機関 | 東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路(有料)清滝ICから国道120号線。清滝ICから国道120号を中禅寺方面へ約10km JR日光線日光駅または東武鉄道東武日光駅から東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行きで45分 |
宿 泊 | 38室(洋室2 和室36) 平日2人1室1人 15,000円〜25,000円程度 詳細最新情報は四季彩HP参照ください。 |
泉 質 | 含硫黄ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(泉温78.5℃、Ph6.4) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) | 平日は受付が午後2時半から午後6時までが受付可能時間で、この間に受付済ませれば入浴出来る。 金・日曜日は受付開始時間は午後2時半から午4時までに受付を済ませる。 しかし、当日の宿泊状況で、終了時間が早まったり、入浴不可になるので事前確認をお勧めする。 旧前日、祝前日、また、連休等の宿泊が込み合う日は日帰り入浴不可。 |
定休日(日帰り) | 冬期間1月のお正月以降2月末までの期間は平日は不可 |
入浴料金 | 大人 1080円 |
入浴施設 | 内湯:男女各1 露天風呂:男女各1 |
浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 日光東照宮及び周辺の寺社、中禅寺湖、霧降高原、戦場ヶ原、華厳の滝、霧降の滝、竜頭の滝、湯滝、光徳牧場 |
お土産・食事 | 中禅寺湖畔に食事処・土産物屋多数 |
近くの温泉 | 日光温泉、光徳温泉、日光湯元温泉、霧降高原温泉、鬼怒川温泉、川俣温泉、川治温泉、塩原温泉郷、那須温泉郷 |
日光市HP 日光観光協会HP 中禅寺温泉HP 四季彩HP |
http://www.city.nikko.lg.jp/ |
戦場ヶ原から日光湯元温泉に向かう国道120号から山麓側に向かって1km弱走った先にあり、明るい湖畔と異なり、木々の緑が鮮やかな林間にあってとても爽快だ。
ロビーは天井が高く、シャンデリアも下がって、深紅のじゅうたんに重厚感ある家具が配置され高級感が漂う。
パブリックスペースは完全な洋風だが、全38室の内、36室が和室で、洋室は2室に過ぎない。
宿泊料金は、時期・曜日・宿泊人数・プランなどにより異なるが、2人1室1人15,000円〜25,000円程度と思われるが、最新・詳細情報は四季彩のHPを参照ください。
立ち寄り湯なので、総合的な評価は出来ないが、じゃらんのクチコミ評価を見ると、総合の他、部屋・夕食・朝食などの5項目で4.5を越えており、宿泊客の満足度は高い。
温泉は、既述の通り10km離れた湯元温泉から運ばれ、80℃の源泉が途中で適温となって、加水加温無しの掛け流しで内湯・風呂に落されている。
木々の緑に癒される木造の浴槽も、白濁・硫黄臭の温泉そのものも一級品。もちろん掛け流しだ。
吹き抜けの天井、高級感が漂うロビー周辺。
中禅寺湖から流れ落ちる華厳の滝。日本三名瀑の一つで、落差97m。
中禅寺(立木観音)からは、中禅寺湖と男体山が眼前に見られる。
宿泊した「湖上苑(追って掲載)」のベランダから見る中禅寺湖。
イロハ坂は、日光市から群馬県沼田市に至る国道120号の日光市馬返から、同市中禅寺湖畔間の部分を言い、標高差500mを一気に駆け上がるのでヘアピンカーブが連続する。
かっては秋の紅葉の時期の大渋滞で知られていたが、上り専用・下り専用に分けられ、それぞれが2車線あるので、現在は人気のドライブコースになっている。
そのイロハ坂を通過してすぐ、大きな赤い鳥居をくぐった先に中禅寺温泉の旅館が点在する。
美しい湖畔には、宿泊施設・レストラン・土産物屋・遊覧船の発着場等が軒を連ねるが、しっとりした温泉街の風情は無い。
中禅寺温泉旅館組合のHPによれば、加盟旅館は5軒になっているが、中禅寺金谷ホテル・日光レークサイドホテルのように加盟していない旅館もあるので、総数はもう少し多い。
数は少ないが、ホテル・旅館のタイプは様々で、純和風、西欧のリゾートホテル風などバラエティに富む。
源泉は10km離れた日光湯元温泉の硫黄泉を引き湯していて、ほとんどの宿が掛け流しにしている。
水面標高が1269mで日本一の高所にある湖(人工湖を除く)中禅寺湖、背後は男体山(標高2486m)。中禅寺温泉は、写真正面の山麓に旅館が点在する。
日光東照宮、久しぶりに拝観したが、残念ながら陽明門が修復中だった。
林間にある2槽の露天風呂は開放感たっぷり。手前の方は屋根があり温度が低いので寝湯にぴったり。
施設名 : 奥日光ホテル 四季彩(しきさい) (入浴日:2014.7.30)