住 所 | 群馬県吾妻郡草津町草津421 |
電 話 | 0279−88−9000 |
交通機関 | 関越道渋谷伊香保ICから国道353・145.292号線で60km 上信越道碓井軽井沢ICから県道43・国道146・292号線で55km (道路状況・景色などから、軽井沢経由がお勧め) JR長野原草津口からJRバス(25分) JR軽井沢から草軽バス(80分) |
施 設(日帰り用) | 無料休憩所(大広間)、貸切個室(1時間2000円)、駐車場は湯畑観光駐車場利用 |
宿 泊 | 不可 |
入浴時間 | 7時〜21時 |
定休日 | 年中無休(但しメインテナンス旧館有り) |
泉 質 | (1)湯畑源泉 含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物温泉(55.1℃ pH2.08) (2)万代源泉 塩化物・硫酸塩温泉(pH1.50) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴料金(日帰り) | 大人 600円、子供300円(3歳以上〜小学生以下) |
入浴施設 | 内風呂:男1女1 |
浴室備品(日帰り) | シャンプー、ボディソープ、ロッカー、ドライヤー、外出用浴衣レンタル |
観光スポット | 湯畑、西の河原、熱の湯(湯もみショー)、ベルツ記念館、片岡鶴太郎美術館、軽井沢、浅間山(鬼押し出し)、白根山(湯釜) 草津から万座・志賀高原に続く国道292号線(志賀草津道路)は、雄大な山並みを縫うように走る快適な山岳道路。途中、有毒ガスが発生して立ち入り駐車禁止の殺生河原、日本百名山の一つである白根山(コバルトブルーの湯釜が素晴らしい)、国道の中では最も高い「渋峠」を通過して行く、日本有数の大パノラマ山岳道路だ。 |
お土産・食事 | 温泉街に食事処・土産物屋多数 |
近くの温泉 | 草津温泉の数多い外湯巡り(西の河原、大滝乃湯、テルメテルメ、草津ビッグバス、白旗の湯、千代の湯、地蔵の湯等) 万座温泉、尻焼温泉、花敷温泉、湯の平温泉、沢渡温泉、川中温泉(日本三美人湯の一つ)など多数 |
草津町HP 観光協会HP 旅館協同組合HP 御座之湯HP |
http://www.town.kusatsu.gunma.jp/ http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/ http://www.yumomi.net/ http://gozanoyu.com/ |
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。) |
草津温泉 御座之湯 (群馬県) |
日本一の自噴湧出量を誇る草津温泉、そのシンボルである湯畑源泉の背後に、2013年春、江戸〜明治時代の湯屋建築を復元したオール木造・2階建ての御座之湯がオープンした。館内には、「檜の風呂」と「石の風呂」があって男女日替わり、浴槽には湯畑と万代の2本の源泉がかけ流しで落されている。2階には有料・無料の休憩所があって、ミニ湯治も出来る。
所在地 : 吾妻郡草津町(あずまぐんくさつまち) |
草津温泉は思いがけない高所に在り、草津のシンボル・湯畑には「ここの標高は1,156m」と彫られた石の標識が置いてある。
その草津だが、温泉の湧出量・泉質、旅館の質量、温泉情緒、外湯・共同浴場といった「温泉力」という視点で、日本一の温泉地と言っていいだろう。その具体的理由として次のようなものが挙げられる。
●万代・湯畑・西の河原・白旗など、周辺を除く温泉地内だけの源泉で日本一の自噴湧出量があり、しかもすべて加温不要の高温泉である。(草津が約23,300リットル/分、続く別府は15,200リットル)
●1円玉が1週間で消滅するというpH2前後の強酸性温泉とその効能。
●さまざまな形態の宿が150軒もあり、すべての宿がかけ流し。
●掛け流しの共同浴場が19ヶ所もある(但し、外来利用者のマナー問題で3ヶ所しか利用できなくなった)。
●時間湯・湯もみといった温泉文化が継承されている。
当日男性用だった「檜の風呂」。浴槽を含めて文字通りオール木造で、雰囲気たっぷりの広い浴室。もう一方の「石の湯」と男女日替わり。温度は41℃くらいで適温。口に含むと強烈な酸味。
反対側から撮影。左右に2ヵ所の湯口があって、一方からは湯畑源泉、もう一方からは圧倒的に湧出量が多い万代源泉が落されてる。真ん中に仕切りがあるが、下はスルー。
施設名 : 御座之湯(ござのゆ) |
温泉名 : 草津温泉 |
草津温泉のシンボル・湯畑周辺の風景
近年、草津温泉のシンボル、湯畑源泉周辺の景観が大きく変わった。
湯畑の西側にあり、湯もみショーが行われる観光スポット「熱の湯」が改修され、南側、白旗源泉の背後に、江戸〜明治時代の湯屋を模した日帰り入浴施設の御座之湯が2013年春に建設された。
御座之湯は、敷地面積364坪に2階建て延床面積220坪の堂々たる木造建築で、杉板を使用した「とんとん葺き」の屋根と漆喰の壁が、昔の湯治場を思い起こさせる。
館内には、木材がふんだんに使われた内湯の「檜の風呂」と「石の風呂」(男女日替わり)、2階には無料と有料の休憩所が設けられている。
風呂には2種類の源泉、「湯畑源泉」と「万代源泉」の2本が大きな浴槽に惜しみなくかけ流しで落されている。
前者がpH2.08、後者がpH1.50の強酸性温泉で、口に含むと強いレモン味がする。
メンテナンス日以外は無休、営業時間は7時〜21時、入浴料金は大人600円だ。
標高1,156mの高所にある草津温泉のシンボル「湯畑」
湯揉みショーが開かれる熱の湯。
湯畑を囲む旅館・土産物屋
硫黄泉が湧き出てる。
湯畑と隣接する白旗源泉。
草津町は人口約7,600余り、群馬県の北西部に位置し、東西9km・南北8km、北と西には三国山脈の2,000m級の山々がそびえ、東と南は海抜約1,200mの高原となって開けている。
町は日本列島のほぼ中央に位置しており、上信越高原国立公園に含まれる草津白根山周辺は、太平洋と日本海の分水嶺となっている。
それを縫うようにして、町の北西には志賀草津道路の別名を持ち、国道として最も高い峠・渋峠を通過し、大パノラマを楽しみながら志賀高原に抜ける国道292号(冬季閉鎖)が走っている。
沿線沿いにはコバルトブルーの神秘的な湯釜を持つ活火山の白根山、複数の宿がある温泉地としては、もっとも標高が高い万座温泉が湯煙を上げ、やや離れて南には日本一の避暑地・軽井沢そして鬼押し出しで有名な浅間山がある。
この二つの活火山に挟まれた草津温泉は、日本を代表する大温泉地である。
2013年春にオープン、江戸時代の湯屋を復活させた大きな木造2階建ての御座之湯。
湯畑を囲む旅館・土産物屋
最も大きい共同浴場の白旗の湯(無料)。
どっしりした上がり湯。これを見ると草津温泉の温泉力を実感する。
床も浴槽も木造で気持ちがなごむ。
共同浴場ではないので、洗い場も設置されている。