食事:ご飯・味噌汁・味噌汁(一手間かけてる)

台の物:国産和牛温蒸→これを卓上で蒸してぽん酢で食べる。さっぱりした料理で我々には嬉しい調理だ。

煮物:鯉阿蘭陀煮(初めて食べる料理)

焼物:グラタンパイ包み焼き(当館名物)

造り:信州雪鱒・あしらい一式

お椀:サーモン白子真丈粟麩白味噌仕立

前肴:紫芋豆腐・子持鮎・鹿山椒煮・セロリチーズ・卯の花松風・秋鴨胡麻風味など

先付:吟醸和え(秋刀魚・小蕪・銀杏など)

食前酒の果実酒から始まって、地元南信の食材を調理した手の込んだ、味付けが濃目の料理がタイミング良く供され、十分満足した。

● 夕食

デッキの上に造られた2槽の円形木造露天風呂。

3mx2mくらいの内湯。湯船が粗い削りの木で縁取られ、なかなか雰囲気がある。3本の源泉の混合泉でアルカリ性単純温泉だが、pH9.1のためかなりぬるすべ感がある。

風 呂

縁は桧?八角形の部屋付き露天風呂は内庭のデッキの上にある。手前にシャワーブースが別にある。

1階の「満作」。10畳和室・板の間広縁・シャワールーム・トイレ・露天風呂。平日2人1室1人21,330円(税込)。

前回宿泊した「二人静

住 所 長野県駒ヶ根市赤穂35−6
電 話 0265−83−5228
交通機関 中央自動車道駒ヶ根ICから4km(5分)
JR飯田線駒ヶ根駅下車送迎かタクシーで約10分
宿泊料金 平日2人1室1人14,000〜24,000円前後
各種条件で変動するので、最新・詳細情報はこちら参照ください。
泉 質 アルカリ性単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
立ち寄り入浴時間 立ち寄り入浴は不可
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1 (朝に男女変更)
観光スポット ロープウェーで木曽駒ケ岳千畳敷、駒ヶ根高原美術館、駒ヶ根高原ハイキング、光前寺リンゴ狩り
近くの温泉 松川温泉高遠温泉大芝高原温泉、まほら伊那羽広温泉、春近温泉
駒ヶ根市HP
なかやまHP
観光協会HP
http://www.city.komagane.nagano.jp/
http://yuyado-nakayama.com/
http://www.kankou-komagane.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)
温泉名 :早太郎温泉
早太郎温泉 和みの湯宿 なかやま (長野県)

中央道駒ヶ根ICから4km、標高800mの駒ヶ根高原にあって、前述の霊犬・早太郎伝説が残る光前寺(70本の枝垂れ桜が有名)の門前に位置する純和風の宿である。じゃらんのクチコミは上々で、総合で4.6、風呂や夕食も4.6と高い。

客室や露天風呂からは標高3000mを越える北岳(日本第二の標高)間の岳、仙丈ヶ岳などの南アルプスの雄峰が望めるのがこの宿の売り物の一つだ。

部屋数はわずか11室、この内、露天風呂付き客室が6室ある。宿泊料金は、平日2人1室1人15,000円(一般和室)〜24,000円(露天風呂付き和室)程度。但し、時期・曜日・宿泊人数などによって料金は増減するので、最新・詳細情報は宿のHPを参照されたく。

風呂は大浴場と露天風呂がセットになった浴室が2ヶ所、時間によって男女が変る。いずれの浴槽も大きくないが、部屋に露天風呂が付いた部屋が多いこともあり、混雑した入浴は一度も無かった。

食事は椅子席の個室、一手間掛けた料理で、ボリュームがあり、完食にかなり苦労した。

木曽山脈(中央アルプス)の主峰、木曽駒ヶ岳(2956m)の東麓に9軒の宿と2ヶ所の日帰り温泉施設が点在する早太郎温泉。温泉力はそれほどないが、標高800mの駒ヶ根高原はオゾンたっぷりで空気清涼、シラカバ・カラマツ越しに中央・南アルプス両方の山並みを望む風景がこれを補って余りある。
今回は以前に宿泊した「二人静」とはタイプが異なり、南信特有の本棟造り、僅か11室の純和風の「和みの湯宿 なかやま」に宿泊した。地元の食材を使い、一手間かけた食事は評判通り美味だった。

じゃらんクチコミ 総合4.6 (2018.6.10現在)

部 屋 4.4  風 呂  4.6
朝 食 4.2 夕 食 4.6
接客サービス 4.4 清潔感 4.4

閑話休題

今回も「蕎麦と野のもの料理」の「丸富」に立ち寄った。
駒ヶ根市赤穂23−180 TEL:0265−83−3809

個室の食事処(写真は宿のHPから借用)。

本館から渡り廊下で行く佳日庵・・・露天風呂付客室が6室並ぶ。

コンパクトでどっしりしたラウンジ

早太郎温泉の背後に迫る木曽山脈(中央アルプス)の山々。

所在地 : 駒ヶ根市赤穂 

部屋付き露天風呂から見る南アルプス。左から仙丈ヶ岳、北岳、間の岳など3000m級の山々が連なる。

早太郎(はやたろう)温泉は、木曽山脈(中央アルプス)の主峰である木曽駒ケ岳(2956m)の東側山麓に広がる駒ヶ根高原に位置する。

カラマツや白樺の落葉樹が生い茂る標高800mの高原は空気清涼、駒ケ岳を源流とし天竜川に注ぐ大田切川の渓流沿いを中心に旅館9軒と日帰り施設2軒(こまくさの湯 露天こぶしの湯)が点在している。
多くの宿からは背後の中央アルプスや山梨県との県境である南アルプスのスカイラインを眺望出来る。

アクセスには恵まれており、中央道駒ケ根ICから5〜7km、車で5〜7分、JR中央本線駒ヶ根駅からでもバス15分の距離にある。

「早太郎」の名前は、昔、近くにある光前寺で飼われていた早太郎という犬が、遠く遠州の神社(現在の静岡県磐田市)に現れて人身御供を要求していた怪物を退治したという伝説に由来している。この伝説の縁で、駒ヶ根市と磐田市とは姉妹都市となっている。

この評価は妥当だ。

駒ヶ根(こまがね)市は長野県南部の伊那谷ほぼ中央、日本100名山の木曽駒ケ岳(2956m)と空木岳(2864m)の懐に抱かれ、天竜川が造った河岸段丘に位置する人口3万2千人の町である。
標高は600から3000メートルまで2400mの高低差がある高原地帯だ。

「駒ヶ根」という名前は、1954年(昭和29)年に近隣町村が合併した際に小・中・高等学校に電話で応募依頼し、公募から僅か3日で決定したものだ。
因みに木曽駒ケ岳の麓に位置することに由来するが、当山は市域には入ってない。

市のいたるところから中央アルプス(木曽山脈)と南アルプス(赤石山脈)の名峰群が望めるところから、「アルプスが2つ見える町」をキャッチフレーズにしている。

木曽駒ケ岳・千畳敷カールまでの1000mの高度差をわずか7分で運ぶロープウェー(中央アルプス駒ケ岳ロープウエイ)は東洋一と言われており、日経新聞(2010.9.18)何でもランキングの「紅葉が楽しめるロープウエイ」のNo1に選考された。


料 理

長野県の中信地方から南信地方にかけて分布する本棟造りの建築。
屋根には、この地方で多く見かける雀踊り(雀脅しとも言う)の飾りが付けられている。

アンティークな造りの洒落た洗面台。

吹き抜けの湯上がり処。

品数多く充実した朝食。寒冷地信州らしく味付けしっかりで自分好み。

甘味:二点

館内から見る本棟造りの本館

木材をふんだんに使ったフロント周辺

● 朝食

もう一組の内湯と露天風呂。朝に男女が替るので全ての風呂に入浴できる。尚、日帰り入浴は受け付けていない。

揚物:駒ヶ根産黒胡麻豆腐・黒川岩魚

駒ヶ根高原、早太郎温泉周辺の紅葉風景(前回撮影)。

食したのが11月30日、もちろん新そばの時期だ。十割蕎麦 1000円。

にしんの山椒漬け 540円

珍しい岩魚(イワナ)の干物に胡麻たっぷり。どうやら胡麻は当地の特産品のようだ。

施設名 : 和みの湯宿 なかやま (宿泊日2017年11月30日)

日帰り施設・こまくさの湯(左)とこぶしの湯(右)