道の駅浅虫温泉 ゆ〜さ浅虫 (青森県)
所在地 : 青森市浅虫  
温泉名 :浅虫(あさむし)温泉

施設名 : 道の駅浅虫温泉 ゆ〜さ浅虫 

東北(新潟県を含む)の道の駅ランキングで第一位に選考された「道の駅浅虫温泉・
青森市内には東北屈指の温泉として、十和田八幡平国立公園内、溶岩丘が連なる八甲田連峰の西麓、海抜900mの高地に湯煙を上げる酸ヶ湯温泉がある。
ここは、昭和29年に制定された国民保養温泉の第1号であり、日本を代表する湯治場でもある。


もう一つ、北東部の浅虫地区は浅虫夏泊県立自然公園に指定されており、そこの湾岸に沿って歓楽色が濃いイメージが残る浅虫温泉がある。
青森市出身の棟方志功がたびたび滞在した浅虫温泉(市内に記念館あり)は、青森市と八戸・下北半島方面を連絡する国道4号線沿い、陸奥湾に面して大小20軒ほどの旅館・ホテルが建ち並ぶ。

今回は、前日に下北半島の
薬研温泉古畑旅館に宿泊し、五所川原市の「立佞武多の館」と「太宰治記念館ー斜陽館」 を観光してから日景温泉に向かう途中に立ち寄った。

浅虫というユニークな名前は、布を紡ぐ麻を蒸していたことから「麻蒸」と呼ばれ、これが転じて浅虫になったそうだ。
住 所 青森県青森市浅虫蛍谷341−19
電 話 017−737−5151
交通機関 東北自動車道東青森ICから約9km
JR東北本線浅虫温泉駅からすぐ。
施 設(日帰り) 道の駅浅虫温泉内にあるので、食事処、土産物屋、農産物直売など充実している。駐車場は周辺に多数(約150台)
宿 泊 不可
泉 質 カルシウム・ナトリウムーー硫酸塩・塩化物温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 AM7:00〜PM20:30(受付)
定休日 無休
入浴料金 大人350円
入浴施設 男女別内湯 露天風呂は無し
浴室備品 シャンプー・類は無し、ドライヤー・ロッカー有り
観光スポット 浅虫水族館、下北半島(恐山・仏ヶ浦等)、津軽半島、青森市(ねぶた祭・ねぶたの家 ワ・ラッセ・ねぶたの里・三内丸山遺跡・棟方志功記念館等)、五所川原市立佞武多の館・太宰治記念館「斜陽館」)、十和田湖、弘前城
お土産・食事 道の駅浅虫温泉内で可
近くの温泉 馬門温泉、八甲田温泉、酸ヶ湯温泉、谷地温泉、猿倉温泉、蔦温泉、八甲田温泉、奥入瀬渓流温泉、黒石温泉郷、古牧温泉など多数
青森市HP
観光HP
ゆ〜さ浅虫HP

浅虫温泉HP
http://www.city.aomori.aomori.jp/
http://www.atca.info/
http://www.yu-sa.jp/
http://www.asamushi.com/
「ねぶたの里」。青森の夏の風物詩、日本でも屈指の大規模な祭、ねぶた祭に使用された大型ねぶた10台が常設展示されている。
国道4号線沿い、陸奥湾を望む浅虫温泉。海岸線に大型のリゾートタイプ旅館、浅虫駅の反対側の山側に和風の小型旅館が多い。
国道4号線沿い、前方に陸奥湾を望む温泉街の中ほどに「道の駅ゆ〜さ浅虫」がオープンしたのは2000年4月。

鉄筋5階建で、豊富な品揃えの特産品・物産の販売コーナー、レストラン、総合案内所の他に、最上階の5回には日帰り温泉「道の駅浅虫温泉 ゆ〜さ浅虫」がある。

この道の駅に誇らしげにかけてあったボードが左の写真。
「東北じゃらん」の道の駅ランキングで堂々の第1位に選考された。総合で1位だが、
評価項目毎に見ると、トイレ・食事メニュー・テイクアウト、清潔感が第一位、その他の項目も2位か3位にある。

「ゆ〜さ浅虫」の入浴料金は大人350円で、立派な施設の割には、シャンプー・ボディソープ・石鹸などは置いていない。

営業時間が午前7時からと日帰り施設にしては早く(受付終了は20時30分)、料金やシャンプー類がないことも勘案すると、浅虫温泉の共同浴場と考えれば良いだろう。
2つに仕切られた浴槽、片方は42℃、もう一方は40℃くらい。泉質は、カルシウム・ナトリウムーー硫酸塩・塩化物温泉で循環ろ過しているが、温泉が湯船から流れ出ており循環・かけ流し併用とも言える。風呂からは陸奥湾が見渡せて爽快。共同浴場なのだろう、シャンプー・ボディソープはもちろん石鹸も置いていない。右は湯上り処で、別の階で飲食も可能だ。
改装中だった道の駅。
特産品・海産加工品などの品揃えが豊富。
入浴後、五所川原市に立ち寄り観光、その後、宿泊する日景温泉に向かった。
立佞武多の館、驚くほどの高さだった。
太宰治記念館「斜陽館」
津軽三味線会館
青森市出身の棟方志功がたびたび滞在した浅虫温泉は、青森市と八戸・下北半島方面を連絡する国道4号線沿い、陸奥湾に面して大小20軒ほどの旅館・ホテルが建ち並ぶ。
浅虫温泉の共同浴場・ゆ〜さ浅虫は、道の駅の5階にあり、眼前には陸奥湾が広がる。
青森市は、本州最北端の青森県のほぼ中央に位置し、津軽地方・東青地域に属して同県の県庁所在地という行政都市であるとともに商業都市・交通都市・港湾都市の性格も兼ね備えている。

リンゴの大生産地である津軽地方の北東部に位置し、北は津軽半島と下北半島に抱かれた陸奥湾の支湾である青森湾に面している。
南部から東部にかけては、奥羽山脈の北端部に当たる八甲田山系の山が連なっている。

八甲田山は火山群の総称で、八甲田山という単独峰は存在せず、最高峰は大岳(1,584m)である。
周辺は世界的な豪雪地帯であり、明治35年に青森の歩兵第五連隊が雪中行軍の演習中に記録的な寒波・吹雪に遭遇し、210名中199名が遭難した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)が発生、それを基に新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が書かれている。

観光的には東北三大祭の一つに数えられ、毎年50万人以上の人出がある「青森ねぶた祭(他に仙台七夕まつりと秋田竿灯まつり、これに山形の花笠まつりを加えて東北四大祭とも言う)
や考古学マニアにはよく知られる縄文時代前〜中期の三内丸山遺跡等がある。
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)