住 所 福島県福島市町庭坂字高湯21
電 話 0242−591−1155
交通機関 東北自動車道福島西ICから国道115号線、県道70号線などで約16km
東北新幹線福島駅から福島交通バス高湯温泉行きで約40分、高湯温泉下車徒歩3分
施 設(日帰り) ロビー、売店、駐車場(30台)
宿 泊 21室T14 BT無し7)
平日・トイレ無し2人1室13,800円〜(2009年6月現在)
詳細は下記HPを参照ください。
泉 質 硫黄泉(含硫黄ーアルミニウム・カルシウムー硫酸塩温泉)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
日帰り入浴時間 平 日 午前10時〜午後5時までの受付
土・日 午前10時〜午後3時までの受付
入浴時間は1時間以内 

但し火、金曜日は、風呂清掃の為、14時頃からの入浴となる
定休日 無休
入浴料金 大人700円
入浴施設 内湯:男女各1、露天風呂:男女各2、貸切1
浴室備品 (内湯)シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 磐梯山(裏磐梯)、桧原湖、五色沼、秋元湖、磐梯吾妻スカイライン(日本の道100選)、吾妻高原、浄土平、会津若松、喜多方
お土産・食事 土産は館内で可 食事付き入浴は要予約
近くの温泉 土湯温泉郷、土湯峠温泉郷、飯坂温泉岳温泉、赤湯温泉、微温湯温泉、信夫温泉、中ノ沢温泉
福島観光協会HP
高湯観光協会
安達屋HP
http://www.f-kankou.jp/
http://www.naf.co.jp/azumatakayu/welcome.stm
http://www.adachiya.jp/
雑記帳 温泉めぐりの際、 信州のリンゴ・甲州のブドウ・桃の様に、果物直販所に立ち寄って自宅・土産・贈呈用に買い込むのが大きな楽しみだ。
ここ福島もフルーツ王国、フルーツラインと名付けられた道路もあるくらいだ。
桃・ブドウ・サクランボ・リンゴ・・・一度これらの出荷季節にもう一度訪れたい。この周辺の次の宿泊は飯坂温泉になるだろう。
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

福島市域には、東北を代表する温泉地の一つである飯坂温泉をはじめ土湯温泉郷、土湯峠温泉郷高湯温泉、岳温泉などの温泉群が湯煙を上げている。

高湯温泉は磐梯吾妻スカイラインの入口(土湯峠からだと出口)、標高750mにあるが、東北自動車道福島西ICからわずか16kmと交通の便に恵まれている。
温泉は400年ほど前に発見されたが、当時は信夫高湯と呼ばれ、山形の蔵王温泉、白布温泉と並んで奥州三高湯の一つとして知られる湯治場だった。

現在は中小の旅館が9軒ほどあるが、地元では、少し離れた所にある微温湯(ぬるゆ)温泉と信夫(しのぶ)温泉の一軒宿も加えて高湯温泉と称しているようだ。

高湯地区には自然湧出の源泉が10か所ほどある。湧出量は合計で3000リットル/分を超える豊富さ、泉温は42℃〜51℃で、これを9軒の宿と1軒の共同浴場で使用している。
代表的な泉質は「含硫黄ーアルミニウム・カルシウムー硫酸塩温泉(硫黄泉)」である。


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安達屋は先祖が高湯を開湯したという江戸初期創業の老舗の宿。人気の宿なのだろうか、予約を入れたら平日にもかかわらずトイレ付の部屋は満室、別の宿に泊まり、こちらは立ち寄ることにした。

施設名 : 安達屋 (入浴日:2009.5.11) 
所在地 : 福島市町庭坂

福島市は東京からおよそ260km、西側の奥羽山脈と東側の阿武隈高地に挟まれた福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域が市域である。
市西部にある扇状地は、かっては桑畑として利用されていたが、現在は果樹園に転用されている。


市域最大の観光スポットは、磐梯朝日国立公園内、土湯峠から平均標高1,350m、最高標高1,622mの吾妻連峰山麓を走り高湯温泉に至る29kmの磐梯吾妻スカイライン(日本の道100選)である。

途中、一切経山(1、949m)と吾妻小富士(1,707m)の間に開けた浄土平では、駐車場から15分ほどで吾妻小富士に気軽に登ることができ、ニッコウキスゲをはじめとする高山植物が咲き乱れる湿原を散策することもできる。

また、吾妻連峰の麓を走る14kmの道はフルーツラインの愛称がつけられ、季節になると桃・サクランボウ・梨・リンゴ・ブドウなどの果物狩りが出来る直販所が店を開く。

噴煙も舞い上がり、荒涼たる風景が広がる磐梯吾妻スカイラインを心弾ませながらドライブする。

磐梯吾妻スカイラインゲートの少し手前、県道70号線に面して建つ安達屋の創業は慶応12年、400年を超える老舗だ。
高湯温泉のHPを見ると、安達屋旅館の祖である伊達家家臣の菅野国安が慶長12年11月末に高湯温泉を開湯したと記述されている。
安達屋の横の小高い所に江戸時代寛政期に開基された薬師堂があるのもその証左なのだろうか。


建物の外観はごく平凡だが、館内に入ると照明を控えめにし、民芸家具を配置してノスタルジックな雰囲気を漂わせている。

宿の最大の売り物は、なんといっても贅沢な風呂の構成である。部屋数21室の小さな宿にもかかわらず、男女別の内湯の他に露天風呂が2ヶ所と貸切風呂が1か所あり、白濁した硫黄泉がかけ流しで注がれている。

洞窟風呂もある広大な男性用大気の湯だが、小さい女性用を含め18時から21時までは女性専用となる。

全長20m近くあると思われる売り物の「大気の湯」。


料金は平日2人1室でトイレ付が14,850円、トイレ無しが13,800円、土曜日・休前日は1000〜2000円加算される。
日帰り入浴は、平日が10時から17時まで、土日が10時から15時までで(但し火、金曜日は風呂清掃の為、14時頃からの入浴となる)、料金は大人700円である。(2009年6月現在)

磐梯吾妻スカイラインの手前の県道70号線沿い、標高750mの坂道に旅館が点在する。写真は安達屋。

温泉名 : 高湯温泉 

もう一つの男女別露天風呂・薬師の湯

中規模の重厚な内湯。温泉は湯の華が舞っていた。

高湯温泉 安達屋 (福島県)