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五頭温泉郷出湯温泉 出湯共同浴場 (新潟県)
所在地 : 阿賀野市出湯
住 所 新潟県阿賀野市出湯810−1
電 話 0250-62-3863
交通機関 磐越道安田ICから約18km
新潟ー信越線新津駅ー羽越線水原駅下車ー阿賀野市営バス出湯温泉
又は水原駅からタクシーで20分
施 設(日帰り) 特に無し、駐車場有り
宿 泊 不可
泉 質 単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 6時〜20時
定休日 無休
入浴料金 大人200円 子供(小学生以下)100円 
入浴施設 男女別内湯
浴室備品 シャンプー類無し、ロッカー有り
観光スポット 瓢湖(白鳥飛来)、北方文化博物館、吉田東伍記念館、新発田城、市島邸、阿賀野川文化資料館、阿賀野川遊覧船、三川観光きのこ園、将軍杉
お土産・食事 施設内不可 周辺で可能か不詳
近くの温泉 今板温泉、杉村温泉、月岡温泉、咲花温泉、きりん山温泉、角神温泉、新三川温泉、かのせ温泉
阿賀野市HP
五頭温泉郷HP

観光協会HP
http://www.city.agano.niigata.jp/
http://gozu.jp/
http://www.agano-spot.com/
温泉名 : 五頭(ごず)温泉郷出湯(でゆ)温泉
阿賀野市は、平成16年4月に2町2村が合併して誕生した人口約47,000人の市だ。
県庁所在地の新潟市からは南東へ約20km、新潟平野のほぼ中央に位置し、標高1000m級の五頭連峰を背後に、阿賀野川が作り上げた扇状地に水田が広がる穀倉地帯だ。

阿賀野川は福島県に源流を持ち、新潟県を流れて日本海に注ぐ日本有数の大河である。
全長は210kmで第10位だが、下流部の河川水量は日本最大級である。

阿賀野川は、上流部の福島県の会津地方では阿賀川(又は大川)の名前との既述を見てハタと思い当たり、自分の記事を探したらやはり芦ノ牧温泉湯野上温泉が阿賀川の深い渓谷沿いにあった。


観光スポットとしては、昭和29年に初めて餌付けに成功した白鳥飛来地として有名な瓢湖(国指定天然記念物)があり、2008年にはラムサール条約登録湿地として登録された。

五頭連峰のほぼ中央に位置する五頭山(標高912m)は9世紀初頭に弘法大師によって開山され、峰が5つあることからこの名前が付けられた。

この五頭山の山麓、国道290号線沿いに3つの温泉が点在している。

磐越自動車道の安田ICから国道290号線に乗って北上すると最初に温泉郷最大、旅館8軒の村杉温泉が現れる。

次に一軒宿の今板温泉、そして最後に国道を右手に折れて山側に少し進んだ行き止まりに、かっては4支院、32坊を抱える大寺院であった華報寺があり、その門前に小さな旅館が5軒建ち並ぶ出湯温泉がひっそりと佇んでいる。

小さな温泉地だが、華報寺境内と温泉街(とは言える規模ではないが)から少し奥まった所の2ヵ所にかけ流しの共同浴場がある。

華報寺前に小さな旅館が建ち並ぶ。「華報寺共同浴場」が右手奥、「出湯共同浴場」はこの右側すぐにある。
五頭山(標高912m)の山麓を走る国道290号線沿いに、村杉・今板・出湯と3ヶ所の温泉が点在する。これを総称して五頭温泉郷と言う。
かっては高野山にも匹敵した規模を有していたという華報寺の門前に、小さな宿5軒がひっそり佇む出湯温泉にはかけ流しの2ヶ所の共同浴場がある。先ずは華報寺共同浴場で入浴し、続いてもう一つの出湯共同浴場に向かった。

施設名 : 出湯共同浴場 (入浴日:2011.11.1)

咲花温泉に向かう途中に河岸を走った阿賀野川。中流域では日本最大級という水量の豊かさに感動した。、
浴室はすべてタイル張りでいたってシンプル、、2mx3m50cm位の大きさだ。
平成20年に全面改装されたようで、館内も浴室もすべて新しく、地元では「新湯」と呼ばれているようだ。

その分、もう一つの華報寺共同浴場と比べると、共同浴場特有の地元密着の雰囲気や情緒に欠けるのは止むを得ない。

しかしながら、営業時間が早朝6時から午後8時まで、入浴料金はたったの200円、これぞ共同浴場の範たるものだ。

浴室はこれ以上簡素に出来ないほどで、床も壁も浴槽もタイル張りのシンプルな造りだ。
もちろん、シャンプーやボディソープなどは置いてない。

温泉は無色無臭、源泉温度が41.6℃のさサラサラした単純温泉がかけ流し、浴槽内ではやや温めだった。

掘削時の源泉温度がまだ維持されていれば、夏季は加温無しでもOKかもしれないが、恐らく四季を通じて加温しているのではないか。
平成20年にリニューアルされたばかりだ。
受付は昔ながらの番台の雰囲気を残す。

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