非温泉と分かってがっかりするも、巨大な岩石を配置した東海地方有数の大きな露天風呂はゴージャスだ。

30人が一度に入れる自慢の大露天風呂で館名にもなっている。温泉ではないが地下から汲み上げて加温している。

館内はどこも広々としており、大きな食事処や休憩室がある。

遠州浜露天風呂 八扇乃湯 (静岡県)

住 所 静岡県浜松市南区松島町1969
電 話 053−426−8000
交通機関 ・東名高速自動車道、浜松ICより県道65号,国道1号、国道150号を遠州大橋方面へ12km
・JR浜松駅より浜松駅から遠州鉄道遠州浜温泉行きで25分、終点下車すぐバス
施 設(日帰り) 食事処、売店、休憩所、有料貸切個室、カラオケルーム、マッサージ、無料駐車場(88台)
宿 泊 不可
泉 質 非温泉
日帰り入浴時間 10時〜22時
定休日 毎週木曜日
入浴料金 大人800円
入浴施設 男女別内湯 男女別露天風呂
浴室備品(日帰り) シャンプー、リンス、ボデイソープ、ロッカー
観光スポット 下記浜松観光HP参照
お土産・食事 館内に食事処、売店あり
近くの温泉 舘山寺温泉三ケ日温泉、雄踏(ゆうとう)温泉、弁天島温泉、奥浜名湖温泉湯谷温泉
浜松市HP
浜松観光HP
八扇の湯HP

http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/
http://hamamatsu-daisuki.net/
http://www.hassennoyu.jp/

データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

宿泊したホテルコンコルド浜松から見た浜松城。かっては徳川家康の居城であった。

非温泉

東京の孫に会いに行く途中、中継地点として浜松市内のシティホテルに宿泊、近くの日帰り施設・遠州浜露天風呂 八扇乃湯で入浴した。館名になっている大小の岩石を配置した大きな露天風呂には満足したが、泉質の表示が無かったので帰りがけにフロントで確認したところ、温泉でないことが判明した。
非温泉だから、入浴一軒プラスにはならないが、写真も撮ったことだし、記録を残すことにした。

ジャグジーの範囲が広いので、落ち着かない内湯。

今回の上京は3月下旬、もう中央道でも降雪・凍結は無いだろうと思いつつ、万一を考えて、名神・東名で行くことにした。
途中の一泊、行程のちょうど半分に当たる「かんざんじ温泉」は既に4泊して飽きたし、温泉が魅力の伊豆は遠回りになる。
そこで今回は費用節減も考慮して、温泉には関係無い浜松市内のホテルコンコルド浜松に宿泊した。

途中三重県の日帰り施設を再訪してから、もう一ヶ所、温泉ガイドブックで見つけた木曽川の河口近くにある「遠州浜露天風呂八扇乃湯」に立ち寄った。

巨岩を配置した大きな露天風呂が豪快で、なかなか良い風呂だと思いつつゆったりと入浴した。
ところが温泉データをメモしようと分析表を見たところ、泉質部分の表示が無く、もしかして非温泉?とフロントに確認した。

その結果、直感が正解、地下からの動力揚湯だが、含有成分や温度が法定条件を満足しないため温泉にならず、表示してないと言う回答があった。
後日、ここのホームページをチェックしたところ、露天風呂の表示はあったが、温泉という文字は一切見つからず、非温泉が裏付けられた。

木造2階建の旅館のように見える立派な日帰り施設だ。温泉ガイドブックでは「遠州浜天然温泉」とあったが、実際は温泉でなかった。

浜松市は、2005年7月に天竜川流域・浜名湖周辺の11市町村と合併して、面積では岐阜県高山市に次いで全国で2番目の市域を有する。人口が80万人を超えて、県庁所在地でないにも関わらず政令指令都市となった。

大きくは南部の平野と北部の山間で構成され、豊かな自然に恵まれている。北部は赤石山系、東部は広い流域を持つ天竜川、南部は広大な砂丘からなる遠州灘、そして西部は浜名湖と、四方を異なる自然に囲まれている。

戦国時代、徳川家康が元亀元年(1570年)に曳馬城に入城し、浜松城へと改称、城下町の形成を進めた。江戸時代には東海道の宿場町として栄えた。

関ヶ原の戦い以後、江戸時代を通じて徳川家譜代大名の居城となったが、歴代城主の多くが、後に江戸幕府の重役に任ぜられたことから「出世城」と言われた。


浜松と言えば、オートバイ製造から始ったホンダ・スズキやヤマハの発祥の地であり、これに加えて養殖ウナギと楽器を思い浮かべる。

東名・浜名湖SAの一角から見る浜名湖

市域にある「かんざんじ(舘山寺)温泉」の旅館・ホテルの売り物は、客室や露天風呂からのレイクビュー

所在地 : 浜松市松島町
施設名:遠州浜露天風呂 八扇乃湯 (はっせんのゆ) (入浴日:2018.3.26)