天平の湯 奈良ロイヤルホテル (奈良県)

家内の長らく続く毎週1回の治療が朝9時からで、前日の夕食や当日の早朝起床や朝食などでバタバタするのを偶には逃れたいと思い、病院と自宅のちょうど半分の所にある温泉付シテイホテル、天平の湯 奈良ロイヤルホテルに宿泊した。折しも新型コロナが蔓延し始めた時期、値下げをしていたのだろうか、朝食付き5000円ほどで30㎡、比較的広いツインルームに宿泊出来た。

国道24号線から見る奈良ロイヤルホテル。近くのローソンに買い物に行った帰りに撮影。

デラックス ツイン Bタイプ 30㎡ 朝食付き5050円(税サ込み)。広さ十分、清潔感有り。

奈良市は人口34万人余り、奈良県北部、奈良盆地の最北端に位置する県庁所在地ある。

市東部は大和高原の一部を成し、標高300mから600m級の高地が続く。市街の北は古代に平城山(ならやま)と呼ばれた丘陵地帯で京都府と接している。

市域は東西に広く、東部の山間地、文化財を多数抱え国際観光文化都市としての顔を持つ中東部の市街地、大阪の衛星都市としての性格を有し、住宅街として発展してきた西部がある。


現在の奈良市に位置する地域が日本史の舞台に登場するのは、710年に都が藤原京から平城京に遷都されてからのことだ。

奈良時代(和銅3年・710年~延暦3年・784年)の都であった平城京は、日本初の本格的な首都で最盛期には人口が10万人に及んだとのこと。

都は784年に長岡京へ、さらにその10年後には平安京へ移ったが、その後も東大寺や興福寺などの仏教寺院勢力がこの地に残り、奈良は南都と呼ばれた。

奈良県には3箇所の世界遺産がある。日本初の世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」、その後に続く「古都奈良の文化財」それに「紀伊山地の霊場と参詣道」がそれだ。
この内、奈良市内にあるのが
東大寺 、興福寺 、春日大社 、春日山原始林 、元興寺 、薬師寺 、唐招提寺 、平城宮跡 から構成される古都奈良の文化財だ。

住 所

奈良県奈良市法華寺町254-1

電 話

0742-34-1131

交通機関

近鉄奈良線「新大宮」駅より徒歩約10分
近鉄バス「 奈良市役所 」より徒歩約3分
JR「奈良」駅より無料シャトルバスで約10分
近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より 無料シャトルバスで約20分

近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より車で約10分
JR関西本線「奈良」駅より車で約10分
京奈和自動車道 木津IC出口より車で約10分
第二阪奈有料道路 宝来ランプ出口より車で約15分
西名阪自動車道 郡山IC出口より車で約20分

宿 泊

131室(シングル30 ダブル24 ツイン68 その他8)
2食付8000円~12,000円  朝食付き5,000円~8,000円 素泊まり3,300円~4,600円

(料金は2021年1月4日現在で新型コロナの影響があると思われる)

泉 質

ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉

日帰り入浴時間

13時~23時(受付22時迄)

入浴料金

大人980円(入湯税含む) 小学生以下770円)

入浴施設

男女別内湯、サウナ、岩盤浴(別料金)

浴室備品

シャンプー、リンス、ボデイソープ、ロッカー
お土産・食事  館内で可 
観光スポット 奈良公園、東大寺、興福寺、猿沢池、春日大社、奈良町 新薬師寺、平城宮跡など多数、 
近くの温泉 平城宮温泉(かんぽの宿奈良)宝来温泉(奈良パークホテル)大和平群温泉かんぽの宿大和平群)信貴山温泉(信貴山観光ホテル) 
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

細長くやや味気ないタイル張りの浴室には通常の浴槽の他に、ジャグジー、歩行浴などの機能風呂が付く。源泉名の天平の湯の泉質はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉だが、しっとり感は薄かった。他にサウナ、別料金で岩盤浴が出来る。

中庭の滝が眺められるラウンジ。喫茶の他にランチタイムにはコース料理が食べられる。

最大800mを収容できる2階のバンケットルームへのエスカレーター

外観のレンガ色の落ち着いた造に比べて華やかな雰囲気のパブリックスペース。新型コロナが騒がしくなってきた時期、ロビーはまばらだった。

奈良市内にあり、自宅から30分以内で行ける温泉つきのホテル・旅館が3軒ある。
奈良市内の中心部は、地下を掘ると遺跡とぶつかり出土品も出てくるので、この3軒は奈良公園からは少し離れた距離にある。


奈良ロイヤルホテルは、奈良公園から西へ3kmほど、和歌山市に通じる幹線道路、平城宮跡に近い国道24号線沿いにある部屋数131室の中規模シテイホテルだ。すべてがリーズナブルな料金で泊まれるシングル・ツイン・ダブルの洋室で(16㎡~31㎡)、豪華なスイートルーム等は無い。

部屋の広さからするとビジネスホテルに近いが、パブリックスペースはかなりゴージャスで館内のレストランも和洋中の3軒があり、やはりシテイホテルの範疇だろう。

じゃらんのクチコミ評価は、総合で3.9、夕食が4.5と高評価、その他の項目は3点台後半とまあまあの点数だ。


温泉の風呂は、宿泊者にはチェックインの際に無料で入浴出来るクーポン券が渡される。
日帰り入浴も可能で、受付時間は13時~23時、料金は大人980円だ。
ここには別料金で入浴の岩盤浴もある。

温泉・施設名 : 天平の湯 奈良ロイヤルホテル (宿泊:2020年2月27日)

大仏殿は752年(天平勝宝4年)の盛大な開眼供養会の後に完成したが、その後2度の火災にあい、現在の建物は、戸時代の1709年(宝永6年)に再建されたものだ。創建時よりかなり小さくなったが,、それでも正面の幅57.5m、奥行き50.5m、棟までの高さ49.1mで世界最大級の木造建築だ。

クロゼット無しでハンガーむき出しは減点。

ビジネスホテルより広めのユニットバス。

テレビはBS不可。

所在地 : 奈良市法華寺町 

朝 食

食事は朝食のみのプラン。夕食はチェックイン前にイオン高の原で購入済み。

朝食はビュッフェスタイル、奈良名物の茶粥が供されていた。

温 泉