住 所 |
竹田市直入町長湯 |
電 話 |
不明 |
交通機関 |
大分自動車道湯布院ICから約40km
JR豊肥本線豊後竹田駅からバス40分長湯温泉下車
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施設(日帰り用) |
特になし 駐車場:神社内に駐車可 |
宿 泊 |
不可 |
泉 質 |
マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(含土類重曹泉) |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) |
午前6時〜午後10時 |
定休日 |
無休 |
入浴料金 |
100円 |
入浴施設 |
内湯:男女別各1 |
浴室備品 |
無し |
観光スポット |
竹田市内(岡城跡、武家屋敷、瀧廉太郎記念館、湧水群、石橋群)、久住高原、くじゅう花公園、原尻の滝、阿蘇山、高千穂峡 |
お土産・食事 |
近くに食事処有り |
近くの温泉 |
七里田・三船・紅殻之湯・満天望・湯平・別府・九重九湯(龍門温泉郷・壁湯・宝泉寺温泉郷・川底・湯坪温泉郷・筋湯温泉郷・筌(うけ)の口温泉郷・長者原温泉郷・寒の地獄)など多数 |
竹田市HP
旅館組合HP |
http://www.city.taketa.oita.jp/
http://www.nagayu-onsen.com/ |
雑記帳 |
長湯温泉の人気に貢献しているのが、首藤ご兄弟である。兄の方は、日本一含有量が多いと言われる炭酸泉を外湯(ラムネ温泉)に持つ「大丸旅館」を経営し、弟は女性に人気の「翡翠之庄(かわせみのしょう)」を経営している。
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データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
竹田市には石橋が多い(道の駅に資料あり)。道を少し迷って山王橋を観光した。また環境省の「名水100選」に選定された竹田湧水群も市域に有する。
竹田市は大分県の南西部に位置し、九重連山・阿蘇外輪山・祖母山麓に囲まれた地である。
長湯温泉のある直入町は、くじゅう連山の東山麓に広がる標高300mから1,000mの高原の町で、以前は直入郡にあったが、2005年4月1日付けで、萩町・久住町とともに竹田市と合併した。
この一帯は奥豊後と呼ばれ、今回の合併により(新)竹田市は多様な観光資源を持つ町となった。
長湯温泉の他に「くじゅう花公園」もその一つだ。
旧竹田市はもともと城下町であり、老舗が今も営業し、武家屋敷や廃城となった岡城跡が残っている。
また、この地で多感な少年時代を過ごし、城跡で遊んだ滝廉太郎が、後に名曲「荒城の月」を作詞(作曲:土井晩翠)した。
日帰り温泉施設「ラムネ湯(温泉館)」(追って掲載)。炭酸泉の泡付がすごいので有名だ。
「1980年代の湯布院、1990年代の黒川温泉そして2000年代は長湯温泉の時代」と持て囃され、先般、九州初の全施設源泉掛け流し宣言(第一号は奈良県十津川温泉郷)をした人口3,000人弱のこの温泉町へ、年間70万人の観光客がやって来ている。
とは言うものの、温泉宿の質量において、周囲の地勢や雰囲気などからして、長湯温泉を湯布院・黒川の両雄と比較するのは無理がある。
観光地化されつつある湯布院・黒川温泉に薄れてきた鄙びと温泉・泉質そのもので、勝負すべき温泉地だろう。
長湯温泉は温泉街といったものは形成されていない。
久住山麓ののどかな山里にあって、狭い流れの芹川沿いを中心に15軒の宿が点在している。何れも客室数が少ない小規模なもので、いまだ1万円以下で宿泊出来る宿もある。
また、ここには長湯温泉のシンボルであるガニ湯、炭酸泉のラムネ湯 、大規模な御前湯などの他に数多くの日帰り施設がある。これが長湯温泉の魅力であり売り物だ。
ガイドブックに紹介されるラムネ温泉やガニ湯等の他に、ローカル色豊かで素朴な多数の日帰り施設が点在している(詳しくはプースケさんのサイト参照)。
その一つが天満湯だ。
長湯温泉の中央、芹川を跨ぐ天満橋を渡った先、湯乃原天満神社の一角にある。
古びたコンクリートの建物で管理人はいない。
入口にある金属の箱に100円を入れるとロックが解除される。
(入ってきたところからは出られず、別に出口がある)
共同浴場としてはかなり広い浴室内の一角に、1.5mx3m程度、木造の風呂があり、縁は温泉成分で白くなっていて、近くの長生湯とそっくりだ。
泉質は、やや青く白濁したマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉、加温してないのだろう、40℃を下回る温さで私の好みの温度だった。
やや青味がかった温泉
脱衣室
出口は館内右手にある(写真は外から撮影)
ここに100円を投入
天満湯外観
長湯温泉のシンボル・ガニ湯
天満橋、向かいは宿泊した大丸旅館
大丸旅館に宿泊、翌日の朝食前に人気のラムネ温泉(追って掲載)、長湯温泉のシンボル・ガニ湯、そしてここ天満湯を慌しく周った。