住 所 | 大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯 |
電 話 | 0973−79−2381(観光案内所) |
交通機関 | 大分自動車道九重ICから県道40号経由で20km JR久本本線豊後中村駅から日田バス筋湯経由九重登山口駅行きで50分、筋湯下車徒歩1分 |
施設(日帰り用) | 駐車場:温泉街外環に無料パーキング2ヶ所 駐車場から徒歩5分 |
宿 泊 | 不可 |
泉 質 | 単純温泉(47度 pH7.4 無色澄明無味無臭) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) | 午前7時〜午後10時(現地看板に表示) |
定休日 | 無休 |
入浴料金 | 大人300円(現金箱に投入) |
入浴施設 | 内湯1(日替わり男女交代) |
浴室備品 | シャンプー類無し、ロッカー無し |
観光スポット | 九重連山登山・トレッキング、飯田高原、九酔峡、九重”夢”大吊橋、くじゅう花公園、阿蘇山、久住高原、竜門の滝、竹田 |
お土産・食事 | 温泉街で(店あまり無い) |
近くの温泉 | 湯坪温泉、長者原温泉、寒の地獄温泉、牧の戸温泉、筌の口温泉、九酔渓温泉、星生温泉、瀬の本温泉、黒川温泉、奥万願寺温泉、小田温泉、白川温泉、宝泉寺温泉郷、川底温泉、岳の湯温泉、はげの湯温泉、山川温泉など多数 |
九重町HP 観光協会HP 筋湯温泉HP |
http://www.town.kokonoe.oita.jp/ http://www.kokonoe-k.com/ http://www.sujiyu-onsen.com/ |
施設名 : 薬師湯 (入浴日:2013.4.16)
筋湯温泉のシンボル、「うたせ大浴場」。
脱衣場から見た浴槽。湯温は41℃位で適温だった。
筋湯温泉は、日本百名山の九重連山西麓、標高1000m前後の飯田高原に点在する「九重”夢”温泉郷」の中で最も大きな温泉地で、大小の旅館が25軒ある。薬師湯は4つある共同浴場の一つで、筋湯温泉のシンボル的存在である「うたせ大浴場」のすぐ近くにあって、こじんまりした浴場は、ゆったり、しみじみと湯に浸かれる。
尚、この記事中の写真の多くは、ご一緒した福岡在住・プースケさんからお借りしている。
共同浴場への案内版が整備されているので迷うことは無い。
脱衣場から風呂を見下ろせる。300円は右の箱に投入。
筋湯温泉の共同浴場には、「うたせ大浴場」「薬師湯」「岩ん湯」「せんしゃく湯」の4ヶ所がある。うたせ大浴湯以外の3ヶ所は浴室が一つしかないので、薬師湯と岩ん湯は日替わりで男女が変わり、せんしゃく湯は混浴になっている。
せんしゃく湯以外の3ヶ所は温泉街の中心にありいずれも無人、自動販売機あるいは現金箱に300円投入して入浴する。
薬師湯は、筋湯温泉のシンボル、うたせ大浴場からすぐ近くにあるが、趣きは全く違い、こじんまりした木造の共同浴場だ。
黒塗りの建物と館内の壁、風呂と床は着色しない無垢の板を使い、脱衣所は風呂と一体、とても風情があり、しみじみと入浴出来る浴場だ。
風呂は3mx2mの大きさ、源泉名は47℃の薬師湯、泉質は単純温泉、無色澄明無臭で肌触りは刺激が無いさらさら感。
もちろんシャンプー類は置いてない。
九重連山の西麓に広がる飯田高原(はんだこうげん)は、標高800〜1,200m、阿蘇くじゅう国立公園内にある。
この一帯はやまなみハイウエイをはじめ、どのルートを走っても雄大な景観を見ながらの心弾むドライブが楽しめる。
ここで以前は見かけなかった「九重”夢”温泉郷」の看板と出会った。これは、今や九州全体の観光スポットとなった「九重”夢”大吊橋」をなぞったものだ。
この温泉郷には、「筋湯・宝泉寺・長者原・湯坪・龍門・壁湯・筌の口・寒の地獄・馬子草・九酔渓・川底・水分」の温泉が含まれる。
この中で最も大きな温泉地が筋湯温泉で、大小25軒もの温泉宿が営業している。
この規模は28軒の黒川温泉にほぼ等しい数だ。
涌蓋山(わいたざん 標高1500m)の南麓、標高1000mの高所にあって、歴史は確実な所で江戸時代に遡れる。
しかし、明治と昭和の2回の大火に見舞われたので、現在の旅館は昭和以降に建てられたものばかりだ。
九重連山を走るやまなみハイウエイ。