裏道にあるが、途中の案内板を見落とさなければ到着できる。

白馬八方温泉 みみずくの湯 (長野県)

白馬三山の東麓、標高800mの高原に温泉旅館・ホテルと多数の日帰り施設が点在する白馬八方温泉。
前回は長野冬季オリンピックに使用されたジャンプ台や日本百名山の五龍岳を眺望するホテル五龍館に宿泊したが、今回は部屋が10室だが、露天風呂が付く部屋が多い「山の郷ホテル白馬ひふみ(近日アップ) 」に宿泊。チェックイン前に、まだ入浴してなかった日帰り温泉施設「みみずくの湯」に立ち寄った。

斜め前にあるみみずく茶屋で、飲みものの他に名物の温泉うどん(390円)やおやきが食べられる。

ここは、白馬連峰の東麓、長野冬季オリンピックの舞台となった白馬八方地区、標高800mの高原に湧く温泉である。
高原には、大型のホテル・旅館、民宿、ペンションまでおよそ100ヶ所の宿泊施設が点在している。

白馬村には、白馬八方の他に白馬塩の道・白馬かたくり・白馬姫川温泉などがある。
特に白馬八方と白馬塩の道とは、源泉が異なるので別の名前が付けられているが、お互いの距離は車で5分と離れていない。

白馬の温泉街は白馬三山の麓に開けた高原のリゾート地帯に溶けこんでいて、浴衣姿の入浴客がぶらぶらと歩く、という風情ではない。

湯量は豊富で、村内には10ヶ所の日帰り温泉施設がある。これらの施設は素朴な共同浴場から秘湯の趣が漂う露天風呂まで、個性が異なるので変化に富んだ温泉巡りが楽しめる。

所在地 : 北安曇郡白馬村

村名は富山県と境を接する白馬岳(しろうまだけ)に由来する。

白馬村は長野県の北西部に位置し、南は大町市と西は富山県との県境となる白馬三山〔白馬岳(2932m)・杓子岳(2812m)・鑓ケ岳(2903m)〕や五竜岳(2,814m)などの北アルプスの山並みが連なる。

そこから伸びる八方尾根、遠見尾根、岩岳などの山腹には、標高差1000mを一気に滑り降りる3本のロングコースを軸に、13本の個性的なコースを有し、わが国最大級のスキー場である八方尾根スキー場が展開している。
近年は、上質な雪質に惹かれて多数の外国人が訪れている。

また、初夏から夏に向けては、広大な高原に数多くの高山植物が咲きそろい、秋は全域が紅葉スポットとなり、その後すぐに降雪、ウインタースポーツの幕開けとなる。

村は、至るところから北アルプスの雄峰が望まれ、駐在時に何度も訪れたヨーロッパの山岳地帯に似た高原リゾートの雰囲気を漂わせている

白馬八方温泉から見た風景。手前に長野オリンピック使用されたジャンプ台。奥に日本百名山の一つ、迫力有る山容を有する五龍岳(2814M)が聳える。

住 所 北安曇郡白馬村大字北城八方口5480−1
電 話 0261−72−6542
交通機関 長野自動車道豊科ICから国道147号線で約50km
JR大糸線白馬駅からタクシー(バス路線不明)
施 設(日帰り用) 休憩処、駐車場30台程度
みみずく茶屋(軽食・湯茶など 名物は温泉うどん 390円) 
宿 泊 不可
泉 質 アルカリ性単純温泉(pH11.1))
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10時〜21時30分 (受付終了21時)
定休日 無休
入浴料金 大人600円 小人(3歳〜小学生)300円
入浴施設 内湯男女各1 露天風呂男女各1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 白馬周辺登山・トレッキング・スキー・白馬山麓植物園白馬ブルーベリー農園・松川河川公園(白馬三山の眺望)白馬ハーブガーデン、美術館巡り(ラフォーレ白馬美術館)(三枝美術館)
長野オリンピックジャンプ台
お土産・食事 白馬駅・白馬八方温泉街周辺
近くの温泉 白馬塩の道温泉・白馬かたくり温泉・姫川温泉小谷温泉・下里瀬温泉・栂池温泉・大町温泉郷
白馬村HP
白馬八方温泉HP
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/
http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

前回訪れた際は、蕎麦の花が真っ白に咲いていた。温泉ばかりでなく、白馬三山や五龍岳を仰ぎ見ながらの散策や蕎麦賞味がお薦め。

露天風呂からは白馬三山を見渡せる。但し、当日は薄曇り、見ることが出来なかった。

施設名 : みみずくの湯 (入浴日:2018年10月9日)

温泉が湯船から流れ出てる風景はいつ見ても良いものだ。

照明を抑えた薄暗い内湯。内湯から露天風呂が見通せる。pH11.1というアルカリ性温泉のため、ぬるすべ感がある。

床ばかりでなく浴槽まで天然石を敷き詰めたな露天風呂は清潔感があるが、やや温もりに欠ける。

JR白馬駅から八方へ向う途中、住宅と田畑が混じる平地の一角に立つ白馬八方温泉の民間日帰り温泉施設だ。

風呂は、男女別の内湯と露天風呂があり、何れも掛け流しだが、特に露天風呂がお薦めで、天気が良ければ3000mに近い白馬三山の銀嶺を眺望出来る。
内湯は照明を抑えているので薄暗く、ゆったりとくつろいで入浴出来る。

入浴時間は午前10時〜午後9時30分迄、入浴料金が大人600円、地元の人が毎日入るのには高いので、地元優先料金があるかもしれない。

温泉の泉質pHが11.1と高い数値のアルカリ性単純温泉で、ヌルスベ感がある。

手前にあるみみずく茶屋では、飲み物の他に名物の温泉うどん(390円)やおやき等が食べられる。

信州ご在住のろらんさんから教えて頂いた白馬八方温泉の絶好のビュースポット、大出(おいで)の吊り橋。この日は雲が多く、白馬三山の頂上部分が僅かに見えるだけだった。

村内には10ヶ所の日帰り温泉施設がある。写真は以前に入浴した白馬八方温泉 おびなたの湯

温泉名 : 白馬八方温泉