泉質が強アルカリ性単純温泉なので、かなりのぬるぬる感がある。しかし、浴室表示ではpH9.79もあるので、本来はもう少しあってもよいと思われる、加水?
HPでも日帰り入浴を歓迎していて、受付は11時~21時と長時間、大人(中学生以上)800円、定休日は不定休。
飯田城温泉 三宜亭本館 (長野県) |
北海道に次ぐ温泉数を誇る長野県だが、南信州、天竜川沿いから飯田市周辺にかけては温泉に恵まれておらず、一般的に知られた有名・大型温泉地は皆無に等しい。
しかし、近年になって掘削された温泉が徐々に増えてきており、詳しい温泉ガイドブックを参照すると、知名度はないが、一軒宿やせいぜい2~3軒の旅館の小さな温泉があちらこちらに点在している。
飯田市市域にも旅館・日帰り含めた温泉施設が20軒ほどあるが、この内、5軒の旅館(ペンション含む)がある(名勝)天竜峡温泉が最も大きい。
ここは天竜峡の中心にあって、1989年地下800mから湧出した温泉を源泉としている。
市域では、5年前に「奥天竜不動温泉佐和屋」に宿泊した。
飯田城温泉は、中央道から車で10分ほど、飯田城址の高台にあって、一軒宿の三宜亭本館は旅館としての歴史は明治に遡るが、温泉は、平成7年に1300の大深度で湯脈と当った近年の開湯である。
南信州、飯田市の飯田城址斜面に建つ飯田城温泉 三宜亭本館は、明治初頭の創業で歴史は長いが、温泉は平成7年、地下1300mの大深度で湯脈と当り温泉宿となった。
しっとりしたアルカリ性単純温泉を、放流循環併用で落とす大きな内湯からは、眼下に飯田市街を、遠くに南アルプスを望み、素晴らしい眺望を楽しみつつ入浴を楽しめる。
所在地 : 飯田市 |
住 所 | 長野県飯田市追手町2-641-101 |
電 話 | 0265-24-0242 0265-53-2581(日帰り入浴専用) |
交通機関 | 中央道飯田ICから、国道256号で約10分 JR飯田線飯田駅よりタクシーで5分 |
宿 泊 | 35室(洋室4 和室2、和洋室4) 平日2人1室2食付14,000円~25,000円程度(詳細最新料金は宿のHPを参照ください。 |
泉 質 | アルカリ性単純温泉(pH9.79 120リットル/分 泉温38℃」) |
適応症 | 不記載(理由は温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照 |
日帰り入浴時間 | 11時~21時 |
定休日 | 不定休 |
料 金 | 大人(中学生以上)800円 小学生400円 1歳以上150円 |
入浴備品 | シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー |
入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1、貸切風呂1、貸切風呂1(有料) |
観光スポット | 天竜峡、猿庫(さるくら)の泉(日本の名水百選)、よこね田んぼ(日本の棚田百選)、りんご並木(日本の道百選)、下栗の里、駒ヶ岳ロープウエイ、 |
近くの温泉 | 天竜峡温泉、奥天竜不動温泉、すいれんどう温泉,、殿岡温泉、下条温泉、昼神温泉 |
飯田市HP 南信州ナビHP 三宜亭HP |
http://www.city.iida.lg.jp/ http://www.ii-s.org/ https://www.sangitei.com/ |
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。) |
新民謡(東京音頭・ちゃっきり節等)の代表作の一つ、中山晋平作曲、市丸が唄った「天竜下れば」を思い浮かべた。「ハア 天竜 下ればヨ ホホイノサッサ しぶきに濡れてヨ・・・」(奥不動温泉佐和屋宿泊の際に撮影)。
飯田市は信州で最も南にある市で、南信地方では最大、長野県全体でも長野市、松本市、上田市に続く4番目の人口を有している。長野県で最も温暖な地で、冬季でも真冬日になることが少ない。
東に南アルプス、西に中央アルプスが聳え、南北にかっては暴れ川として洪水を繰り返した天竜川が流れ、河岸段丘によって出来あがった日本最大の谷地形が広がっている。
古くは東山道、近世以降は三州街道・遠州街道などの陸運、天竜川の水運が加わって交通の要衝として栄え、江戸時代は飯田藩の城下町だった。
それもあって、神楽や人形浄瑠璃などの伝統文化がいまも数多く残っていて、信州の小京都とも呼ばれてるようだ。
また市内のリンゴ並木も市のシンボルの一つになっている。
市域最大の観光スポットは、国の名勝、天竜奥三河国定公園の目玉である天竜峡だ。
暴れ川の天竜川が切り開いた絶壁が続く渓谷で、花崗岩の岩壁には赤松やもみじが自生し、新緑や紅葉の時の景観は見事だ。
温泉名 : 飯田城温泉 |
4人規模、内湯と比べたらかなり控えめの大きさ、後付けで造ったのだろうか?
中央道飯田ICから国道256号で西へ10分、飯田城址の小高い丘に建つ天空の城 三宜亭本館。
創業は明治8年まで遡るが、温泉は平成7年、地下1300mの大深度で湯脈と当り温泉宿となった。
客室は、洋室4,和室27,和洋室4 合計35室の中規模旅館で、じゃらんのクチコミ評価は上記の通り良好だ。
客室や風呂jから手前に飯田市街、背後に南アルプスを眺望するので、館名の前に「天空の城」を冠している。
三宜亭という珍しい館名なんで、その由来をHPで探したら、開業した明治初頭に宿泊した文化人によって詠まれた句に由来しているのが判明。
”月雲の 眺めのみかは 咲く花も 幾代の春に 匂う宿かな”
即ち、雪と月と花の三つに宜しいことから、三宜亭と命名された。
じゃらん クチコミ 総合4.2 (2019.6.17現在)
施設名 : 天空の城 三宜亭(さんぎてい)本館 (入浴日2018.10.23) |
飯田城址の小高い丘の斜面に建てられた一軒宿からは飯田市を眼下に置くので、館名の頭に「天空の城」と置いた。
30人が一度に入れる大きさの内湯。大窓を開けることが出来るようなので開放感抜群になるだろうが、このままでも眺望が素晴らしい。
地下1300mからの動力汲み上げ、湧出量は120ℓと豊富で、掛け流し式と濾過循環式を併用した「放流循環併用式」を採用している。
飯田城址の小高い丘の上に建つ35室の中規模旅館で、じゃらん評価は良好。
宿泊してないので妥当か判断出来ないが、風呂の4.3は景観が良いので納得。
部 屋 | 4.2 | 風 呂 | 4.3 |
朝 食 | 4.3 | 夕 食 | 4.0 |
接客・サービス | 4.2 | 清潔感 | 3.9 |