住 所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940−2 |
電 話 | (総合予約センター) 0460−85−5331 |
交通機関 | 小田原厚木道路箱根口IC又は東名高速道路御殿場ICから車で約25分(ガラスの森美術館向かい) 箱根湯本駅から箱根登山バス桃源台行25分、品の木下車徒歩1分 |
施 設(日帰り) | 売店、休憩ロビー、駐車場 |
宿 泊 | スタンダード客室(2009年4月現在) 平日1泊2食付き 2人1室1人8,400円 〜10,500円 露天風呂付客室(2009年4月現在) 平日1泊2食付き2人1室12,600円〜 曜日・宿泊人数・部屋・年度などによって変動するので下記HP参照のこと。 チェックイン午後3時〜チェックアウト翌日午前10時 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー硫酸塩温泉及びアルカリ性単純温泉 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 13:00〜20:00(清掃時間を除く) |
定休日 | 年中無休(不定休) |
入浴料金 | 大人 1,050円 チェーン旅館の何れかに宿泊の場合は無料(立ち寄り湯を受け付けている宿のすべてで無料入浴が可能。詳細はHP参照) |
立ち寄り入浴施設 | 内湯男女各1 露天風呂男女各1 |
浴室備品 | ボディソープ、シャンプー、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 芦ノ湖、駒ケ岳、各所での富士山観望、大涌谷、仙石原、箱根関所跡、多数の美術館・テーマ館、富士五湖など |
お土産・食事 | 食事・土産は周辺で多数 |
近くの温泉 | 湯本、塔之沢、宮ノ下、強羅、芦之湯、小湧谷など箱根20湯、七沢温泉、広沢寺温泉、飯山温泉、鶴巻温泉、中川温泉 |
箱根町HP 観光協会HP 一の湯HP |
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/ http://www.hakone.or.jp/ http://www.ichinoyu.co.jp/ |
雑記帳 | 一の湯グループでは、露天風呂付客室を低料金(12,000円〜16,000円程度)で宿泊できるのが魅力。箱根の他の客の場合は、少なくともこの倍の料金が必要だ。 このグループの宿は、温泉・料理にはそれほどこだわらず、見どころが多い箱根と富士山周辺を観光するための便利で手軽な拠点として利用すると価値が出てくるだろう。 |
脱衣場のドレッサー
売店とロビー
元気が無い泡が浮いた露天風呂。
大きくはないが端正な内湯、大涌谷温泉が使用されている。
箱根町は富士箱根伊豆国立公園の中にある。
箱根山の周辺のいたる所で温泉が湧き、多数の旅館・ホテル・ペンション・保養所・日帰り温泉施設・別荘・土産物屋・レストラン・カフェ等が観光客・宿泊客・入浴客を迎え入れている。
富士山を借景として、芦ノ湖・大湧谷・湿生花園・ススキ野・トレッキングコースなどの自然、それに数多くの美術館やテーマ館が箱根の魅力をさらに高めている。
国内外から箱根にやって来る観光客は年間2000万人、宿泊客だけでも500万人に上る。
京都と並んで我が国最大の観光地であり、「町」という単位で見れば、比較するところがないダントツの日本一である。
8か所は既存の宿または企業の保養所をリニューアルオープンしたもので、サービスを最低限に抑え(例として布団は自分で敷く)、夕食も高級食材を用いず、品数を少なくするなどの工夫をして低料金を実現した。
品の木一の湯は仙石原の入口に位置し、御殿場・伊豆・小田原方面からのアクセスにも便利、観光スポットの湿性花園やススキ野も近い。
部屋数は22室、その大部分に露天風呂がついている。
さらに今年(2009年)3月、同じ敷地内に「品の木別邸」がオープンし、あらたにすべての部屋に露天風呂がついた18室が加わった。
料金は平日2名1室で8,400円(4人で6,300円)からで、露天風呂付の部屋でも平日12,000円程度(4人なら10,000円)で宿泊できる手軽さが受けて、「じゃらん」の口コミでも高い評価を得ている。
またB&B方式の宿泊も可能である。
言うまでもないが、料金は年度・季節・曜日・人数などによって変動するので、予約に際しては宿のHPを必ず参照ください。
風呂は内湯と露天風呂があり、源泉はカルシウム・マグネシウム ー硫酸塩・塩化物泉とアルカリ性単純温泉の2種類を用いている(循環)。
源泉名が大涌谷温泉と大平台温泉とあったが、ここでは宿の所在地に従って仙石原温泉とした。
ここは一の湯の旅館に泊った場合、他のグループ旅館に無料で入れる。
今回はこのシステムを利用しての入浴だったが、1050円で立ち寄り入浴が可能だ。
しかし、この料金での入浴はかなり割高と感じることは間違いない。
江戸時代には湯本・塔之沢・宮ノ下・堂ケ島・底倉・木賀・芦之湯の温泉が、いわゆる「箱根七湯」と呼ばれていた。
その後、明治になって小涌谷・強羅・仙石原・姥子・湯ノ花沢を入れて12湯、さらに大平台・宮城野・芦ノ湖・大涌谷などが加わって、現在の箱根温泉郷は20湯になっている。
仙石原は標高700m前後の高原で、湿原など自然が保存されている所も多く、箱根の秋の風景である台ガ岳のススキの群生もその一つだ。
一方、大正から昭和にかけて避暑地として開発された歴史があり、今も敷地が広い別荘が多く建ち並んでいる。
また、ポーラ美術館・リーカーヴ美術館や箱根ガラスの森・星の王子様ミュージアムなど、美術館やテーマ館が多いのも魅力だ。
箱根温泉郷を代表する名門旅館・塔ノ沢温泉一の湯が大変身して、箱根に8か所、いずれも1万円以下で泊まれる宿を展開している。
今回、その内の1か所「仙石高原 大箱根一の湯(追って掲載)」に泊まり、2か所「はたご一の湯」「仙石原品の木一の湯」に無料で立ち寄り入浴した。
洗い場の石板が変色。昔のものを再利用したのだろう。
仙石原 品の木一の湯
仙石原の代表的な風景のすすき群生地。
芦ノ湖(雲の下に富士山)