所在地 : 福島市桜本 
温泉名 : 信夫(しのぶ)温泉

施設名 : のんびり館 (入浴日:2009.5.11)

信夫温泉 のんびり館 (福島県)
住 所 福島県福島市桜本字木通沢(あけびざわ)4番地
電 話 024-591-1212  
交通機関 東北自動車道福島西ICから国道115号線、県道70号線などで約15km
JR福島駅西口バス乗り場B番より福島交通「高湯温泉方面行きバス(上姥堂経由)」に乗車し「信夫温泉」にて下車。(所要時間 約30分・片道料金 800円)
施 設(日帰り) 食事処、休憩所、駐車場(30台)
10:00〜16:00の間は大広間での湯上がり休憩が出来る。
宿 泊 11室 日曜〜金曜 12,000円 土祝前日 14,000円(2010年2月現在 最新情報は下記宿のHP参照又は電話で確認ください)
泉 質 単純硫黄泉(源泉温度35℃)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
日帰り入浴時間 10:00〜17:00まで(入館フロント受付は16:00締め切り 滞在は最長3時間まで)
定休日 無休
入浴料金 大人700円
入浴施設 内湯:男女各2、露天風呂:男女各1
浴室備品 (内湯)シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 磐梯山(裏磐梯)、桧原湖、五色沼、秋元湖、磐梯吾妻スカイライン(日本の道100選)、吾妻高原、浄土平、不動滝、会津若松、喜多方
お土産・食事 館内で食事可
近くの温泉 高湯温泉、土湯温泉郷、土湯峠温泉郷、飯坂温泉岳温泉、赤湯温泉、微温湯温泉、中ノ沢温泉
福島観光協会HP
高湯観光協会
信夫温泉HP
http://www.f-kankou.jp/
http://www.naf.co.jp/azumatakayu/welcome.stm
http://www.shinobu-onsen.com/
雑記帳 温泉めぐりの際、 信州のリンゴ・甲州のブドウ・桃の様に、果物直販所に立ち寄って自宅・土産・贈呈用に買い込むのが大きな楽しみだ。
ここ福島もフルーツ王国、フルーツラインと名付けられた道路もあるくらいだ。
桃・ブドウ・サクランボ・リンゴ・・・一度これらの出荷季節にもう一度訪れたい。
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)
高湯温泉は磐梯吾妻スカイラインの福島県側入口にあるが、古くは信夫高湯と呼ばれ、山形の蔵王温泉白布温泉と並んで奥州三高湯の一つとして知られてきた。

その「信夫」という名前がつく温泉ということは、高湯温泉の発祥の地なのだろうか、それとも少し離れているが福島市中心街北部の信夫山(標高275m)に由来する温泉名なのだろうか、そこら辺は定かではない。


いずれにしてもかなり詳しい温泉ガイドブックでも、ここを紹介していない無名の温泉だ。

しかし、アクセスは容易で、東北自動車道の福島西ICから、磐梯吾妻スカイラインに向って15km足らず、高湯温泉から3kmほど手前のほぼ道路沿いにあるので、案内板を見落とさなければ迷うことなく到達できる。

福島市は東京からおよそ260km、西側の奥羽山脈と東側の阿武隈高地に挟まれた福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域が市域である。
市西部にある扇状地は、かっては桑畑として利用されていたが、現在は果樹園に転用されている。


市域最大の観光スポットは、磐梯朝日国立公園内、土湯峠から平均標高1,350m、最高標高1,622mの吾妻連峰山麓を走り高湯温泉に至る29kmの磐梯吾妻スカイライン(日本の道100選)である。

途中、一切経山(1、949m)と吾妻小富士(1,707m)の間に開けた浄土平では、駐車場から15分ほどで吾妻小富士に気軽に登ることができ、ニッコウキスゲをはじめとする高山植物が咲き乱れる湿原を散策することもできる。

また、吾妻連峰の麓を走る14kmの道はフルーツラインの愛称がつけられ、季節になると桃・サクランボウ・梨・リンゴ・ブドウなどの果物狩りが出来る直販所が店を開く。

活火山の荒々しい風景画続く磐梯吾妻スカイライン
駐車場から峡谷を跨ぐ50mほどの吊り橋を渡って一軒宿に向う
駐車場から玄関に向うまでに、峡谷を跨ぐ長さ50mほどの吊り橋を渡るアプローチがいい。
橋から見下ろすと30mくらい下の谷底に、小さな滝を含めて激流が白波を立て流れ下っている。

当初、施設名から日帰り施設かと思っていたが、11室の部屋、料金が12,000円〜14,000円程度の温泉旅館だ。

日帰り入浴は10時〜17時で最高3時間まで、入浴料金は大人700円。

風呂はすべて男女別の露天風呂が1ヶ所、内湯が2ヶ所ある。
風呂と風呂は吹き抜けの渡り廊下を歩いて移動する。

どれも格別広いとか、豪華とか、情緒があるものではないが、内湯のタイル張りのシンプルさが逆に味わいを出している。
どの風呂からも透明で僅かに硫黄臭がする温泉が静かに流れ出ていた。
曲線と直線の違いがあるがタイル張りのシンプルな浴槽。硫黄泉だが、湯が新鮮なせいだろうか、白濁は心持ちだった。
露天風呂と内風呂を繋ぐ渡り廊下。
ガラスの水槽に岩魚、横に「塩焼き・刺身できます」の看板が。
等身大のコックのマネキンが置かれた食事処(11時〜15時営業)。2時過ぎの到着、昼食を済ませていたのが残念。
典型的な秘湯系の雰囲気の館内。
この日は高湯温泉に宿泊、東北自動車道福島西ICから高湯へ向う途中、3kmほど手前の道路沿いにある信夫温泉に立ち寄った。
天然石を敷き詰めた床と高低差が無い定員3人程度の小さめの露天風呂。温泉が惜しみなく流れ出ていた。