所在地 : 茅野市
茅野市は長野県中部に位置する諏訪盆地の中央にあり、東に日本100名山の一つ、八ヶ岳(最高峰2,899m)がその雄大な姿を見せている。
八ヶ岳連峰は富士山に次ぐ広大な裾野を持ち、茅野市はその半分を占めている。

茅野市内には八ヶ岳以外にも、ハイキング・トレッキングが楽しめる蓼科高原や蓼科温泉郷・奥蓼科温泉郷などの観光資源があり、近隣の白樺湖・霧ヶ峰高原・美ヶ原などと相俟って、信州の代表的高原リゾートとなっている。


近くには、八島ヶ原湿原・車山高原・美ヶ原などがビーナスラインで結ばれ、5月中旬から高原に咲く高山,植物を愛でながらのハイキングが楽しめる。。

また蓼科には、美術館(マリーローランサン美術館・藝術の森彫刻美術館)英国式庭園、洒落たレストランや有名な信州蕎麦などの店などがあり、充実した余暇を過ごすことができる。

蓼科温泉 石遊の湯 長野県)
温泉名 : 蓼科温泉
施設名 :石遊の湯(いしやすのゆ) (入浴日:2009)
蓼科高原の蕎麦処「みつ蔵」の二色そば(変わり蕎麦+蒸籠」(1200円)。平日だったのに順番待ちの盛況だった。蕎麦は人気だけのことがある絶品だった。
北八ヶ岳の北端にある蓼科山(2530m)は諏訪富士と言われる秀麗な山だ。その南麓から蓼科湖にかけて広がるのが蓼科高原で、原生林の深い自然に囲まれた避暑地や別荘地として開発されてきた。。

蓼科温泉郷は、その蓼科高原に湧く蓼科温泉、滝の湯、親湯といった温泉地の総称である。
滝の湯(蓼科グランドホテル滝の湯)と親湯(蓼科温泉ホテル親湯)は一軒宿で、蓼科温泉の小斉の湯とともに古い歴史を誇っている。

温泉を引いている宿泊施設は20軒程度だが、、洒落たリゾートホテル、大規模旅館から小旅館、ロッジ、ペンションまでバラエティに冨み、湯治場の雰囲気を残す奥蓼科温泉郷とは著しく異なっている。

外来入浴ができる旅館も多いが、共同浴場は蓼科高原の中央にあるプール平にある。
蓼科温泉では、これまでに「蓼科アートランドホテル」「小斉の湯(再宿泊の原稿準備中)」に宿泊している。
蓼科高原近くの交通標識
蓼科高原には共同浴場の他に、尖石温泉河原温泉など6ヶ所の市営温日帰り温泉施設がある。

石遊の湯へは、ナビに頼ったが散々迷った末の到着した。
アクセスがややこしく、どのルートを取ったか定かではなく、ここで道筋を語れないので下のグーグル地図を参照ください。

ここはもともと、諏訪鉄山という会社が鉄鉱石を採掘して日本鋼管に納入していたもので、そのときも温泉が湧出していた。
平成2年、今回は温泉目的に新たに掘削、平成4年に営業を開始した。

最盛期の鉱床が「石遊場」で、ここに因んで施設名となったようだ。

周囲の環境は申し分ない。
唐松林に囲まれ横を小川が流れてこれぞ信州の山里の雰囲気、そこにコテージ風の木造小屋が数棟建ち並ぶ。


大きな地図で見る
風呂は手造り感が漂う素朴な半露天と露天風呂のみで、内湯は無い。
手前の風呂は屋根がかかり半露天、その先に3人で満員になる小さな露天風呂がある。
手前はかなりぬるく、温泉がやや元気がなかった。

泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉、源泉温度が66度ほどあるので加温・加水無しで風呂に注いでいる。

風呂の横には板で仕切った簡単な洗い場がある。これは冬の寒さ対策だろうが、これでは蓼科の寒さからは逃れることはできないだろう.。

入浴時間は午前9時から午後8時まで(冬季は午前10時〜午後7時)、定休日は毎月第1第3水曜日、入浴料金は大人500円。
5年ぶりに蓼科温泉小斉の湯で宿泊した機会に、かねてから入浴しようと思っていた石遊(いしやす)の湯に立ち寄った。
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)
住 所 茅野市北山長尾根5490−5
電 話 0266−77−2386
交通機関 中央自動車道諏訪ICから国道292号線経由で約15km
JR中央本線茅野駅から諏訪麦草峠行きまたはメルヘン街道バスで30分、鉄山入口下車徒歩20分
施 設(日帰り) 休憩所(無料・飲食持ち込み可) 駐車場(40台)
宿 泊 不可
泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 9:00〜20:00時 
定休日 第1 第3水曜日
入浴料金 大人500円
入浴施設 男女別 露天風呂
浴室備品 ボデイソープ・シャンプー、ロッカー、ドライヤー
観光スポット ピラタス横岳ロープウェイ、マリーローランサン美術館、イングリッシュガーデン蓼科湖
ビーナスライン、白樺湖
車山高原
お土産・食事 蓼科高原に多数の飲食店有り
近くの温泉 奥蓼科温泉郷・蓼科中央高原温泉・上諏訪・下諏訪温泉・毒沢鉱泉
茅野市HP
観光連盟HP
http://www.city.chino.lg.jp/
http://www.tateshinakougen.gr.jp/
ログハウス風、男湯から少し離れた場所にある女湯
唐松林と小川に囲まれて
石遊の湯へ行く道
無料の休憩室(飲食持込可)
手造りの半露天風呂。温度は低めだった。この先の小さな露天風呂は先客がいたため撮影できず。