2012年4月24日現在
部屋 | 4.5 | 夕食 | 4.8 |
風呂 | 4.4 | 接客・サービス | 4.7 |
朝食 | 4.7 | 清潔度 | 4.8 |
蓼科温泉共同浴場。蓼科という洗練されたリゾート地のイメージとは正反対の雰囲気が嬉しい。
共同浴場の浴槽から温泉が贅沢に溢れ出ている。
2回目の宿泊・・マリー・ローランサン美術館が隣接するアートランドホテル蓼科は、コスパの良い宿だった。
蓼科温泉で最初に宿泊した小斉の湯は、手頃な料金で手作り感覚の露天風呂が魅力。
住 所 | 長野県茅野市北山4035-552 |
電 話 | 0266-67-2292 |
交通機関 | 中央自動車道諏訪ICから国道を経由、ビーナスラインを蓼科・白樺湖方面へ18km(約20分)、蓼科湖を通過して5分、街燈番号68番を右折。 JR中央線茅野駅から諏訪バス・ピラタスロープウェイ行きバスで40分、笹丸平バス停下車 |
宿 泊 | 12室室(露天風呂付き和室4 和室3 和のツイン5室) 料金は2人1室1人13,800円~(2012年4月25日現在) 季節・曜日・人数などによって変わるので、最新・詳細情報は下記HP参照ください。 |
泉 質 | ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(pH2.9 泉温62.2℃) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
立寄り入浴時間 | 不可 |
入浴施設 | 内湯男女交代制2 貸切露天風呂1 |
観光スポット | ピラタス横岳ロープウェイ、マリーローランサン美術館・彫刻公園、バラクライングリッシュガーデン、蓼科湖(観光スポットとしては劣る) ビーナスライン、白樺湖、車山高原、美ヶ原 |
お土産・食事 | 蓼科高原周辺に多数の店。 |
近くの温泉 | 奥蓼科温泉郷・蓼科中央高原温泉・上諏訪温泉・下諏訪温泉・白樺湖池の平温泉・毒沢鉱泉・唐沢鉱泉 |
茅野市HP 観光連盟HP 旅館組合HP 薫風HP |
http://www.city.chino.lg.jp/ http://www.tateshinakougen.gr.jp/ http://tatesina.com/ http://www.courthotels.co.jp/kaorukaze/ |
日没直後の「たてしな薫風」。大きな看板は無く小さな表札のみなので、一度目の前を通り過ぎてしまった。
立寄り入浴不可
標高1400m、蓼科湖から5分ほど、ビーナスライン沿いの別荘地にあり、和風空間プロデューサ・松葉啓さんが手掛けた部屋数12の和モダンな宿(元企業の保養所)。
季節感たっぷり、地元の旬の野菜と食材を使った創作料理が素晴らしく、朝食が和洋から選べるのも嬉しい。
●夕食・・・手の込んだ見た目も美しい品々。2時間が長く感じられなかった。
貸切露天風呂。原則、空いていれば入浴自由だが、シーズンによって予約制になるようだ。
先八寸・・・旬菜と地物色々(甘子と地きのこジュレ・諏訪湖川海老唐揚・牡蠣有馬山椒煮・長芋京味噌和え・法蓮草信田和え・山郷の白和え・セロリ金平・手鞠寿司・焼栗甘露煮・あんず蜜煮
焼八寸・・・山海川 吹き寄せ盛り(牛ヒレ・牡丹海老・落鮎・信州扇茸・茄子田楽)・・・料理と器と添え物が一体となって秋を演出。
夕食・朝食とも畳の細長い部屋をすだれで仕切った食事処で、和風の低い椅子とテーブルが置かれている(高いプランの場合は個室かもしれないが未確認)。
着席した時、テーブルには料理が何一つ置かれておらず、季節感たっぷりの料理が一品毎に供された。
HPには次の様な記述があったが、これを文句なく頷ける。
「御夕食は新鮮な高原野菜をふんだんに使い、
旬菜地物食材にこだわる蓼科創作和会席(コース料理)。
丁寧に一品ずつ出される料理を五感でご賞味ください。」
朝食が和食と洋食から選べるのも素晴らしく、もちろん機会が少ない洋食を選んだ。
とにかくこの宿泊料金でこの料理、口コミで料理の評価が高いのが納得できた。
たてしな薫風(かおるかぜ)は、標高1400m、白樺と唐松の林に囲まれた別荘地の中にある。
もともと企業の保養所だったものを、和風空間プロデューサと呼ばれ、多くの旅館を手掛けている松葉啓氏の設計により改修された。
部屋は12室、内訳は露天付客室(和室)×4、和室×2、和のツイン×6となっている(詳細は薫風HPに掲載)。
因みに宿泊料金(2012年4月25日)は、2人1室1人13,800円~となっているが、宿泊人数、時期、曜日等によって異なるので、最新・詳細情報は薫風のHPを参照されたく。
インターネット上で薫風が分かりにくい場所にあって、なかなか見つけられなかったという書き込みが目立ったが、ポイントは必ずビーナスライン(県道192号)に乗ること。
蓼科湖を通過して5分弱、街燈No68が現れたら右折(白樺湖方面からだと左折)して100nほど進む2階建てのたてしな薫風が現れる(目立つ看板がないので注意)。
八ヶ岳の北端にある蓼科山(2530m)の南麓から蓼科湖にかけて広がるのが蓼科高原で、原生林の深い自然に囲まれた避暑地や別荘地として開発されてきた。。
蓼科温泉はその蓼科高原に湧く温泉で、周辺の滝の湯、親湯と合わせて蓼科温泉郷と呼ぶこともある。
滝の湯(蓼科グランドホテル滝の湯)と親湯(蓼科温泉ホテル親湯)は一軒宿で、蓼科温泉の小斉の湯とともに古い歴史を誇っている。
温泉を引いている宿泊施設は20軒程度だが、、洒落たリゾートホテル、大規模旅館から小旅館、ロッジ、ペンションまでバラエティに富、湯治場の雰囲気を残す奥蓼科温泉郷とは著しく異なっている。
外来入浴ができる旅館も多いが、共同浴場は蓼科高原の中央に位置するプール平にある。
蓼科温泉では、これまでに「小斉の湯」「蓼科アートランドホテル」に宿泊している。
風呂は男女交代制の内風呂が2ヶ所と貸切の露天風呂が1ヶ所、他に露天風呂付き和室が4部屋あるが、すべて源泉掛け流しだ。
源泉は三室源泉で、蓼科山の三室平という場所から湧出している。
長野県で唯一の高温酸性泉(62.2℃ pH2.9)で、泉質はナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉、無色澄明で酸味・苦味・微硫化水素臭がする。
内風呂は、床や風呂の縁は茶色系の石が敷かれ、高級感があって清潔感が漂う。
風呂自体は小ぶりで4人程度だが、客室数を考慮すればこれで十分なのだろう。
日帰り入浴は受け付けていない。
風 呂
食 事
茅野市は長野県中部に位置する諏訪盆地の中央にあり、東に日本100名山の一つ、八ヶ岳(最高峰2,899m)がその雄大な姿を見せている。
八ヶ岳連峰は富士山に次ぐ広大な裾野を持ち、茅野市はその半分を占めている。
市域には八ヶ岳の西北山麓にハイキング・トレッキングが楽しめる標高900m~1800mの蓼科高原や湯量豊富な蓼科温泉郷・奥蓼科温泉郷などの温泉群がある。
さらに、ビーナスラインによって白樺湖・霧ヶ峰高原・車山高原・美ヶ原などと繋がり、軽井沢、志賀高原と並ぶ信州の代表的高原リゾート地となっている。
また蓼科には恵まれた自然の他に、美術館(マリーローランサン美術館・彫刻公園)・英国式庭園、洒落たレストランや有名な信州蕎麦などの店などもあり、充実したリゾートライフが楽しめ、また、別荘も数多く点在している。
じゃらん 口コミ 総合 4.8
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形は違うが、材質が同じで大きさも同程度、縁から静かに温泉が溢れ出ていた。湯の温度は適温、肌触りは、きゅきゅ感だった。
和風ポトフと自家製パン
いり卵・ベーコン・サラダ
鱒(?)のマリネ
これ以外に「お造り」「松茸土瓶蒸し」「御飯香物・赤出汁」
洋皿・・・合鴨の煮込み。無花果とホウズキのソース。
(食用ホウズキは丁度旬の時期で、翌朝立寄った蓼科の農産物直販所で見かけた。)
煮物・・・魚介と地野菜の炊き合わせ
菓子・・・豆腐白玉ぜんざい、丸十と小豆餡かけ(丸十は丸に十の字=島津家の家紋=さつま芋)
ビーナスラインで蓼科湖を通過して5分弱、街燈番号68を右折(蓼科湖方面からの場合)。右側の看板に薫風の表示がある。
8畳位の部屋いっぱいにツインベッド。これに3畳ほどの畳敷きの広縁+T(シャワー付き)
富士山に次ぐ広い山裾を持つ八ヶ岳(撮影は別の日)。
施設名 : たてしな薫風(かおるかぜ) (宿泊日:2011.11.19)
コーヒーが嬉しい。
ジュースとヨーグルト
●朝食・・・和食と洋食から選べる。(洋食を選択)
食用ホウズキ(350円)
食用ホウズキが置いてあった「たてしな自由農園」は、とにかく安かった。
薫風が吹き抜けるウッドデッキ(宿泊が11月だったので寒かったが)
実際に薪を使うユニークなj形の暖炉
吹き抜けの明るくてウッディなロビー