アルのプロフィール

現地校に通い、帰国したくなかった娘たちが第二の母国となったベルギーを偲んで、アルベールと名付けました。
すぐ後でメスと気がつきましたが、名前は変更せず初代のアルベールになりました。

初代アルベールは17歳で天寿を全う、お葬式に出したその日に、既に就職していた長女が、「犬がいないとママが呆ける」と言って、自分の貯金で買ってくれたのが現在の「2代目アルベール」です。
こちらもメスですが、かまわずアルベールと名付けられました。
2代目アルの誕生です。

雨の日の散歩は

家内の実家で

孫と私のベッドで


西日本編

東日本編

そのうちねぐらに入り、あとは居るか居ないか分からないくらい静かになり、何百キロでもワンの一言もなく(多分)ドライブを楽しんでいます。

因みに九州への11泊、3,700kmの旅でも一回も吠えることがありませんでした。

昔は、アルを近所の人に預かってもらうこともあったのですが、私たちを含めて高齢化、朝夕の散歩と庭の水やり両方をお願いすることが出来なくなりました。
だから今は家を留守にする時は必ず一緒、東京に帰った時は家内の実家で預かってもらってます。

2005年4月、アルを思い切って走らせるために、温泉のない佐賀県唐津の虹の松原の宿に宿泊。

もう11歳になりましたが、小さい時から車に乗せていたためか、車大好き犬になって、いくら長距離でも、いくら曲がりくねった道でも車酔いしません。

日常の外出の時は騒ぎませんが、旅行・帰京するときは、車に運び込む荷物の量が多いのですぐに気がつきます。
日頃物静かで孤独を好む彼女ですが、「私も乗せて、わたしを忘れないで」、と落ち着かなくなりそわそわし始めます。

いったん車に乗ったら、しばらく体を前方に乗り出したり、後方を見ています。

アルの正式な名前は○姫号ですが、○の部分は、血統書を紛失していることもあって思い出せません。
(こちらの名前はどうでもいいです)

フルネームは「アルベール」ですが、これは昔駐在していたベルギーの国王の名前です。
純日本犬なのに、それに何よりもメスなのに男の名前が付けられています。

今から25年ほど前、帰国してしばらくして、当時小学生だった娘2人が、地元のスーパーマーケットに捨てられていた雑種の子犬を拾ってきました。

いかにも牝犬らしい優しい横顔。2007年4月、熊本県ー阿蘇温泉旅館小笠原のドッグランにて。

アルと一緒に東北から九州まで、日本中、ほとんどの地域を走り、帰京時分を含めてその走行距離は7〜8万キロになるでしょう。

まだ北海道と沖縄だけはいっしょに旅行してませんが、こちらは実現不可能でしょう。

アルは車のラッゲージスペースがことのほかお気に入り、「ペットと泊まれる宿」の利用は1回だけ。

洋犬だと飼い主と離れると鳴き出すので、部屋に泊まらせるのが不可避ですが、アルに関してはこの心配がありません。

孤独を好むアルらしい後姿 at 鳥取砂丘(2005年10月ー300湯達成記念東山陰2泊3日の旅ー

後部座席に身を乗り出すアル。出発時と自宅帰着前にこの姿勢を取る。2009年10月、関空に出迎えたサイト仲間のプースケさんが撮影。

2006年元旦、お気に入りの後部ラッゲージスペースの指定席で。アルが一番好きな長女が東京から帰って来たのでご機嫌。