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2012.11.2

福島応援 土湯峠温泉郷&那須温泉郷の旅

赤湯温泉
好山荘

2011年8月29日~8月31日

福島市内で見つけたオートバックスで、バーストしたタイヤと全く同じものを装着。
料金が30,000円、赤湯温泉の入浴料金が30、500円になった。

料金(13,000円)に対して、食事が豪華でコストパーフォマンスの良さを感じた。高い口コミ評価が頷ける。

二日目

日本秘湯を守る会の水戸屋旅館は8年前と同じ佇まいだった。

2011年3月11日の大震災・大災害による風評被害によって、観光・農業等の分野で苦しむ福島県を心ばかりでも応援しようと思って、贔屓にする土湯峠温泉郷の宿で1泊。
翌日、フルーツラインに向かい、例年の半額にしても売れない地元特産の桃を、予め”福島の桃食べる?”と確認、”買ってきて、応援したい”と言ってくれた知人・親戚親戚分を含めて大量に買い込んで、一部は発送した。
2泊目は故郷である栃木県の那須温泉郷とし、立ち寄り湯は2日で1ヶ所のみ、観光・ショッピングをメインに福島・栃木両県を巡った。

那須湯本温泉 
鹿の湯

福島西ICから東北道に乗って南下、那須ICで下りて那須湯本温泉方面に向かう。

露天は端正で品格がある風呂だった。手前にもう一槽ある。

温泉好きにアンケートしたら、日本中の共同浴場で、ベスト3に入ると思われる鹿の湯は、平日なのに相変わらず混雑していた。今回も、手前の42℃の風呂限定で入浴。

福島市のシンボル・信夫山(275m)を背景にする県立美術館

●磐梯吾妻スカイライン

女性用露天風呂「羽衣の湯」(ろとさん提供)

この先が、豪雨で表土が流されたのだろうか、石がむき出し、天井に頭が着きそうな悪路を下る。

●那須ステンドグラス美術館

● フルーツライン

高湯温泉を通り過ぎるとフルーツラインと交差する。
フルーツラインと呼ばれる国道13号と国道115号を結ぶ県道上名倉飯坂伊達線には、観光果樹園や果物(サクランボ、モモ、ナシ、ブドウ、リンゴ)などの観光果樹園・直売所が並ぶ。
もう一つ、走るのが好きな山岳道路、志賀草津道路のスケールを小さくした道路だが、火山地帯を実感させる荒々しい景観を見せるのは磐梯吾妻スカイラインだ。(国道292号)

先ずは2回目の幕川温泉に向かう。最初来た時に緊張した隘路の坂道だが、今回は最近土砂崩れがあったような跡があった。

立ち寄り湯は最低限に絞って(北温泉をまた逃した)、観光やショッピングに時間を費やしたつもりだが、何せ、自分では、温泉は勿論、この方面についても100%お任せ、旅行中や後日に不満を言うだけなので、満足度は測定不能。
でも、温泉に付きあってくれてるだけで感謝です。

この旅行でヒントを得て、後日の孫たちとの旅行を、同じ那須高原の那須温泉 ホテルエピナール那須(追って掲載)に決めた。

● 那須ガーデンアウトレット

那須ステンドグラス美術館は、伊豆高原ステンドグラス美術館の姉妹館。ステンドグラスが輝く礼拝堂が2ヶ所ある。
敷地内のセント・ミッシェル教会と合わせて、結婚式をここで挙げるカップルが多いようで、この日も準備に追われていた。

那須高原を観光・ショッピングして、東京への帰途についた。

那須高原温泉
自在荘

2011.3.11の放射能風評被害により、山梨の桃と比べて半額近い売値だったが、買う人をほとんど見かけなかった。
私たちは、親戚の「買ってきて」の応援も得て、自家消費分を含めて大量に買い込んだ。

国道の中では日本一標高の高いところ(渋峠:2,172m)を通る道路でもある。
総距離112 km、この内、渋峠を挟んだ志賀・草津間の41.1kmは、志賀草津道路として有料だったが、現在は無料開放。

悲劇が・・・

これが赤湯。

パン香房ベル・フルール

一日目

野地温泉
野地温泉ホテル

混浴の檜の露天風呂、これに入りたくて。

磐梯吾妻スカイラインの土湯峠側入口。

福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る。全長28.7km。東北地方の山岳観光有料道路の草分けとして1959年に開通。磐梯朝日国立公園の一部であり、吾妻連峰の東側山腹に沿って走る本格的な山岳観光道路で、日本の道100選にも選ばれている。(ウイキペディア)。有料道路だが、現在、無料開放中(・2012年11月1日現在)11月中旬から4月上旬は閉鎖。

夕食は一気出しだったが、良い意味で田舎っぽくて好みだった。

赤湯のアプローチの悪路、鋭角の石に後輪が乗ってバースト。JAFが1時間ほどで駆けつけて来てくれた(自分でスペアタイヤ替えたこと無し)。
神様・仏様・JAF様。

スペアタイヤはあくまでも緊急用だから、明日、タイヤを買った方がいいと勧められて、翌日、福島市内のオートバックスで購入。

東京・品川を午前9時過ぎに出発、首都高速で川口料金所から東北自動車道に乗る。
ラーメンで知られる佐野SAと安達太良SAで小休止、福島西ICか
R115に乗って土湯温泉を通過し、火山で日本百名山の安達太良山(1728m)の北麓を巻くようにして土湯峠方面に向かった。

干ぴょうは栃木の特産品。関西では食べられない干ぴょう巻きの夜食に感涙。

スイカとマンゴーの豪華デザート。

「本当は那須牛ですが、風評もあるので大分県の牛です」と悲しそうに仲居さん。

立体的な盛り付けの前菜。

女性が喜びそう。自分はこれでも酔っぱらう。

美術館内のレソトラン「ミュゼ・ドゥ・カナール」でパスタのランチ。

福島県立美術館

朝食定番の品が並ぶ。豪華な朝食よりこちらの方が嬉しい。

野地温泉ホテルが誇る風呂群

今まで入浴を逃していたすぐ近くの赤湯温泉へ

幕川温泉
水戸屋旅館

Rさんに教えて貰った那須ガーデンアウトレット。気に入ってその後2回、ここでショッピングや昼食を取った。
但し、買い物のほとんどの時間を孫6人への衣服で費やしてる

これで福島・栃木2泊3日の旅はお終い。一路、孫たちが待つ東京に向かった。

三日目

お馴染みのこの提灯。動かない古時計がわんさか。セピア色が良く似合う館内外の風景。

夜の「千寿の湯」

那須高原の林間にあるパン屋さんにも立ち寄った。パン香房ベル・フルールは、レストランのジョイアミーア那須本店が開いているベーカリーだ。
トラディショナルなパンは少なかったのが残念。

昼の「千寿の湯」

鬼面の湯

剣の湯(男性)

内湯から露天風呂に浸かったまま行ける「天狗の湯」

志賀草津道路
(国道292号)