温泉名 : 乗鞍高原温泉 
乗鞍高原温泉 こまくさホテル (長野県)
   

標高1500mの乗鞍高原温泉にあって、スキー場の目の前、オーストリア・チロル地方の建物を模した外観が一際目立つ「こまくさホテル」に立ち寄った。

オーストラリア・チロル地方の建物を模した目立つ外観で、しかもホテルの名がつくが、20室ある部屋はすべて和室(BT4 BT無16室)だ。

宿泊料金は季節によって若干異なるが、2人1室で1人9,000円〜16、000円の範囲で、スキー場が目の前にあるので、冬季の利用が多いだろう。


宿泊した人の口コミを見ると、家庭的な雰囲気で、料理の評判が良いようだ。

乗鞍高原温泉の旅館は日帰り入浴を受け付けている宿が多い。
こまくさホテルも立ち寄り湯を積極的に受け入れていて、ホームページのトップで、「日帰り入浴もOK」と宣伝している。

風呂は露天風呂は無く内湯のみ、入浴時間は午前10時〜午後3時まで、料金は大人600円。


北アルプス最南端の雄峰、乗鞍岳(3,026m)の東側山麓、標高1,500に広がる乗鞍高原。整備された道路の両側に立ち並ぶ白樺林が美しい

乗鞍高原温泉へは、国道158号線から分岐する2本のルートと奈川温泉方面からのルートがある。
松本方面からだと、前川渡から県道84号線(乗鞍岳線)で乗鞍高原に出るルート。よく整備された2車線の道路で、途中から乗鞍岳が見えてくる。
高山方面からだと、湯川渡から県道300号線(白骨温泉線)で白骨温泉を経由してスーパー林道を進む。このルートは道幅が狭く、現在、拡幅工事をしていて閉鎖中、平成24年11月に開通する予定だ。

乗鞍高原には旅館・ホテルペンション・民宿などが150軒以上あり、これに温泉が加わった高原リゾートを形成している。

温泉は7km先の乗鞍岳の山腹、湯川の河原から湧き出している単純硫黄泉を引湯している。湧出量は1,500リットル/分と豊富なので、多くの宿泊施設に配湯されている。

乗鞍高原から白骨温泉へ向かう乗鞍スーパー林道からの乗鞍岳(3026m)

1m50cmx4m位の檜の内湯。薄く白濁した単純硫黄泉はpH3.13で傷がピリピリする強酸性温泉、口に含むと猛烈な苦味がした。源泉温度が43.7℃、加温無しで掛け流しされている。下はフロントなどの館内風景。

住 所 長野県松本市安曇乗鞍高原4293
電 話 0263−93−2314
交通機関 ・(東京から)長野自動車道松本ICから国道158号線等で約40km
・(大阪から)東海北陸道飛騨清美ICから(高山経由)国道158号線等で約95km
・松電新島々駅から松電バス鈴蘭行きバスで55分、乗鞍観光センター前下車
施 設(日帰り) 食事処(食事付き入浴可)、駐車場30台)
宿 泊 和室20室 (BT付4室 BT無16室)
宿泊料金(2人1室の1人当たり 税・サ込 GW・お盆・正月別料金 2011年2月現在)
7月20日〜8月31日 10月1日〜10月31日:10,650円〜15,900円
5月1日〜7月19日 9月1日〜30日 9,600円〜15,900円
11月1日〜4月30日 9,075円〜14,850円
泉 質 単純硫黄泉 (泉温46.4℃ pH3.12)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 午前10時〜午後3時
定休日 不定休
入浴料金 大人600円、子供400円 食事付き入浴2,100円〜
入浴施設 内湯・男女各1 内湯:男女各1
浴室備品(日帰り) シャンプー、ボディソープ、ロッカー、ドライヤー、タオル100円
観光スポット 上高地、乗鞍高原、乗鞍岳、安曇野、奥飛騨、高山、松本
お土産・食事 館内で昼食可
近くの温泉 白骨温泉さわんど温泉、奈川温泉、奥飛騨温泉郷(平湯福地・新平湯・焼岳・栃尾新穂高)、坂巻温泉中の湯、上高地温泉
長野市HP
乗鞍高原関連HP

こまくさHHP
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/
http://nagano.cside.com/norikura/index.htm
http://www.komakusa-hotel.com/
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

施設名 : こまくさホテル (入浴日:2010.9.12)

乗鞍高原に行った際は、愛犬を遊ばせるために必ず立ち寄る「一の瀬園地」

目立つチロル風の外観だが、中身は和風温泉旅館。

所在地 : 松本市安曇乗鞍高原(あずみのりくらこうげん)
松本市の西方に位置する安曇は岐阜県に接し、槍ヶ岳・穂高岳・乗鞍岳などの山岳地帯から標高660m〜1、500mの乗鞍高原に及んでいる。
もともとは安曇村で、日本を代表する山岳観光地である上高地や乗鞍高原・白骨温泉等を村域に有していたが、2005年4月、松本市に吸収された。

この一帯は中部山岳国立公園に属する。
この国立公園は、新潟県、富山県、長野県及び岐阜県の4県にまたがり、日本を代表する山岳公園である。
北は立山・剣岳の立山連峰、白馬岳の後立山連峰から、南は槍・穂高連峰、乗鞍岳に至り、3000m級の名峰が連なる北アルプスと呼ばれる地域である。


同じ信州の志賀高原や蓼科高原より狭く、その上アクセスも悪く華やかなリゾート地では無いが、標高があり自然豊かで、白樺林の合間からは3000mを越える雄峰・乗鞍岳が間近に見える。
また、名湯・白骨温泉もすぐ近くにある。